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「書けない」けれどライターになった話

ブログが思うように書けなくて、“書くこと”自体を学びたく「ものかきキャンプ」(ライティングスクール)に入学して、早1か月。

わたしは文章を書くこと自体、苦手ではありません。就職してから社内文書やビジネスメールで構成の指摘を受けたことはありませんし、副業でクライアントのブログ記事執筆経験もあり、それなりには書ける方だと自負しています。

ただ、今回のスクール課題は本当に筆が進まない。
「note 1記事(1500文字以上)」が苦しいのです。

プロフィールにライターと名乗っておきながら、こんな早々に「書けない」日が来るなんて……とは思っています。(挫折寸前)
スクール講義の録画を見直し「転んでもタダでは起きないのがライターである」という先生のお言葉を信じ、いっそ書けない原因を分析することにしました。

もし、あなたが「ダメだ……書けない!」と思った時、この記事はきっとお役に立てるはずです。

自分の土俵で勝負できていますか?

書けない原因は「知らないから」に尽きます。
ちょうど先日の講義にもありましたが、リサーチ不足の状態です。

ここで、わたしの経験談です。
わたしの大学入試は、1200文字の小論文を書くことでした。

出題された小論文のテーマは【海の環境を守るためにできること】

小論文を書いた経験で掴んだコツが「知っていることにこじつける」こと。
つまり「自分の土俵に持っていく」ことでした。

こじつけの技術

うまい文章を書くには、PREP法や起承転結を取り入れる、など多数の型があります。普段から文章を書いている皆さんなら、型によって誰でもそれなりに書けることはご存知の通りかと思います。

※PREP法のわかりやすい構成はコチラ↓

ただ、文章の型って「書きたいことがある」ときにスムーズに書ける手法なんですよね。

型を学んでも書けない現状を解決するには、どうすればいいのでしょうか?


ここで、わたしの高校時代の話に戻ります。
わたしの高校は街の環境美化活動、正確には「道のゴミ拾い」を月に1回行っていました。寒い日も暑い日も3年近くゴミ拾いを繰り返していると、思うことがあります。

「なぜ、毎回拾うゴミが出るのか?」
「なぜ、ポイ捨てする人がいるのか?」

学生らしい単純な疑問ですが、経験から得た疑問に勝るものはありません。一次体験は「自分の土俵」となるのです。

ゴミ拾いの経験に冒頭の小論文テーマ【海の環境を守るためにできること】を結びつけると、以下の説得力を持った“主張”になります。

先日、ニュースでウミガメがプラスチック製の袋を飲み込み、窒息しているニュースを見た。今回「海の環境を守るためにできること」のテーマで、自らが取り組んでいることを論じたい。
わたしの高校では、街の美化活動の一環で、路上のゴミ拾いを月に1回行っている。毎回1時間のゴミ拾いで、90Lのゴミ袋がいっぱいになるぐらいのゴミが集まる。集まったゴミの多くは、プラスチック製の袋が半数を占める。ポイ捨てが原因なのだとすれば、これを止める取り組みとして考えられるのが、街のゴミ箱を増やすことである。
しかしながら、街に設置されたゴミ箱は管理の問題やテロ対策として、日本全体で減少傾向にあると聞く。(中略)
ウミガメの誤飲のニュースを少しでも減らすため、できることから取り組んでいきたい。

※このnoteのために作成したオリジナル文(尾括型・起承転結型)

このように「知っていることにこじつける」こと、「自分の土俵に持っていく」ためには、経験(またはリサーチやインタビュー)が必要なのだと思うのです。

まとめ

以上のことから、書けない原因は、自分の技術不足だけでなく、経験(またはリサーチやインタビュー)不足もあるのです。

今回「ダメだ……書けない!」と思ったことを過去の自分の経験に結びつけ、note 1記事を書きました。

“書くことは嫌いではない”
からライターになったと思っていましたが、どうやらわたしは
「書けない」苦しみを自分なりの方法で乗り越えることが楽しい”
からライターになったんだと気づきがありました。

転んでもタダでは起きない

ものかきキャンプ まよまよ先生

先生の言葉を心に刻み、一歩ずつ進んでいきたいと思います。

もし皆さんも書けない日があったら、自分の土俵で書けているか?を意識してみてください。おすすめします!

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