支え合わない骨 ~テンセグリティ模型~
*前回「毎日投稿」のために、5分でつぶやき投稿してしまった
テンセグリティ模型についての自己フォロー
え、なにこれ? 不思議!?
糸でつながった柱?なんだこれ。
「テンセグリティ構造」
互いに接続されておらず、
張力材とのバランスによって成立しているような構造システム
有名どころでは、こんな感じの実験動画があります。
さて、これをなんで紹介するかというと?
これ、実は人体のモデルです。
人間の骨って、骸骨の模型を見ると
骨で立ってる
みたいに見えますよね?
ちょうど、ターミネーターの素体みたいな感じ。
*最近のガンプラのムーバルフレーム構造、でわかる人はわかる。注1
あれ、ウソです。
骨だけでは人間は立てません。
正しくは、骨と骨は、くっついてさえいません。
骨をいくら並べても、ガンダムの骨格みたいにはならずに、たれぱんだになります。注2
では、どうやって人は立っているのか?
その答えが、テンセグリティ構造。
柱を軸に、張力のある繊維を張り巡らせることで、思いの外安定して構造体ができあがるのです。
え~、つまり。
「骨」を
「軟骨と関節包」で隙間を空けながらつないで、
「靱帯と筋肉」で反対方向から引っ張り合っています。
人体には200の骨があり、骨と骨をつなぐ200の関節が生まれます。
で、筋肉はその倍の400。
なんで?
拮抗筋で、表と裏から引っ張っているから。
だから、筋トレで表側だけ鍛えるのは良くないのです。
トレーニングすればするほどバランスを崩します。
たとえば、力こぶを大きくしたいからアームカールだけする、なんて、
肘を壊す元凶です。
「腹筋だけ頑張る」とかもやればやるほど腰を痛め、姿勢を悪くします。
そう、何事もバランスよくが大切なのです!
それから、筋肉では無く、骨と骨の隙間にもっと注目して欲しい。
関節組織(軟骨・関節包・腱・骨端)を大切にしてほしい。
そういう願いを少しでもわかりやすくするのが、これ、
テンセグリティ・モデルです。
作ってみよう!
材料
・同じ長さの棒6本
・輪ゴム6本
1・それぞれの棒の両端に、輪ゴムをかける。
2・1本の棒の両端に、それぞれ、別の棒の輪ゴムをかける。
3・繰り返す。(2の反対に追加+1)
4・繰り返して、完成。
自分の動画がうまく見えないようなので、YouTubeから。
*そもそも、この記事の意味、何なんだろう?
まとめ
バランスが大切! 無理はするな!
え~、いつも同じ結論ですが、
壊れるぎりぎりを見極めて追い込む競技者でない限り、
無理していいことは一つもありません。(競技者も無理しちゃダメです)
西洋医学は、パーツごとに「分ける」=「わかる」という概念ですので、
全体のバランスという視点が弱いです。
不調原因は、痛い場所ではなく、そこにひずみを生むどこか遠くにあることがあります。
この模型を作ると、全体のバランスが大事だと本当によくわかるので、
親子の自由研究などにおすすめです。
次回予告!
バランスを整えたら、ダイエットしなくても、美しくなれる!
(コララボとコラボ)
注1・「最近のガンプラのフレーム」
初代ガンダム(RX-78)には、ムーバルフレームは搭載されていなかったので、完全に後付け設定の魔改造をバンダイの公式がわがねつ造している。ムーバルフレームはRX-178(Mk2)以後の技術。
だが、かっこいいから誰もが許す。
注2・たれぱんだ
どうも最近の若者は「たれぱんだ」を知らないらしい。
当然、こげぱんも知らない。
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