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【14日目】Twitter

令和2年年5月3日。

当時、日本では、緊急事態宣言なるものが発令され、街中のお店、会社はほぼ閉鎖。学校も休校。人も街から消えていた。

その緊急事態宣言の期限というのは、5月6日。そうGWの最終日まで。
当時は、まだゴールデンウイークという4月末から5月頭までの期間、祝日に合わせてに全国的に休みを取るというのが一般的であった。

その当時、Twitterと呼ばれるコミュニケーションサービスが彼らの生活の中心になっていた。

なんとも説明しづらいサービスだが、限られた文字数の中で、自分が感じたことや伝えたい事を文字だけで投稿し、支援者を集めるサービスだ。

当時は匿名性の高いものだったので、ほとんどは有名人への誹謗中傷するための目的が多かったと記録されている。

それに共感した人間同士がフォローと呼ばれる、絆の証のようなものを作り、そのカウント数が多い人間が影響力のある人間とされていた。

当時の人々はその数に一喜一憂しながら、プライベートな時間を削ってでも人への非難や悪口を書くのに躍起になっていたという、少し変わった時代であった。

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