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フランス・イタリア 一人旅

フランス・イタリア旅行

卒業旅行でヨーロッパへ行く方のために、豆知識?ノウハウ?みたいなものも含めて書くので、暇な方は読んでください。

今回の旅行は、もともとは去年に引き続き2人で行く計画でしたが、相方の体調不良により、一人で決行しました。最初は、まー行けるだろとか思ってたけど、2人で行けば良かったなと軽く悔やんでます。ただ、2人より多いのもきついなという感じでした。
まず、航空券を取ったのが出発日の前日。ホテルも一切取らずに開始し、去年より大分弾丸に近かった。一応出発日の前日と前々日にネットで行く場所をある程度リサーチしてたので、大体の計画は立ってた。ただ今回一番面倒だったのが、お金をはらいたくても払えないという状況が多かったことだ。これが一人じゃなければどうにかできたかもとも思うし、どうにもならなかったかもしれないところだ。おいおい書いていくのでそこも含めて楽しんでください。

一日目  〇〇から成田エクスプレスでT1へ。道中、観光地で要予約の場所を全て抑えられるよう一生懸命スマホをいじる。前回の福江島で探索済みなので、どうにか余裕。ローソンで最後の日本食を購入。エバー航空なる会社のに乗ったけど、台湾なだけあって日本語通じるタイプだし、車内綺麗だし、ディスプレイ付きで、ハイキューのゴミ捨て場の映画を見た。窓のブラインドが、物理的なのじゃなく、ボタンを押すと段々と窓が暗くなる光学技術みたいので謎にビビる。2時間くらい乗ったら着いてた。その後、6時間 桃園空港で待機だが、まだまだ調べることばかりでずっとスマホ。マックでナゲットとスプライトを購入。11時間くらいのフライトらしいが、着く寸前の2時間以外はガチ寝してました。フランス シャルル・ド・ゴール空港に着くと、出国が混んでる(ヨーロッパは出国・入国審査するとき日本みたいなマトモな国は早く済ませられるので別の出口が大体ある)ので、20分以上待ったら、JAPANと呼ばれ、別の出口へ案内される。フランスでの交通手段は、地下鉄、普通の電車(都市部と空港・郊外を地上で結ぶ)、バス。それを一週間乗り回せて5000円のNavigo weekly(フランス語だとNavigo シメーヌ?みたいな名称?) このパスは
スマホのアプリRATPをダウンロードができて、そこからクレカで5000円振り込むと、携帯がパリの移動手段全てを乗り放題になるSuicaに早変わり。乗り間違えても何も痛くない。改札機にSuicaと同じ感じでタッチするだけ!金土日に到着の人は買えるか怪しいらしいのでご確認を。地下鉄は本数多いから問題ないし。(地下鉄は反対側のホームに改札入った後変えられないので、乗り口に気をつけて。あとアナウンスも駅名表示も雑だから、Gマップ見て移動しましょう。)このパスに加えて、パリミュージアムパスを出口すぐの観光案内所みたいなところで買うと気が楽です。ミュージアムパスは大体の観光地を1回は無料で入れるものです。街中にトイレがないから、空いてそうな施設を見つけて1回分消費して借りるみたいなやり方もできちゃいます。(ベルサイユ、ルーブル、サントシャペルは、パス所持者用の無料予約をネットから必須。)。
こうして移動手段も入場料も払ったので、後は移動するのみ。フランスは月火が休みの施設多いので確認してください。まず初めに、ノートルダム大聖堂へ。空港から駅まで一本です。降りたらすぐありました。行った途端、アンケート用紙みたいのを子どもに渡され、調子に乗って名前と国籍を書くと、次の欄に何書くか分からなくて困ってしまいます。それで他の人の記入欄を見ると10ユーロと書かれていて ?!となっていると妊娠中のお母様がやってきて、このお腹の中の子を祝福する融資者の名簿だったそうで、お金をせがまれました。ここでやっと気付き、英語が分からないフリしてトンズラ。着いた途端これで恐怖。ノートルダムはでかかった。治安悪し。その次 トイレ行きたくなってパリ市立美術館へ。ヨーロッパの有名観光地は基本 空港と同じように 金属探知機のゲートと、荷物のチェック、ベルトコンベアで流すのも含めてやるのが定番。それさえやれば無料で入れて、比較的綺麗なトイレが使えます。その道中で初のエッフェル塔を見かける。低い建物が多いから目立つ。その後はベルサイユへ。何故か予約ができてなくて、必死にその場でネットから予約をして、予定より1時間半後の回になったが、その間に庭園(パス効果外で別途有料)を巡れて結果オーライ。(荷物は無料で預けられる場所がベルサイユ宮殿の予約した人が入れる入場口の外にあり、駅から敷地内に入った状態で右側の建物。閉まる時間が早いので確認してください。)庭園は、アリスのお城みたいな気分で、普通に迷うし広いし困る。
ただ自分だけしかいない場所とか、綺麗な池、噴水があって最高なのです。2kmの池の所はほんとに綺麗で凄かった。長いし広い。宮殿内も行くと、読めない言語で、フランスの王室?の歴史と絵画がズラっと並んでる。2階にある寝室や鏡の間?とか言ったかな?とても広くてキラキラしてる空間があるので行ってみてください。ベルサイユ終わって、クレテイユ駅という少し離れた場所に宿を取りました。(乗り放題だから時間かかってもいいなら安い宿へ行ける)。フランスの宿はこのクレテイユB&Bという宿しか入ってないが、かなり綺麗で、ベトナムとは大違いだった。そして他の宿の半分位の値段(エクスペディアで1泊7000円 朝食付き)でした。安いとドライヤーと冷蔵庫がない宿が意外と多い。シャンプー系は持参した。宿の前にスーパーに寄って夜飯(ロールパン?が6つ入ってるのと、メロンのカット、炭酸水2L)を購入。袋なしで行くと、出口にいる黒人に止められ、読み取り機で盗んでないか、バックの中まで見せる羽目になるので注意。実際 チェックさせられて怖くて辞めたくなる。仏伊のスーパーは大体出口に見張りが居る。フランスにはコンビニは無いと思うので、意外と不便。

翌日 朝食食べて行動開始。オルセー美術館はパス所有者は予約不可(だったはず)で、朝イチに行けとのご達示をネットかた拝見。開館直後に行くも10分くらいは並んだ。パリはオリンピックの後片付けが終わってなくて、謎の通行止めをしてる場所や、コンコルド広場は全封鎖で、行くのに苦労した。オルセー美術館は、印象派の方の作品が多く、日本人に馴染みのある有名絵画ばかりで超オススメ。ゴッホの自画像と寝室、モネの傘を差す少女が2つ、睡蓮が3つ、モネはそれ以外に風景画も沢山あった。ルノアールも多くて、木陰の下で踊ってる絵とか他にも沢山あるし、ゴーギャンも豊富だし、セザンヌとピサロ?も少しある。なんとなく美術に興味ある人が楽しめる有名作が多く、駅を改修した美術館そのものも面白い。バルビゾン派のミレーの晩鐘と落ち穂拾いと、蹴ってる女性の絵もある。かなり見応えあるので、まず有名作が沢山ある5階へ直行!デカイ絵も沢山あって見応え十分!2〜3時間が目安かと。次に凱旋門へ。フランスのバス(二両編成は割とまとも、鉄道は時間通りだが、運転が荒いし汚い。停留所とか駅まで意外と歩いてしんどかったが、凱旋門へ。パスを利用すると、待機列ほぼなしで凱旋門に登れるよ!地下道を通って、凱旋門の真下に出て受付します。あの高さを登らされて、景色見たら降りるの意外とキツかった。ただ景色は良かった、凱旋門に向かって道が集まってる様子や、エッフェル塔が建ってる姿とか。その次は予約してたサントシャペルに行く。(基本どこの施設も予約は二重確保くらいできるので、無料の予約なら、保険でいくつかやっておくと柔軟に対応出来るよ。)
サントシャペルは、絶対行くべきオススメ場所です。高さ十数メートルの教会の壁全面が1000枚以上?のステンドグラスに囲われているという物凄い場所。とても綺麗でした。次はその隣の牢屋の跡地みたいなところ コンシェルジュリー 少し工事中だったが、それでも楽しめるようタブレットで昔の様子と比較しながら、食堂や牢屋について知ることができた。日本語にも対応してるし、CGがなんか刺さった。
その次はルーブル。ピラミッド側じゃない方から宮殿みたいのを何個もくぐって来たら、その宮殿全部は美術館だったとは超驚き。ピラミッドは入場口なだけで、美術館はピラミッドの周りを囲ってる超大きい宮殿全てだったのです。なので、地下の展示場というものはほとんどないです。かなり広い。一応八割くらいは歩いたが、全部見切るのは腸疲れる。フランスの美術館で全ての作品を一つ一つ見るのは体力に限界があるから、目に止まったものだけ近くで見るというやり方もアリだと思う。それでも全て回るのに3時間くらいかかったかな。ルーブルはほんっっっとに広い。見飽きるほど展示があるし、歴史資料的な器とかまであって、博物館も兼ねてる気がする。ハンムラビ法典とかあったし。ニケの像はかなり迫力あったし、ポージングが神ってる。胸の張り方がカッコよすぎる。岸辺露伴で館長?が転げ落ちる場所まんまだった。モナ・リザは意外と小さい。というか遠くからしか見れなくて。目が悪い人は目が良くなる方法を使ってください。メガネよりコンタクトにしておけばって感じで少し後悔。ミロのヴィーナスは意外と周りのガードがなくて かなり近くで見れた。ほんとに腕なかった。ハンムラビ法典は絶妙な高さ。
帰ろうかと思ったけど、最後に間近でエッフェル塔へ。(事前調査によると登るのはパス効果外)。大きいのもあるけど、骨格の一つ一つ、エッフェル塔を構築する部材が細かく、その一つ一つが繊細で綺麗な感じで、間近で見るのもかなりあり。夕日は見れないが、夕焼けの空と雲が綺麗だったし、ライトアップするエッフェル塔は見ておくべき。少ししか見れなかったの残念なので、行く人は是非!帰りの電車で、過去一汚い音楽やってるヤンキーホームレスみたいな若者に絡まれた。窓から痰を吐くのに失敗して、俺の隣の席を汚して、めっちゃ嫌な目で見てたら、心配兼売名で絡まれた。インスタフォローさせられたけど、降りて解除して、どうにかセーフ。一日で回る量じゃないけど回りきった一日でした。

翌朝 7時には宿を出てフォンテーヌブロー城とバルビゾン村へ。パリは日没20:00、日の出7:00とかで暗すぎた。電車に乗ると、月が等速で追っかけてくる。反対側の窓からは朝日は真っ赤に見える。そうして、乗り換えの駅。ムランへ。(リヨン駅からなら超アクセスよく行ける場所だよ!)行きの電車では散々だったけど、バスも10分いないの遅延でちゃんと来るし、乗り放題パスで乗りやすいし、良かった。フォンテーヌブロー城(世界遺産)はトイレを借りるために朝8時頃行った。ミュージアムパスで入れるけど、時間ないとの判断で無料で借りれるトイレだけ借りて颯爽と出ていく。
バスに乗り、バルビゾン村へ到着。
さてここから、バルビゾン村へ来た理由について過去の話をしましょう。遡ること小6。小5の冬から始まる謎の暗い俺かっこいいムーブがあり、小6はどっぷり暗さMAXのヤバいやつに。自己肯定感だだ下がりのトンデモ厨二病時代。好きな色は?と聞かれたらまっさきに黒!と言い放つような痛々しい時代。そんな中、自分の卒業式で画集にある絵の模写を体育館に飾るとのことで、図工の時間に何を書くか探していた。ここでも痛い癖が出て、暗い感じのがいい的なノリで、ミレーのバルビゾン村の入口 冬 という作品に惹かれ描き始めたのでした。元々 銀閣寺みたいな古いの木造や 落ち着いた景色が好きだったのもあり、この絵を運命的な出会いか何かと勘違いして、模写するのでした。その絵の暗さや雰囲気、この絵を選んだ感性 そうした自分自身に繋がるルーツがこの絵に秘められてると思い、絵の舞台であるバルビゾン村へやってきたのでした。バルビゾン村とは、近代の油絵風景画家が沢山集まってたパリ郊外の森の近くにある農村です。かなり田舎。そしてのどかだった。静かだけど明るい空気があり、あんなに重い絵の書かれた場所とは思えない。けど、絵の中と同じような木が沢山あった。朝9時前に入口へ着き、まだ動き始めてない村を散策。晩鐘の舞台となった農地を見に行く。ほんとに平らで、向こうの山が見えるほど果てしなかった。
バルビゾンの大通りは大通りというほど栄えてなく、一方通行だし、簡素だった。アートの村という雰囲気の建物ばかりで、歩いてるだけで映える場所だった。ミレーのアトリエは丸々民家のようで、客は俺一人。美術館の館長みたいな白髭のおじいさんに案内されて、見ていた。ゴッホがミレーの絵を模写してた資料を見て面白さが湧く。鉛筆とかでのデッサンとかデザイン案みたいなのとか、ラフな絵が沢山あって面白かった。現金のみ。次はバルビゾン美術館。ガンヌという方が経営してた宿屋が風景画家の溜まり場になり...という場所。宿屋の壁に、落書きが沢山あって ほんとにいたんだというのと、落書きがオシャレすぎる!という感じだった。小さいけど、なかなか面白い。説明映像がかなり長いのがあったが、フランス語英語日本語の字幕で、バルビゾンの新日ってそんなあるの?となった。観光客はほとんどいなかったが、遠足に来た小6みたいな団体がいて賑やかでよかった。帰りは早めにバスに乗り、Avonまで。リヨン駅まで。オルリー空港までの時間に少しあったが何もせず。したことといえば、フランス唯一のグルメ消費、街中のパン屋で一番安いのとチョコエクレアを購入。そしてバスティーユの石碑を見た。その後かなり時間に余裕がある中、easy jetでベネチア空港へ。easy jetは 20-30-40cm以内の荷物一つなら安く乗れるよ。オルリー空港までは電車で行きやすい。ただオルリー空港 保安検査場後の空間が狭すぎた。特に自分の乗りたいゲートの前が狭すぎてきつい。乗ってベネチア着いたのは21:00頃。夜中のベネチア空港からバスでメストレへ。チケットを買うよりも、スタッフにメストレ行きの 便を聞き、スタッフが持つコード支払い機でピっとする方が早いよ。(メストレ行バス停の位置はバスターミナルの中では、車道を前にした時に右よりだった。)バスの健が買えないし、乗り場も分からずあたふたした同い年的な白人男児2人と一緒に探して乗り切った。
遅くに行ったが、やはり夜のヨーロッパは怖い。宿も入り方が分かりにくいし、この日 水をほとんど飲まなかったので3ユーロでファンタオレンジをホテルで購入。民宿っぽさえぐい所で主人は割と優しかった。ただパスポートのコピーしてそのまま返されてなかったのはほんとにビビった。朝食は普通。オレンジ飲みまくった。翌朝はバスでベネチアへ向かう。車道が混みすぎているし、イタリアは基本バスは信用ならないから、電車にした方がいいと思います。遅延しまくってたけど、まー許容範囲でした。ギアッチョとカーチェイスする道路を実際に走れたので良し。着くと流れのままに水上バスへ。カナルグランテ?というベネチアをS字に分断する大きな川を移動出来る水上バスに乗る。水上バスは乗り場がGoogleマップとは異なるうえに運行頻度もよく分からず、急いでるときには乗らない方がベストと言えるので要注意。一日乗り放題券が、バスの停留所降りてすぐの駅の券売機で買えるので、それは買っておくとやはり失敗したときにも便利なので、買っとくといいよ。水上バスでリアルト橋へ到着。橋も素晴らしいが橋の上の景色はまさにベネチアでした。バスから見れた狭い小路のような水路。そこで暮らす人や観光客の姿。頭の中ではずっと「ひとりぼっちじゃない」が流れてた。(ポケモンの水の都の守り神 ラティオスの舞台なので。あとジョジョの2部と5部も。)そのあとはサンマルコ広場へ。何度となく使うハブ的な場所。広い。塔も高い。寺院も大きい。宮殿は入らなかったが満足。
サンマルコ広場を見たあとは、その近くから出る水上バスでサンジョルジョ・マジョーレ島へ行きます。ジョジョ5部の舞台です。サンマルコ広場から既にあの景色が見えるし、聖地関係なく美しくて写真に沢山おさめた。船で行くのも作品と共通してていいし、ワクワクのまま到着。教会内はほんとに作品のまんまだった。自然光のみの明かりで、船着場からすぐだし、なんというか天井の作りやデザインとか、直線と円を巧みに使った雰囲気がまんまだし、少しばかり恐怖も。塔のエレベーターは中止で、トリーッッシュってシーンはできなかったのは残念。代わりに本島にあるタワーに乗ってきた。かなり高くてベネチアの入り組んだ街並みとオレンジの屋根が映えた景色が広がってた。その後、サンマルコ寺院に行こうとするもザックはダメで20-30-40cm以内じゃないと許可されず(ドゥトーレ宮殿も多分そう)完全無人ロッカーの紹介をされ預けなければならなかった。サンマルコ寺院は、背が高いこともあるが。とにかく古い、絵柄や装飾が剥がれかかってそうな勢いで、長い時間が経っているのが分かる場所だった。これを機に、その後も旅行中幾度となく大聖堂やら教会に足を運ぶが、高すぎるし大きすぎるし広すぎる。曼荼羅のような形になっててて中央が1番豪華でメインの祈りの場がある。次に十字でサブの祈りの場が外側に向かって配置されている。このサブの方も、かなり大きく日本にあったらとんでもない観光地なのに、何故こんな人少ないの?ってなる場所も沢山ある。サンマルコ寺院は、そういう意味で歴史を一番強く感じさせたうえに大きかった。その次はサンティ・ジョヴァンニ・エ・パオロ教会に行きます。街並み以外に何を見ればいいか困ってたので、岸辺露伴の懺悔室の舞台らしいここへ。なんとなく入ったがこれまたでかい。そして不気味なくらい暗い。懺悔室の位置は大分目立つ。装飾は派手では無いが建築としての迫力はあるし、面白かったなと。現金のみ。次は対岸にあるサンタマリアデッラサルーテ聖堂へ。行った場所は覚えているがほとんど聖堂の名前は覚えてません。ここへは水上バスで行こうとするも30分待っても来なかった。営業時間終了も怖かったので走った方が早いと思い、ベネチアの街をダッシュする観光客になりました。この一件で気付かされたが、運動不足だからなのか、やはり走るのが楽しいし気持ちいい。日常的には走らないけど、走らされる状況に嫌々する反面、走れる喜びがあるんだなーとおもった日でした。観光地を走るの普通に迷惑だし、不審なんだけど超楽しい。日本の観光でも意外とやってたから、これが癖なんだろうなーと。走る道中、聖堂へ着くまでもなかなかに良い小路を走って、ほんとにラティアスとかの世界観まんまでした。石の小橋も好きだけど、手すりが草の鉄製のやつ好き。道中アッカデミーア橋も通っちゃいます。聖堂は日陰にあった。縦に細長く、細長い。感想書くのだるくなってきてるのごめんなさい。その後は荷物受け取りの場所まで少し回りながらローマに行く流れに移る。聖堂を出て、サンマルコもサンジョルジョも見える先端から景色を見て、夕日に照らされる岸を歩いた。その途中 今回の旅2回目のグルメ、青リンゴのジェラートを食べた。めちゃめちゃに美味かった。そしてほんとにすぐ溶ける。これはジェラート渡されてスリに合うの納得出来るなという感じ。渡されるとあたふたするし、警戒心が緩まった危ないので、気をつけましょう。ただジェラートは食べよう。青リンゴ美味かった。走った後だから尚更。その後荷物を受け取り水上バスでサンタルチア駅に行こうとするも、全然違うバスをGoogleマップに案内される。しかし、夕日(というより西日)に照らされるベネチアの街、サンジョルジョ、逆光でシルエットで見える対岸、煌めく水面 色んな綺麗なもぼが見れたので結果よし。もともと水上バスをどれに乗るかもどのくらいかかるかも分からないから駅まで歩くつもりだったので歩いた。(英語が話せればこんなことにはならなかったのかも)ここも急いでる走った。ザックに入ってるキシリトールガムがシャカシャカ音を鳴らしている。笑われたときもあったけど、それすら気分がいい感じで、段々と暗くなる街中を暗くなる前に走り、駅近くの有名橋から沈む夕日を見た。駅前には昇りゆく朝日のように...なんだってー!のセリフで有名な場所でディスクもある場所があって、少し立ち止まる。その後は列車に乗る。一つトラブルと言えば、ベネチア発ローマ行きの特急の券が買えない事件とローマでの宿の予約ができない事件に直面し、親と4時間くらい活動したので、ちゃんと観光できたのは昼過ぎで少し残念。Omioというアプリでヨーロッパ内の列車乗車予約・特急券予約ができるが日本のカードは決済不可、着いたらすぐに現地のサンタルチア駅でトレニタリア特急の購入orOmioのアプリでGoogleペイなるもので決済するかの二択らしい。親に任せてGoogleペイでやって貰ったがかなり時間がかかった。さらにこの乗車予約の際、座席は4人ブロック席相乗りは気まずいし辛いから、2人席の窓側とか選ぶといいよ。(夜は車窓からの景色は車内が明るすぎて何も見えない)そしてスマホのPDFの乗車券にPayment Cashと記載されている。現金?!99ユーロなんてないよ!と思い即座に両替所へ。結局支払われたから、する必要は全くなかったんですが、イタリアの鉄道は嫌な思い出しかないですね。相席4人ブロック席窓側で3時間半くらいかけて、23:30にテルミニ駅着!と思いきやここで大失態。一つ前の駅で降りてしまったんですね。分かりやすく例えると、東海道新幹線で東京行こうとして、そろそろだろと思って降りたら品川だったという感じ。深夜0時のローマをザック持ち 18時間活動したあとに1時間歩くという鬼畜ど危険ミッションが与えられたのでした。トラップすぎて最悪。タクシーで行こうにもタクシーの当たりハズレがあるらしく、結局真っ暗な街頭の少ないローマの街を歩くことに。間違えた駅では、青年1ギャル2のトリオに話しかけられ、1ユーロ1ユーロと酔ってるのかからかわれ、眠いながらに不機嫌に。とにかく暗いし、どこから人が来るかも分からないし、眠くて視力がなくなっていくし、ほんとによく歩いたなという感じです。ローマの町は、駅周辺が一番治安が悪く、そして臭い。特に宿があったテルミニ駅は最悪だった。宿前が最悪。ただ宿は駅から三分好立地。一番良かったのでは無いか。ホテルのフロントと客室が100m離れてて、客室の入口はめちゃめちゃに重いし、なんか入ってからも長いし。部屋はそこそこ良い。が故障か何かで外側から鍵をかけられないというトンデモ物件で、翌朝気付いて直してもらったが、結局治らなくて怖かった。朝飯は焦げたベーコンとパンと、色がグロいゆで卵とオレンジジュース。そうしてローマの観光が始まるのでした。ローマ観光の試練 その1は、ローマパスが購入できない案件。事前に販売場所を調べるも、どこにあるのか探しても見つからず、行っても売ってないと言われ、駅のATACチケットオフィスに行っても、乗車券乗り放題しかないと言われ、仕方なくそれを買うも、何故か48時間券を2枚買わされ、損した。(1個余ってるから行く人誰かあげるね)一応これでメトロには乗り放題(使ってないから分からないがバスも多分乗れるのでは?) ローマパスでも乗り放題券効果あるらしい(未確認)ので、損しまくりです。ただこれでメトロは心置きなく使いまわせる!ということで予約していたコロッセオに。(この日はこの行きのメトロ以外 全て歩くことになるとは思いもしなかった。)ミュージアムパスをもうコロッセオ周辺で買おうと向かい、その周辺を走りまくり、観光施設の人に聞いて空いてる窓口を発見。場所はメトロの駅から出て、正面にコロッセオがあるとすると、左後方の道路にある施設。ミュージアムパス販売所とかいう表示のある赤レンガ?で積まれたでかい壁のある場所。そこでは買えた実例あるので困ったらそこで並ぶ覚悟で行きましょう。とにかくローマパスを買えないで1時間走って既に体力を消耗。損をしつつもどうにかコロッセオ入場。コロッセオはミュージアムパス所有している人が無料で予約できる枠があるので、それおすすめ。有料でもできるけど、予約時間の前後10分以内に行かないと効力切れるとの噂も。ローマパスは、該当する観光施設が初回無料、2回目以降は割引(半額くらい?)になる+大抵の施設で優先入場可の万能なパスです。コロッセオの無料入場予約枠を予約して、どうやって施設料を払うかと言うと、このローマパスの初回無料効力を使っていくわけです。そうすると入れます。パスポートも必須です。コロッセオとフォロ・ロマーノとパラティーノの丘がセットになってる券です。ただこの予約方法だとコロッセオの地下アリーナとかは行けない(行くべきかどうかはお任せする)。コロッセオにとうとう来ました。コロシアムなわけで、構造的にはドームとかスタジアムと類似しているので、普通に関内のハマスタみたいな場所に来たなという感想もある。ただ大きくて、古くて、迫力があった。適度に崩れて欠けてる姿すらかっこいい。一応作品としてはジョジョ2部の柱の男の住処、5部(ネタバレしません)の舞台です。ブチャラティが出てくる物陰や、ミスタが指毛を気にする場所とか、色々似てる場所があった。一つ意外だったのは、1階からステージに行く時、ほんとにすぐにステージになっているところ。縁の通路から出るとすぐに戦わされるのか!ってくらいその境界が狭いこと。もっとステージとの余白があるのかと思ってた。当時は戦うステージは木の板が張っているが、現在は一部を再現し、他はその板の下にあった地下通路を見せるようにしている。上手く猛獣を追いやって仕掛けでステージに登場させたりするみたいだ。(日本人ツアーの話を盗み聞きして得た知識)。とにかくいい天気で君の好きな雲ひとつない空でした。(グッドバイの歌詞)。マジで暑くて焼けた。2階に登ると模型やら石像の欠片などがあり、2階の通路を一周できる。広い。そして遮蔽物はないので暑い。実際に戦っていたときもこんな晴天だったのかと思うと、死に際としては嬉しいかもしれないが体力は尽きるよなと。この日はローマ日和というほど晴れていた。ローマって青空のイメージあるなと思ってたので、よしとしよう。その後はコロッセオの裏にあるスーパーで飲料水購入(安いしアクセスいい記憶)。フォロ・ロマーノへ。ローマパス所有者も長い列に並ばされるが、混んでいる訳では無い。なぜなら広いからだ。フォロ・ロマーノとは一体なんだったのか。よく分からない。ローマ時代の建築物が現存している超広い敷地であることは確か。丘から見る景色は良かったが、あれがパラティーノの丘だったのか謎は明かされぬまま。地図を見てちゃんと考えないとかなり歩かされるので、どの入口から入り、どの出口から出るか、見極めながら歩きましょう。丘に基づいて作られたから高い建物もあるが、純粋にこんな高くて大きい建築物を2000年以上前にどう作ったの?という感想。感激。周りになんかすごそうな神殿や宮殿も。解説を読む体力も知識も語学力もないので、知識収穫はない旅でしたが。圧倒されることばかり。ここもかなり暑かった。チョコラータが捕縛される塔も見える。寺院や聖堂があるような出口から出て、フォロ・ロマーノの正面にある立派な建物の裏や横を通る道を通って(ここの階段 すごい良かったな)、真実の口へ向かう。真実の口は、駅みたいで駅じゃない教会のようなよく分からない交差点に面した謎の建物の入口近くに無料で入れる。ただ写真を撮る列があるので、それに並ばないと正面からは見れない。ので真横から見たが、しなしなのつるつるで触られすぎだろという感じ。何より変な場所にあるんだなという感想が強い。次はカラカラ浴場へ。超大型の総合浴場施設の跡地。テルマエ・ロマエっぽい場所。何故かローマパス見せると、2回目以降の有料適用かと思ったのに、無料で入れてしまった。(当たり前だ、だってコロッセオで一度もローマパスをスキャンされていないのだから。)ここも敷地が広いというだけでなく、とにかく高い。1600人が入れるお風呂だと。講義室とか図書館が大きく脇にあって、その中央に浅すぎるプールと、浸かれる浴場と、それよる高い温度の.... そしてサウナ?的な場所など。建物の大きな仕切りと、モザイク柄の床くらいしか展示がないが、その大きさに圧倒されて面白い。でかい高い以外の感想がない申し訳ない。それにどれが一番高かったのか、柱が太かったのか。どれも圧倒されただけで、正確には把握してない。でもどれも大きかった。建物以外の絵画や彫刻までも。そしてその全てのデカさに慣れつつあり、観光できてるのか少し不安になる。当たり前のようにでかいのです。カラカラ浴場のあと時間が余ったので翌日行く予定にしていた広場巡りに。まずはパンテオン。どんな歴史があるかは知らないが大きい。中も教会っぽい。神殿かな?入場は予約必須。有料。私は入らなかった。外側はいかにもスリがありそうな人混み。次はナヴォーレ広場。噴水は工事中。広い。広場というのは端にいる人が小さく見えるくらいの規模感を言うのだと思った。広場という空間はやはり特殊で面白いし、人が集まると何かが起きることが多い歴史だったんだろうという感想。やはり不思議な場所だった。噴水のある日常も面白い。広場では大道芸で久しぶりに笑った。次はベネチア広場。白い大きな建物があった。大理石なのか分からないが、とても大きく綺麗だった。手前にあった噴水は工事中。でもその宮殿?か神殿?みたいな建物には無料で入れて、登ると綺麗な景色が見える。この日も西日で輝く街並みを見れた。ここも広かったな。その後はトレビの泉へ。ローマで一番人が密集していた。スリ要注意。ただローマは警察がそこら中にいて警戒しているので、噂よりは安全かも。トレビの泉は思ってたより大きく、自分にとっては来てよかったなと思う場所だった。泉はほんとに綺麗で、そして大きい。何より彫刻の臨場感や立体感が素晴らしく、今回の旅 トップ3に入る。ペガサスを仕切ってる方の臨場感が好きだった。ほんとに動きだしそうで、泉だけは湧き続けていて、白と水色の色合いがやはりすき。一応コイントスした。ユーロの小銭分からなすぎて、一番安いのにした気がする。結構長居したな。その後はスペイン広場。噴水から、丘を登るように階段を歩く。本物の馬車があって、馬が動かな過ぎてビビる。階段を上るとまたもや西日の街並み。よく見えた。その後はスーパーによって宿へ。20時前に宿に着く偉業を成し遂げる。帰る途中に見えた夕日に照らされ青空の上に重なる赤い雲が印象的だった。絵画でよく見る青空と赤い雲の朝焼けだの夕焼けはヨーロッパでは日常なのでは?という感想。一日で4万歩歩いたので脚も腰も全てが疲弊しきってやばかったです。
翌日は、バチカン市国観光へ。朝なら空いてるという噂を信じ、8時過ぎにバチカンのサン・ピエトロ大聖堂へ。8時によくくるなーと思いつつも、空いてて助かった。日曜なので色々やってた。バチカン市国自体は小さいのにそのほとんどが大聖堂であることで、大聖堂がほんとに素晴らしいほど圧倒的。広場の中央には十字が。円形の広場の縁には、神殿のような壁に彫刻が並び、中央には人が小さく見えるほどの背の高い聖堂がある。特に内部の天井がさらに高い部分は首は痛くなる。ここも教会内でメインとサブがあるが、サブでも十分すぎるほど。祈り場に入るのにクリスチャンか聞かれる場所もある。なんたって観光地じゃなく宗教施設の意味合いが強くて当たり前だからだ。特にメインの場所は、一度入ると1時間出て来れないそう。さすがにそこには行かず、歩きながら、聖歌を歌うミサの様子を見つつ、天井や壁の絵画、彫刻を見て回った。彫刻には、昇りゆく朝日のように のポージング元ネタの像もあった。彫刻ってほんとによく石でできるなという感動しつつ、見慣れてしまうヨーロッパの平均値の高さ。恐ろしい。その後はエレベーターに乗って、大聖堂の最高部から街を見下ろす。遠くに見える山々と太陽が照らし、霧のように少し霞んで見える景色が印象的だった。聖堂内の一番高く立派な天井を間近で見れたのも良かった。裏にあるお庭も見れました。次はバチカン美術館に行こうと思うも、日曜は休館日で入れず。残念。サンタンジェロ城に向かいます。ディアボロとホームレスのご対面シーン周辺です。橋は工事中で残念。写真を見るとシックで綺麗なのだろう。ただ城は立派だった。霊廟 要塞 刑務所 など色んな歴史を重ねていて、攻めにくそうな形をしてた。城内部の道とかワクワクが止まらない構造。見てて飽きない。中の道も地下道みたいな暗さで、でも急な坂をのぼり、天使像のある頂上部分へ。大聖堂がよく見えていい場所だった。ローマパス対象施設。この辺りから携帯が繋がらなくなる。理由を考えると、バチカン市「国」へ入ったからなようだ。焦ったが電源を入れ直すとWiFiが繋がり安心。この時点で12時くらい。テルミニ駅近くのサンタマリアマジョーレ教会に入りに行き、もう1個 メトロに乗ってサン・ジョバンニ・インラテラ教会へ。どちらもシンプルながらに存在感があるし、何より人が少ない。こんなすごい場所でこの人数?となる。この時点でその日2万歩歩く。体力がなくなってきたので、最後に適当にフラフラその周辺を歩く。マジョーレ門と歩兵博物館近くの教会が、人生最後の夏休み 最終目的地となりました。人が全然いない教会で、自然光だけで明かりが保たれていて、その光が祭壇の上の青い絵を綺麗に発色させていて、感動した。ここに来てよかったなと苦労が報われて気がする。楽しい旅というより、圧倒され疲れきって大変だった印象しかない。ただ語れることがあるというもの。そんな自分に何かしらの応答があるような場所だった。その後はホテルに預けたザックを受け取り、トレニタリアが販売している空港行き特急券(23or24番線発の14ユーロだったかな?)で空港へ。早く着きすぎて空港で4時間くらい暇をすることになるが、ローマを歩ける体力もなく、ベストではなかったでは無いでしょうか。出発時刻は一時間遅延。空港で暇になってからこのレポートを書き始めた。韓国まで12時間のフライト。ほぼ寝ました。ブルーロックのエピソード凪を見ました。それ以外はほとんど寝てた。仁川に着くともう16:00。体感は11:00だったので辛いけど、空港で14時間くらい耐久戦がスタート。飯も食わず、横になれて電源がある場所で終始ゴロゴロ。ひぐらしのなく頃にを見る。寝床を搭乗ゲート近くへ移し、さらに出発の1時間前まで寝てる。そして成田へ。

荷物や装備について。
朝が寒すぎるが、昼は暑いし、夜は暑さに対応した格好のまま過ごせる。けど飛行機ないとか寒いし、宿も設定温度が21度が普通だったり。列車も寒い所は寒い。なので上着は必要。
私はビビりにビビりまくって、内ポケットのあるベストをずーーーっっと着ていた。内ポケットの右に財布、左にパスポート。どちらも首に紐をかけて1週間過ごした。パスポートと財布は怖いから寝てる間も身につけてた。ベストの内ポケットはほんとに安心するからおすすめ。
ザックは20-30-40cmではなく25-35-45くらいのだったかな。非常食と、歯磨き用の水と、飲料水(スプライトかファンタオレンジ)、WiFiBOX、コンセント(SEは必須)、電源コード類(意外とタイプAのメスの電源スポットがそこら中にあるから、それで充電できるのあると良い。)、ネックピロー、服、タオル、医療薬品セットなどを持ってた。あとキシリトールガム。

スクリーンタイムについて。
一人旅は、一挙一動分からなければ調べるか聞くしかない。聞くより事前に調べるを優先した結果、12時間携帯を使ってた日もあった。常にマップを開いていたりするからだ。あとは移動中に安心して眠れるのは飛行機くらい。その他は寝ないように携帯をいじる。移動時間は、翌日のホテルや移動方法、乗車券の購入方法、観光地情報などを調べるだけで精一杯だった。ずっと調べていた。また安全面からイヤホンは、特急で3時間半のときと飛行機以外は使わなかった。怖いから。


一人旅でスケジュールつめつめも、一人ならではの良さではあるが、自分一人にかかる負担が大きすぎるのでオススメしない。ただおかげで想像以上に色んな場所へ行けた。ほんとに好きなようにするために大変な調べ作業だった。そして物価が高い旅行だった。何をするにも高すぎて億劫になる。けどケチることは無い。必要なときに素直にお金を使うべきだ。あとあと損しないし。お金があれば生きていけると思ったな。そして分からないことはちゃんと聞こう。楽しいという感想は当てはまらない旅立ったが、実りあるものであったのは確実だった。次はどこへ行こうか。

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