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シングルファザー として生きる:10か条(その1)父子家庭のライフスタイル作りは「自分らしく生きていく自分を許す」事から始まる

こんにちは。今日は私の経験を基にし、今現在シングルファザー として生きる。
または、これからシングルファザー として生きる事実を迎える方々へ

私なりのアドバイスを10か条として、提案して行きたいと思います。

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◆父子家庭を生きる為に必要な心構え10カ条!

①父子家庭のライフスタイル作りは「自分らしく生きていく自分を許す」事から始まる

②自立とは上手に人の力を借りながら生きる事である。

③その「正しい」は「優しい」とイコールであるかを自らに問い続けよ

④相談とは「◯◯で困っている。一緒に考えて欲しい」と話すことから始まる。

⑤父親業を1人ですることが父子家庭なのではなく、親業を1人で行うのが「ひとり親」家庭である。頑張ろうとするのではなく、丁度良いペースを探すことから始めよ。
「良い父親」を目指すのではなく「笑ってる父親」を目指していこう

⑥地域活動に参加することは、子ども達と自分が見守られて生きていく環境整備である

⑦制度利用(生活保護、障害者手帳、貸付金事業の利用、児童相談所のショートステイ」を利用する事は「マイナスな選択ではない」ただの制度活用である。

⑧家事業のゴールは家庭内が家族にとって「ほっこり」とした安心・安全空間を作り上げる事である。

⑨家族の総合力で勝負!子ども達も家事業の戦力に育てよう!
それは「生きる力を、時間の使い方を、段取り力を」育てる教育となる。

⑩過去の父親の生き方はロールモデルにはならない。
自身に染み付いた男らしさを疑い、働き方を疑い自問自答せよ。
自分達が子ども達の新しいロールモデルとなれるよう示すことを意識せよ。

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以上が10か条となりますが、一つずつ噛み砕き、一つずつ理解を深めて頂けたらとおもいます。それではまず①から説明していきましょう。

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①父子家庭のライフスタイル作りは「自分らしく生きていく自分を許す」事から始まる

婚姻前、婚姻時、皆さんは、料理、掃除、洗濯、地域活動、終わらない名も無き家事を元妻と共同で行なっていましたでしょうか?

また、妊娠時、出産時、出産後、どのように元妻と、そして子ども達と関わりを持っていたでしょう。

中には全てにおいて関わりを持ってきた方もいらっしゃるかもしれません。
しかしながら、夫婦関係は終わってしまった。
今度は2人で48時間使って行なっていたあらゆる事を、1人で48時間分行うことが求められます。

ここで問いたいのは皆さんの心の声です。

・俺は男だから「難しい」に決まってる
・俺は男だから「仕事」しかしてこなかったから「困る」のは仕方ない。
・そもそも、1人で仕事と子育て、地域活動とか無理ゲーっしょ
・まぁ。俺には両親がいるから、仕事だけしてればいいし

さて、どんな声が聞こえてきましたか?

そして私からの返答です。

「どのような声が聞こえていても、子育てには一切関係ありません。家事も地域活動も(やらなければ出来るようになりません。仕事と一緒で経験を積む事以外に答え等あるわけがないのです。」

「また、両親に面倒を見てもらおうと「やらなくて良い」理由にはなりません。子ども達は貴方の良い後ろ姿も、悪い後ろ姿も見て成長し、貴方をロールモデルとして成人し生きていくことを忘れてはなりません」

ただ一つだけ「そうだよね」と言えることがあります。
それは「一人で子育てするなんて無理ゲーじゃね?」って事です。

それではどうしたら良いのか・・その件については次回に書かせていただきます。


今は「そうした無理ゲーの中で自分らしく生きる事を許す」について書かさせて頂きます。

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自分らしく生きる事を許すとは?

先程の心に問いかけさせて頂きました。どこかに「男だから」「仕事だから」というキーワードが浮かび上がってきた事と思います。

そして、皆さんも気付いているでしょうが、今までの自分の人生の選択や道程には、過去両親から学んだ事、両親をロールモデルとした正義が埋没し、皆さんの考える力を奪っている可能性が非常に高いのです。

今までは、それで良かったかもしれません。
しかし父子家庭となった以上、親をロールモデルにはできません。

時代も違えば、親と自身のスペックも違う。だからこそ自分で現状把握を行い、情報を収集し、自分で選択し実行していく勇気が必要となります。
更にいえば、苦しみながら、悩みながら、生きる姿を子どもに見せる必要があります。

「なぜなら、超少子高齢化という未来を生きる事が決まっている、子ども達に生きる力を身につけさせて送り出す使命が私達にはあるからです」

これから、多くの困った事、悩む事、どうしてよいかわからなくて、もしかしたら怒りたくないのに自身の感情を制御することが難しい場面が家庭内で発生するかもしれません。

同様に職場でも「子供の学校行事や体調不良での早退や欠勤」を理解してもらえないこともあるでしょう。そうなると同僚や上司からの理解を得られる職場じゃないとストレスが溜まってくる。

つまり無理ゲーであるが為「子育てを選択するか、仕事を選択するかの二択を選択せざるえない場面」が訪れる日が必ずやってくるということです。

そんな時、立ち止まって、深呼吸をして、自身の出来る事と出来ない事を整理してみて欲しいのです。ドラクエで言ったらステータスの確認です。

そうするとドラクエ流に言えば、自分にあった力量でしか進む事が出来ない事が明らかになるでしょう。それは経済面しかり、戦闘力しかりです。

しかし、地道にレベル上げを続けていくと敵を倒すスピードも上がり、効率的にレベル上げをする方法も見つかってきます。

もしかしたら道具屋・武器屋・防具屋で装備のレベルアップも図れるかもしれません。

言い換えれば百均の便利アイテムを使う、レンジで野菜を茹でる、食洗機を買う、ルンバを買う、朝飯は前夜に作る、そうする事でアイテムを使用する事で時間に余裕が生まれ、最適な家事業の段取りが見えてきます。

その余った時間を使って自分のパーティの一員であるレベル1の仲間(子ども)の状態や職業に合わせた育て方を見つけていく事が出来るはずなのです。

そして職場では、自分の状態を正確に伝えることが出来るようになります。
しかし「子育ては期間限定」数年後には労働時間を増やすことが可能です。

つまり職場に理解を求め、そして負担をかけた分は仕事で返す、または昼休憩時にカントリーマアムを配りながら「いつもフォローありがとうな」等のコミュニケーションを取ることにより、周囲はきっと貴方を応援してくれる立場となることと思います。

そして、そんなパパの後ろ姿を見ながら育った子ども達は「困った時・迷った時・行き詰まった時」の問題解決の仕方を学び取り、生きる力へと繋げていくことでしょう。

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以上が父子家庭を生きる10か条
①父子家庭のライフスタイル作りは「自分らしく生きていく自分を許す」事から始まるとなります。

偉そうな事を書いていますが、私も沢山のシングルファザー マザーの友人に叱られながら生きてきました。私の言葉というよりは多くのシングルペアレンツの仲間の声の集大成と言った方が良いかもしれません。

それは同様に、皆さん、ひとりひとりのオリジナルの10か条が生み出される可能性を示唆します。もし、見つけたらコメントにでもサクッと書き込み宜しくお願いしますね。

最後に「俺は親だ!文句あっか!この野郎!俺が育てずに誰が育てんだ!」の勢いで、これからも理解無き社会と共に戦っていきましょう!

それでは次回は「②自立とは上手に人の力を借りながら生きる事である。」を一応予定しています。

お楽しみに!

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