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賢い人に教えてもらう日々。【ターンオーバー】一次資料読むの大変orz

*普段のnote活動をつづる長めのつぶやきです。

note活動を開始し、「本職の情報発信」に圧倒されています。
ドクター、理学療法士、管理栄養士、パーソナルトレーナーなど、本当に理論と実践とを積み重ねている方ばかりです。

で、思った事
「1次資料(直接検証資料・論文など)ちゃんと読む人はすげえな、
 2次3次の孫引きしてたら説得力弱いわ」

「やっぱ、餅は餅屋だ。
 うかつな知ったかぶりせず、専門家にちゃんと聞こう」

「でも、自分の体験は1次資料だよね」

「わからない事がわかった事をアウトプットするのも大事のはず」

というわけで、あちこちお邪魔しては、思いつくままに長めのコメントを残しております。すると、こちらの予想以上にきちんとしたお返事をいただいたりして恐縮しております。

お礼の宣伝を兼ねて、ちょっと紹介します。

note大学美活部の おかなさん 「ターンオーバー」

「ターンオーバー」=代謝により、体組織が入れ替わる事についての記事です。世間一般では、約半年で身体の細胞は入れ替わる、といわれています。
*だから、トレーニング、ダイエットは3ヶ月~半年スパンが目安です。

ダイエット用の食事についての論証をしたかったこと。
・うちの娘のアレルギーについて、note仲間の「まいさん(*)」との対話で遅延アレルギーの概念を知り、生理学として皮膚のことを知りたかったこと。

という事情があり、お邪魔しました。

「う~ん、難しいし、わからないからとりあえず聞いちゃえ!」

と非常に安易な気持ちで質問をしてしまいました。

黒山羊さん(シンイチロウ)の質問お手紙! 
皮膚とアレルギーと油の事教えて♩(甘え) 


シンイチロウ 2021/01/26 23:09
2つ質問させてください。
1・アトピーや砂糖の害を知りたくて、皮膚のターンオーバーと、遅効性アレルギーの関係を調べたいのですが、どういう文献や書籍をみたらいいかわかりますか?
2・また、トレーニングの関係で、良質の油と、良くない油を取ったときの反応を鋭敏に確認しやすい部位を知りたいです。
皮膚かな、とは思うのですが、年齢のせいか自分では今ひとつ反応が鈍くて。

すると、なんと言う事でしょう、わざわざ論文を調べて紹介していただけました。

白山羊さま(おかなさん)のお答えお手紙


おかな@コーチング管理栄養士 2021/01/27 09:51
シンイチロウさん、こんにちは!コメントありがとうございます✨
<1について>
皮膚のターンオーバーと遅発性アレルギーの関係を調べたいとのことですが、「アレルゲンをとったら皮膚のターンオーバーにどんな影響があるのか?」ということを調べたい感じでしょうか??
私は、よく「グーグルスカラー」という論文が紹介されているサイトを使います!
グーグルスカラーでキーワードを入れて検索したら、色々論文がでてくるので、知りたい内容が書いてそうなものをダウンロードして読むと良いかと思います!(日本語のものもたくさんあります、ダウンロードできないものもあります)
「遅発性アレルギー 皮膚 ターンオーバー」と調べたら、皮膚アレルギー疾患全般を書いたもの(下記)がでてきました。こちらに答えがあると良いのですが・・・!また見てみてください!https://www.jstage.jst.go.jp/article/arerugi/68/4-5/68_289/_pdf/-char/ja

おかな@コーチング管理栄養士 2021/01/27 10:08
<2について>
脂質は細胞膜の材料なので、皮膚に影響がでそうですよね!
油を取ったときの反応を鋭敏に確認しやすい部位というのは、私は聞いたことなかったのですが💦
調べて見ると、シンイチロウさんのおっしゃる通り、皮膚っぽいです!
https://core.ac.uk/download/pdf/58762577.pdf

https://ci.nii.ac.jp/naid/130005470022/

上記の研究(ラット)によると、リノール酸は皮膚に移行しやすいんだとか。

ただ、この研究も皮膚の細胞をとって調べてるので、人間が肌感覚でどこまで実感できるかは微妙ですね💦半年、1年と続けていけば、変化がわかるかもしれませんが💡
こんな回答で申し訳ないです!シンイチロウさんも、またわかれば教えてください~✨

500文字制限での分割、1000字級の返信をいただいてしまいました。
いや、これ、相手に1記事分の負担をかけてしまっているよね、とはんせいするやら、大感謝するやら。

最近、こんな風に教えてもらっているばかりです。
皆さん、本当にありがとうございます。

黒山羊さん(シンイチロウ)、論文を見る。

聞いたからには読まなければ!
とりあえず、一番下のリンクから見たわけですが・・・。

難しいっす。orz
授業中、窓の外を見てペン回しする学生の気分を思い出しました。
一応、頑張って読める範囲で読んでみました。

*素人が論文を読むときのコツ。
●実験手順が正しいか、実験のデータが正確にとれているかは諦める。
●分析は、論文書いた人にとりあえず丸投げ

 *数字の差異は一応着目するけど、有意差か誤差か判断つかんorz
つまり

●実験の目的 

●実験の考察
だけを理解できれば、内容は把握できる。正しいかどうかの検証は後回し。

やってみた。

黒山羊さん(シンイチロウ)、論文をまとめ?る。

●リノール酸摂取によるマウス皮膚,肝臓,血液の脂質代謝に及ぼす影響
■要点抜粋

・実験の目的
>本実験では,臨床の代替としてマウスを用い,成長過程において摂取するリノール酸油脂が皮膚,肝臓および血液の性状にどのように影響するのか,脂質代謝を中心に検証

・論文ないでの考察
>高リノール酸ベニバナ油の摂取の増加とともに皮膚中n-6系脂肪酸も有意に増加したが,そのほとんどがリノール酸に由来していることが分かった。n-6系脂肪酸は生体内でエイコサノイドに代謝されることが明らかになっており[9],エイコサノイドの過剰産生はアレルギー作用をもたらすことが報告されている[6][14]。しかし本研究では,エイコサノイドの前駆物質であるアラキドン酸の皮膚中割合は非常に低く,ベニバナ油の脂肪酸はリノール酸として皮膚に蓄積していた。
>結論として,日常食の一部の油脂をリノール酸高含有のベニバナ油に代替すると,脂質代謝関連の血中成分および皮膚の脂肪酸組成に顕著に影響を与えることが明らかとなった。

■翻訳
・マウスにリノール酸(紅花油)を摂取させた! どうなるかな?
→もっと悪いかと思ってたけど、アレルギー代謝物の反応は出てないみたい。
→→でも、アレルギー物質じゃ無いけど、リノール酸が皮膚にそのまま蓄積されてるよ。血液中にもまざってるね。
★もうちょっと研究しないと、リノール酸取り過ぎがいいかわるいかわかんないね、テヘ^^;
という感じでしょうか? 1次資料、難しいっす。

・・・これで合っているのでしょうか?

でも、これによりある程度の用語や、概念は理解できました。
さっそくググってみる。

黒山羊、とりあえず、自分でも調べてみる。

油検索

第一リンクを開く。

ここは、だいたいこんな感じ。

https://taberugo.net/1462 (たべるご さん)
「紅花油は大丈夫?」
・前はリノール酸って身体にいいって言われてたよ。
・でも、過剰摂取はダメみたい
・紅花油は2種類あるから気をつけてね、
 △「ハイリノール」タイプ
 〇「ハイオレイック」
 ハイオレックタイプの方がオレイン酸が多くて抗酸化作用が高いから身体にいいみたい、イイ油を選んでね。
 あと、製造過程でトランス脂肪酸になってる悪い油があるから気をつけなきゃダメよ!

だいたいこんな感じか?2次資料だと、まずまず読めるかな。

でも、この手のまとめ記事だと
「だから、我が社の〇〇油は高いけど身体にいいの! 
 お求めはこちら~~~」

につながる「ご用学者の広告」になるので信用できなくなるから、やっぱり一次資料を読むのは大切です。頑張って少しずつ論文読んでみます。

*ただ、こういう論文て、明確な結論でないんですよね。
「有意差があるように見える事も無くもないからもっと検証するね!」
というオチになりそうで心が折れます。orz

となると、一番確実なのは自分で体験する事、という地道でベタな展開です。今、胃の調整系サプリを実験中なので、油の実験は2週間以上は跡にする必要があります。
2週間後の自分人体実験に向けて、油の情報を収集します。

*今書いている食事記事
「食事改変 プラス1 & マイナス1」(仮)
には間に合わないですね^^


では、他の論文も頑張って読みます。


こういう、「思考メモ」の需要はあるのでしょうか?
なければ、次にやるときは単純に記事紹介の形に変えます。

コメントのやりとりを含む「思考メモ」を読みたい方は、
・スキ をポチ
・コメント
をお願いします。

まともに反応があれば、あと、2,3紹介する必要があるのでコメントや思考過程も紹介します。 m(_ _)m


*まいさんの「脱砂糖」について紹介。

精製砂糖の摂取による遅延性アトピー発生に気づき、ライフワークとしての食事制限? に取り組まれています。

「健康のための食事制限」という視点よりも、
「自分らしく生きるために」という哲学に基づいています。
お菓子・食べ物と向き合う事そのものが
「私はどう生きたいの?」ということを問いかける思想実現になっています。

ストイックに見えますが、
禁欲的という「×に×をつける生き方」ではなく、
「〇を目指す光に向かっての行動」としての「やりたい制限」を
目にする事が出来ます。

「これを知る者はこれを好む者に如かず。
 これを好む者はこれを楽しむ者に如かず。」
ということを強く感じます。
つい、外面的な義務感で動いてしまう人。
読むだけで内面からの衝動で行動する感覚が育つのでおすすめです。 


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