私はこの想いを伝えたくて、今noteを書いている。~私が志望理由書作成法の有料記事を書いた理由~
更新日:2024/11/22
誠に恐れ入りますが、本日は長い「私語り」にお付き合いいただけると幸いです。
noteは私の想いを届ける場としてあり続ける。
私がnoteを書く目的とは?
noteを書いて、後、半月程で6か月目になります。その「6か月の振り返り」は6か月到来後に改めて別の記事にしますが、何とか繁忙期も乗り越えここまでnoteを書き続けられていることに、とりあえず満足しています。
私の目標は、「毎日更新」などの無理はせず「ただ続けること」。記事更新を途切れさせることなく「ただ続けること」でした。忙しくて書けないときがあってもいいけど、必ずnoteを書きに戻ってくる習慣を身につけておきたいと。これは、以前にアメブロなどを途中で放棄した経験から来ていますが、なんとか今も書き続けられています。だから、「これでよし」と私は思っています。
また、私の書く目的は、私の「自己紹介」にもある通り……
こうしたことがnoteを書く「初期衝動」であり、「最初の動機」でした。
ちなみに、「私の記事の中で「『自己紹介』の記事が好き」という方が結構いらっしゃることを最近知り、即座にその理由がわからなかった(またその理由を聞くことがなかった)のですが、この記事は下書きせずに一発書きで自分の想いをそのまま書きほとんど推敲もせずアップしたものであり、そうした「自然体」の文章であることが「意外にも好評な理由」なのかも、と考えています。
noteを書くことが「代わりの行い」であるがゆえ……
さて、この「自己紹介」の文をみてもわかるように、私にとってnoteを書くことは「代わりの行い」です。つまり、生徒に文章作成の指導をできないその「代わり」として、noteの記事を書いているのです。では、生徒に直接指導できる場や機会がもしあったとしたら……。そのときの私には、noteを書く「目的」も「意味」もありません。そのときは、私はnoteから静かに去りたいと考えていました。
こんな話をするのは、noteを書き始めるときから「そうした結末」をあらかじめ想定していたからです。
これは初めてnoteの記事の中でお話しすることなのですが、私には「本業」があります。この「本業」があること自体は以前より書いていますが、この本業そのものについて余り言及していませんでした。私の本業、それは教育関連施設(と言っても受験教育とは関係ない)の契約職員です。そして契約期間は当然決まっています。この契約期間は、後、約1年半で満了を迎えます。つまり、その仕事は約1年半後終了するのです。これは、契約時からわかっていたことであり、それ自体は「決めごと」なのでどうしようもありません。しかし、その後仕事を失ってしまうため、別の仕事や就職先を探す必要があります。そこで私はひそかに、「契約終了後の実際の教育現場への復帰」を画策していました。予備校でも塾でもなんでもいいし、都内でも地方でもどこでもいいのですが、目の前の生徒にしっかり指導をして、「その生徒の未来づくり」に直接貢献をしたいと考えていました。
「受験教育」に余りいいイメージをお持ちでない方も多々いらっしゃるでしょう。もちろん「受験教育による弊害」があることもわかっています。しかし、受験というのはその子どもの未来に関わる人生イベントとして重要な意味を持つものであり、またその受験勉強の経験を通して得られるものは(単なる知識や受験テクニック以外に)多いと、私は考えています。そうした「受験教育の現場」にもう一回戻り、その受験生に自分の持っているノウハウを惜しみなく駆使して指導したい、残りの人生は「子どもたちの未来づくり」に捧げたいと考え、そのための「準備」を今までいろいろとしていました。
今、小論文や作文の添削指導を副業でしていることも、本来はそのためです。現場に戻ったとき、自分の腕がなまっていてはいけないと考え、今の本業の仕事と並行してできる指導はないかと考えた末の選択でした(もちろん生活のためでもありますが)。そして、この副業もまた「代わりの行い」でした。ですから、今の本業の仕事が契約満了し再び「受験教育の現場」に戻ったそのときは、私は添削指導もやめ、そしてnoteもやめるつもりでいました。
半月前の急転直下の出来事
前述のようなことを考えている中、本業の職場で「ある出来事」がありました。私を含む全ての契約職員の契約内容が変わったのです。今まで「契約満了時以降の契約更新はない」となっていたことが「更新もあり得る」となったのです。
これに伴い、上司から満了後に更新するか、更新するなら上に直接話をするがどうかという打診を受けました。このときは「改めてお返事致します」と答えるにとどめました。日頃の仕事を評価していただいているのは大変ありがたいことですが、「満了後の人生プラン」を考えていただけに心中複雑なものがあったからです。しかし、同僚の正社員の複数の方からは「満了後も是非ここに残って欲しい」と声を掛けられました。これも大変ありがたいことではあるのですが、正直少し困りました。1年半後に終わると思っていたことが、その先も続く見込みが出てきたわけですから。
しかし、これだけ周りに頼りにしていただけるのは全く「職員冥利」につきます。まだ正式にお答えを返していませんが、私はひそかにこの職場に残る決意を固めました。こうした環境でこの先の人生を送るのも悪くはない、むしろ手離す理由がない、そう考えました。
そして、この自分の中での「人生プラン」の修正に伴って、noteは私の中でその意味を変え始めました。今後教育現場に復帰するプランがなくなった以上、noteは「教育現場で教える代わり」ではなく、「教育の情報を発信する主戦場」にその意味を変えていったのです。
「これからは『教育系noter』ということで、価値ある情報を発信し続けよう!そして、このプラットフォームでできる最大限の「指導」をやっていこう!」
そう心に決めて、私は自分のアカウント名に「教育系noter」という肩書を書き入れ、本格的に有料記事の作成に着手することにしました。
「教育系noter」の一人として何ができるか?~私が有料記事を書いた本当の理由~
そこで改めて、教育系noterとして「子どもたちの未来づくり」に貢献できることは何か、について考えました。
読んでいらっしゃる方々が私の記事にどのような感想をお持ちか、十分にはわかりませんが、私の無料記事は周到に「核心」を避けており、文章作成や受験指導の記事としてははっきり言って「不完全」です。そしてこの点について、私は「教育系noter」として大変忸怩たる思いを持っています。もちろん、受験生にそのとき伝えたいことを十分に書いていますし、その内容に噓や偽りはありません。なるべく多くの方の文章作成に役立つことを記事としてまとめているつもりです。しかし、そうした想いは十分ではありますが「完結した内容」の記事ではないのです。そのため、「受験生への指導」としては無料記事は「不完全」なものであることは否めません。
これには大きく二つの理由が考えられます。一つは今の添削の仕事には「守秘義務」があるので何でもあけすけに書けないということ。これは以前から、別の記事でもお話ししている通りです。ですから、どうしても「核心」は避けざるを得ません。別の言い方で言えば、「身バレ」を避けるためにもある程度は伏せざるを得ないという事情です。もう一つは、これは別の方も書かれていることですが、「無料の記事で手の内を全て披露するのは、自分の教えている生徒や子どもに申し訳ない」ということです。その生徒たちは、私の添削指導にお金を支払っています。ですから、その生徒たちに指導していることをそのままここで公開することはできかねるのです。しかし、「教育系noter」として改めて自分の無料記事を分析すると、こうした事情が情報発信のクオリティーを下げていることがよりはっきりとしました。
このように考えた結果、これらの不完全な点を補完するかたちで、有料記事として「オールインワンの完全な内容の記事」を書くことを決めました。以前から「有料記事も出してみようかな……」とぼんやりとは考えてはいましたが、「有料記事を出す意味」がここでより明確になりました。その文章の作成に関する「始めから終わり」までを完全に徹底して指導する記事を書こうと考えました。
ただ、当初の予定と違っていたのは、私はもう少し後でこれを書こうと思っており、当初は今年の9月に出すつもりはなかったことです。当初は「来年の受験生に向けて」書くつもりでした。しかし、勢いで「今年の受験に間に合わせよう」と言った手前、繁忙期と作成時期が重なりバタバタとリリースしてしまいました。しかし、「教育系noter」として発信することに迷いがなくなった分、作成は快調に進み、その点はよかったです。
こうして完成した有料記事が、下の「間に合わない君へ贈る『〆野式テンプレ志望理由書作成法』!」です。上記の理由からいつもは書けなかった内容を盛り込んで、「志望理由書の作成に必要なこと」を全て詰めています。もちろんお金をいただく以上、それ(価格)に相応した内容として仕上げています。少しでも、多くの受験生の受験対策の一助になれば幸いです。
まとめ ~私の中でのnoteの意味が変わった~
noteを書く目的や内容、熱意は今も変わりませんが、自分の人生プランの変更に伴い、noteの持つ意味が若干変わりました。それによって、情報発信者としてより質の高い記事をアップしていこうという決意を、今新たにしています。もう出会っている方も、そうでないこれから出会うであろう方も、これからもお付き合いいただけると幸いです。noteは私の中で、今後も私の想いを届ける場としてあり続けます。