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オッサン図鑑

普段あまり気にしていませんでしたが、世の中には意外と多すぎるものがあります。


「オッサン」です。
認めたくありませんが、間違いなく自分も含まれている。
そう、街はオッサンで溢れ返っているのです。


歩道を歩いていたり、交差点で信号待ちしていたり、自転車に乗っていたり、何やら車から荷物を降ろしていたり、兎に角オッサンで溢れています。


現在はテレワークが主流になり、平日は外出する機会がめっきり減ってしまいました。お昼の時間帯に弁当屋に出かけるくらいでしょうか。弁当屋まで単身赴任のマンションから僅か150メートル。こんなに短いの距離でも、街中はオッサンで溢れています。


そこで、オッサン測定をしてみることにしました。
区間はマンションから弁当屋の往復300メートル。
計測は金曜日の11時30分から50分までの20分間。


本業のマーケティングの血が騒ぐのか、合わせて簡単な分類(セグメンテーション)をして、しょうもない仮説も立ててみました。


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「41人」


たった300メートル、かつ僅か20分で遭遇したオッサン数です。
多過ぎる。気付いた自分も青ざめました。


-内訳-
✅ 歩行者:14名(自分を含め)
✅ 自転車:4名
✅ 自動車:12名
✅ 店内:6名
✅ 作業中:3名
✅ オフィス:2名


オッサンの定義は曖昧です。
僕の私見でカウントしていますが「見た目」「衛生度」を重要因子として検討し、少し若めで微妙な対象は省いています。だから、ここには確実なオッサンしか含まれません。


折角ですので、オッサンを分類してみました。


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間違いなく①が理想です。
お金持ちに見えて、しかも清潔感が漂っている。
まぁ、お金持ちに見えなくても清潔感がある②④であれば良いのかな。
一方で、いくらリッチに見えても清潔感がなければアカン。
だから僕的には⑥も論外ですが、あなたは如何でしょうか?


でも、絶対に避けたいのが⑨ですね。これはあきません。
ひとつ気がついた事があります。この分類で言うところの⑨ですが、この割合と街の印象って因果関係がある様な気がします。


⑨の割合が多いエリアは治安が悪かったり、人気の無い場所なのでは。
ギャンブル場や歓楽街など思い当たる場所が次から次へと出てきます。
ちょっとだけ、ギクって感じちゃいます。


あなたの住む街に⑨の傾向はありますか?
もし該当していれば、ミステリースポットになるかも知れませんね。


ところで、僕は何処に分類されるのだろうか。少なくとも⑨ではない。
⑧もやだなぁ。②くらいなのだろうか。
一先ずそうしておこう。


オッサンは辛い。
社会からも敬遠され、オアシスである筈の自宅でも敬遠されている。
「お父さんの衣服と一緒に洗濯しないでよ!」
数十年前、毎日妹が言い放っていたセリフ。


思い出して、今更ながら親父に同情します。
辛かったろうな、親父。


2015年の国連サミットで採択された「SDGs」。
2030年までの15年間で達成を目指す17の項目に、残念ながら「オッサン」の文字はない。しかし、10番目の「人や国の不平等をなくそう」であったり、16番目の「平和と公正を全ての人に」の枠組みに少なからず該当しているのではと思ったりもします。


スクリーンショット 2021-08-28 10.22.39


オッサン。
街を彩る風物詩。
今日もオッサンが活動している。


頑張れオッサン、そして僕。


最後まで読み進めて頂きありがとうございました。
残り少ない夏を満喫しましょう。🌱


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