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【夏の旬食材】ゴーヤとトマトの中華炒め そして宮城の魚と山形&秋田の日本酒で晩酌を
昨夜の晩酌風景。
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宮城・石巻産の魚の自家製干物
宮城県産のゴーヤとトマトの中華風炒め
宮城・石巻のご近所さんのキュウリの酢の物
秋田のいぶりがっことクリームチーズ
前日の仕事帰りに立ち寄った「仙台杜の市場」では、宮城県産のゴーヤが1本130円というお買い得価格で山積みになっていた。鮮やかな緑色で長さ30センチ超、太さも直径6~7センチという立派なもの。我が家にとっては、今シーズンの初物である。
1本購入。
買ったその日は半分を使って豆腐と豚肉と一緒に定番のゴーヤチャンプルーにした。そして二日目の昨夜は少し味付けを変えて、残り半分のゴーヤを使って中華風の炒めものを作ってみた。
ゴーヤは縦半分に切り、中のワタと種をスプーンでこそげ落としてから4~5ミリの厚さに切る。
たまごは1個。小鉢に割り入れ、小さじ1杯ほどの料理酒を加えて溶きほぐし、ひとつまみの塩を加えて軽く下味をつけておく。
ゴーヤと一緒に杜の市場で買ってきたトマトは直径5センチほど。普通のトマトにしては小ぶりだがミニトマトと呼ぶには大きなものが、8個入って100円という驚きの安さだった。今回使ったのはそのうちの3個。洗って大きめのくし切りにし、ヘタの部分も切り落としておく。
豚こま肉も、杜の市場で購入した国産のもの。500グラム入りのパックの半分以上を前日に使っていたので残りを使い切ることにする。
まずは、熱したフライパンにサラダ油をやや多めに引いて、たまごから調理。溶き卵をフライパンに流し入れると、ジューっという音とともにたちまち固まり、フチのところが泡立ってくる。これを菜箸でさっくりと荒く混ぜほぐし、すぐに小鉢に戻す。
同じフライパンに今度は適量のサラダ油を引き、今度はゴーヤとトマトを強火で炒める。トマトに火が通って色がやや薄くなってきたら塩とコショウで味付けし、別の皿に移す。
豚肉は、最後にじっくりと。フライパンに少量の油を引いて豚こま肉を入れ、中火で炒める。ピンク色の部分が無くなるまで全体にしっかり火が通ったら、粉末の中華だし小さじ1を大さじ1杯強の料理酒で溶いたものを回し入れる。
先に火を通しておいたゴーヤとトマト、そして卵をフライパンに戻して全体をさっと混ぜ合わせ、最後に塩とコショウで味を調えれば、ゴーヤとトマトの中華風炒めの出来上がり。
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「これ美味い!トマト合う!炒めても甘い!」
夫が嬉しそうに言う。
ゴーヤにたまごと豚肉はゴーヤチャンプルーでお馴染みの組み合わせだが、そこにトマトが加わると、またひと味違った美味しさ。トマトの酸味と甘さがゴーヤの苦味によく合う。中華風の味付けもまた美味しい。
私が作るどんな料理も褒めてくれる我が夫だが、今回は特に気に入った様子。もりもりと食べる姿に、作った私まで嬉しくなった。
価格が手ごろな上に美味しい旬の食材は、ありがたい。あらためてそう思う。
メインの魚は、先日のnoteにも書いた石巻の「あいのや」さんで買ってきたもののうち、名前が分からなかった一匹。
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「魚、美味ぇ!」
こちらも夫、大絶賛。
二枚におろして塩水に漬けた後、冷蔵庫で一夜干しした白身魚。その味わいは淡泊ながらしっかりとした旨味があり、鯛のような美味しさ。
「美味しいね!これ、何だったんだろうね?」
「味は鯛っぽいけど、でも顔が違うんだよなぁ」
「写真で検索しても、似たようなのがなかなか出てこないんだよねぇ」
「だなぁ。でも、美味いなぁ。」
結局、種類は分からず。
けれど、今回の写真は保存しておいて、今度市場に行った際には是非とも同じ魚を探し出したいと思う。そのくらい美味しかった。
職場のトタン屋根に穴が開くのではと思うほど、激しい雨が降った昨日。
宮城でさえこの雨なのだから、山形や秋田の雨の激しさは想像を超えていただろう。
普段は地上波のテレビ番組をほとんど見ない生活を送っている我が家だけれど、昨夜は帰宅して早々にテレビをつけてニュースを確認した。
今回の大雨で大きな被害を受けている山形県の庄内地域は、私にとっても夫にとっても思い出の多い場所。
つい先日も、夫婦で訪れたばかりである。
歩いた場所、馴染みの景色のあまりの変わりように、二人とも言葉を失う。
「落ち着いたら、また行こう。んで、いっぱい買い物しよう。」
テレビを消した後、どちらからともなく口にしたのは、そんな言葉。
出会った人たちの無事を祈りながら、昨夜は山形と秋田のお酒を大切に味わった。
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最上の地酒 瀬見温泉
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刈穂 純米吟醸 Horizon Blue
どうか、これ以上被害が大きくなりませんように。
祈りながら、願いながら、
まずは、自分の仕事を、しっかりと。
頑張ろう。
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