【理系学生・研究者向け】数式を一瞬でTeXに変換するwebアプリが凄すぎて泣いた
どうも仕事効率化マニアのSimanecoです。理系のみなさん論文作成は捗っていますか?
私は締め切り1ヶ月前まで目次しか書いてなくて、現在激しく論文執筆しています。
でも数式とかあると手間がかかってめちゃくちゃめんどくさいんですよね。結局論文とほぼ全く同じ数式になるのに、TeXで文字を書くなんて時間がもったいないです。
世は働き方改革の時代です。そこで今回は爆速で数式を書く方法についてお話をしたいと思います。
例えばこんな身の毛もよだつような数式。TeXで打ち込むとかゾッとしますね。。
ちなみにTeXコードにするとこんな感じです。もう見たくないこわい。。
$$
\begin{aligned}
\mathcal{L}(\boldsymbol{\alpha}, \boldsymbol{\beta},
\mathbf{W}) & \approx \sum_{i=1}^{I} \sum_{j=1}^{J}\
left(\alpha_{i}-\beta_{j}\right)
x_{i j}+\sum_{i=1}^{I} \sum_{j=1}^{J} \sum_{k=1}^{I}
w_{i k} x_{i j} x_{k j} \\
&-\sum_{i=1}^{I} \sum_{j=1}^{J} \ln \left
[2 \cosh \left(\alpha_{i}-\beta_{j}+\sum_{k=1}^{I}
w_{i k} x_{k j}\right)\right] \\
&-\sum_{j=1}^{J} \frac{\left(\beta_{j}-\mu\right)^{2}}{2 \sigma^{2}} \\
& \equiv \mathcal{P} \mathcal{L}(\boldsymbol{\alpha}, \beta, \mathbf{W})
\end{aligned}
$$
でも実を言うと私はこの数式2秒程度でコードを作成しました。
絶対あり得ないと思いましたよね。でもこれ本当なんです。
そこで今回は数式の手書きから解放されたい皆さんのために、
あるテクニックを用い、スタート3日で20ページ分論文書いたSimanecoが解説したいと思います。
この方法を知れば10日で卒業論文書き上げることできますよ。。
さて、早速答えを言っちゃいますが、実はmathpix snipと言うOCRのアプリケーションを使ったんです。はい、こちらです。
以下がwebで使えるベータ版です。私はこちらを使っています。
アプリを使う前にどれほどの実力か知りたい人のために、Gifを貼っておきます。ちなみに右下の数式をスクショして、上にあるアプリでTeXに変換しています。
はやっ!! もうこれは革命的ですよね。しかもOCR自体もあり得ないはやさなんですが、TeXのレンダリングが異常に速い!
ほんと、どういう処理してるの?ローカルでさえ普通は相当な時間がかかるし、昨年なんてoverleafの非同期のレンダリングで十分感動していたのに。。
ちなみに英語であれば、文字認識もしてくれます。
元の文章がこちら(私の執筆中の文章です。読まないで。。)
そして変換後がこちら。1つ目がTeXコードで、2つ目がTeXから得られた文章です。え、もう元画像と完全に一緒じゃないですか。
加えてこのアプリはただのTeX変換アプリではなく、論文ごとにファイルを別に保存することができます。なので私の場合、参考論文は全てファイル別に保存して、論文を書きながら必要な箇所はその都度参照するようにしています。
これにoverleafにある諸機能が加われば、私は間違いなく乗り換えます。
ちなみに無料では制限があって、月額500円ほどで使い放題というプランになっています。
ちなみにココナラでこんなサービスもはじめました。
アプリでちまちまスクショ撮ることさえ無理、めんどくさい。俺の時間はもっと創造的なことに使うんだ。そのためならいくらでも金を積む。という方のためのサービスです。(また需要の無さそうなサービスを作ってしまった。。)
さて、ここまでいかがだったでしょうか。私のnoteではテクノロジーやキャリア、ライフハックに関するテーマで情報発信をしています。本記事がいいなと思った方はぜひライクを押してもらえると励みになります。
それでは良い研究ライフを。
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