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夢を追いかけてる人がキラキラ見えた20歳の頃の私

こんにちは。
INFJ-T×HSS型HSPの私

ふと19,20歳の頃を思い出したので書いてみます。


羨ましい

19,20歳頃の私は、夢を持っている人たちが羨ましく、キラキラ眩しく見えました。

私の両親は、いわゆる毒親で
親元から離れたい一心で上京を決意。
東京に出してもらうため、親が納得するであろう心理系福祉学部を選びました。

なぜなら、生きる為には「いい子」でいなきゃいけないと思っていたから。

今思えば、そんなふうに思う必要はなく、自分らしく生きればよかったのかもしれない。

でも19歳の頃の私にはそんな選択しか出来なかったし、自分は幸せになってはいけないって思っていました。


私は誰の人生を生きていたんだろう


心理は好きだった。
自分の事が知りたかったから。


でも当時の私はとにかく洋服が好きでした。

矢沢あいの「天使なんかじゃない」
それから「nana」
とおってきた人、多いんじゃないかな?と思います。

大好きな服を着ていると、素の自分でいられたし、洋服好きな人と集まっていると、やっと自分の居場所ができたように思えて、嬉しくて。

あーやっと生きる場所見つけた!
って
そう思っていました。

東京はそんなキラキラした世界がたくさんあって

専門学校で夢を追いかけている人たちが、まぶしくて、うらましくて。

わたし、大学で何やってんだろう
と思いながら、自分の心は空虚感でいっぱいだった。

ある日、意を決して親に「服飾の専門学校に行きたい」
と話したけれど、ダブルスクールも大学を辞めることも許してはくれず、祖母に話すと泣かれてしまい、もう何も言えなくなった。

自分で何とかしてまで行こうとも思う勇気もなく、満たされない気持ちを抱えているだけ。

自分の気持ちより相手の気持ちを優先してしまう。
そして結局、動かない。動けない。

それでも服が好きで
大好きな古着屋さんでも働いた
卒業してからはアパレルの会社にも入った。


それでも満たされない気持ちは
心の奥にずっとあって
誰に何を言われたわけでもないんだけど
ただただ、好きなことを素直に真っ直ぐ選択してきた子たちが羨ましかったんだろうな
と、思います。

行動できない自分がいつも嫌だった。
自信がなくていつも何かに怯えてて
完璧主義でプライドも高くて
考えているだけで動けない。

どうでもいいことはすぐ動けるのに
心から好きなことが動けない

失うのが怖かったんだと思う。


満たされない気持ちをどこにぶつけていいか
わからない
心は光の見えない暗闇を生きているような
そんな学生時代。

自分の人生を生きてほしい

そんな学生時代だったから
自分の子どもには
「らしく」
伸び伸びと自信を持って、自分を大切に生きてほしいって思うんです。

ちゃんと守るし
どんな時も応援するから


「自分の人生を生きてほしい」


って思うんです。


だってこの人生
誰のためでもなく
自分の人生だから



#透明な世界を夢見て

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