アラブ諸国のナショナルドレスコード"トーブ"はシンプルでカッコいい

おはようございます!20年働いた会社を辞め、海外移住を目指してオンラインで仕事を始めたATSUSHIです。


今回は、トーブについて。

先日、オンライン日本語のレッスンをしている時の話です。

生徒さんがきれいなパリッとした白いシャツを着られていたので、仕事の終わりですか?と聞いたところ、ナショナルドレスコードのトーブです、ということでした。

え?ナショナルドレスコード?はじめて聞きました。

そしてとても興味深い話でしたので、個人的にいろいろ調べ直してnoteにしてみます。


トーブとは


トーブとは、アラブ諸国で着用される民族衣装の総称。

画像1

ーWikipediaより

こんな白いシャツのようなワンピースの服装ですね。見たことある!という感じでしょうか。

カタールではワイシャツのような襟元が多いようです。襟元には種類があり、立ち襟、今で言うスタンドカラー的なものや、襟なしのものもあります。


オンでもオフでも着るドレスコード トーブ


仕事に行く時も、外に出かける時も着用するトーブ。他の服を着る時ももちろんあるようですが、基本的にはトーブを着て生活することが多いようです。

毎日アイロンをあててパリッとした状態で着ます。白が汚れそうだなと勝手に想像していたのですが、人によっては染み抜きのようなものを持ち歩いているようで、すぐきれいにするんだそうです。

清潔感をとても大切にしているんですね。


画像2

ー進め中東探検隊 HPより


頭にもかぶるものはこちら。

被る白い布 ゴトラ(グトゥラ)

 ゴトラは冬は赤いものもあるそうです。

黒い輪っか イカール(アガル)

 こちらは着る年代によって特徴があるそう。


ドレスコードの中での自己表現は“カフス”と“ペン”


 興味深かったことのもう一つは、自己表現ができる場所が限られている、ということでした。

 自己表現できるポイントは、カフス、胸にさすペンなどだそうです。

 ここだけでしか自己表現をしない、できない、というのも私たちにとっては不思議な感覚ですね。

どんな種類があるかまでは調べきれていませんが、ここで周りの人との違いを作るようです。


 日本で考えると、学校や職場の制服が頭に浮かびます。限られた自由の中で、どう自分を表現するか、というのは国や文化が違えど変わらないなと思いました。


シンプリスト的には共感の多いドレスコード


 私自身が個人的に私服の制服化をしているので、とても共感の多いものでした。


 宗教的な理由(肌を出さない)もあるようですが、気候的な理由(暑さをしのぐ)などもあるようで、必然的にこういったドレスコードになっているのかもしれませんね。

 かなり詳しく書かれているnoteを見つけましたので、さらに興味持たれた方はこちらオススメです!


 日本は特別な宗教もなければ、気候も場所によって全く違うので、同じようなものはありませんが、いつか日本的な格好で生活してみようかな、という考えがふっと沸きました。


 ということで、今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございます!

ではまた!




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