見出し画像

Learn or Die 死ぬ気で学べ / #しまこPFN行くってよ 本日初出勤日

もう皆様すっかりお忘れでしょうが、昨年末、一人の #ただのサラリーマン が退職し、ちょっとしたネタになっていました。(ちなみに、この書き出しは2019年ヤプリ初日のnoteと同じです。そして、このnoteは引き続き個人視点の発信のメディアとして利用していきます。所属する企業・組織の見解ではありません。)

2021年に直接会えた友人、メディアチェックをされている方にとっては既報となりますが、本年より 株式会社 Preferred Networks (プリファードネットワークス / 以下 PFN )に転職いたします。本日初日出勤です。(在宅ですが。)
2016年パルコ→キリン、2019年キリン→ヤプリ同様、MarkeZine 蓼沼さんに取材をしていただきました。毎度ありがとうございます。

そして3年前の「アプリだね」同様、LINEスタンプも作りました。ぜひDLを。

DLは↑からどうぞ。
当然、会社公式ではありません。私的に作ったものです

そして、今回のヘッダー見だし画像写真は、あの! (2021年フリーランスになった) もろんのん撮っていただきました。

以上が、昨年より持ち越していた点の結論です。
以下は、今回の背景などを書き記しています。ご興味ある方だけ、ランチタイムの箸休めや移動車内でどうぞ。

ちなみに「PFNです」ってお伝えした僕の友人界隈の企業認知度は、以下のような、伸び代しかない展開となっています。

しまこの友人に聞きましたアンケート
2021年11〜12月実施 /  n=20くらい🤪
ヤプリ社員でも知らない人半分くらいいた。

斜め上

退職エントリでも書いていたのですが、今回の選択は周囲から見ても、自身にとっても「斜め上」だったと思います。(「今回の選択"も"」かも、しれませんが。)

パルコ時代から僕を知っている方なら、商業ディベロッパー・不動産管理の人、キリン時代から僕を知っている方なら、デジマ・SNSの人、ヤプリ時代から僕を知っている方なら、ウェビナーの人(笑)、といった印象をお持ちかと思います。

一見、共通項のなさそうな、過去3社に共通しているのは「縁の下、裏方の仕事人」ということ。(と、「カタカナ3文字の会社」ということ。)

パルコでは、出店いただいているテナント企業のため
キリンでは、お酒・飲料を取り扱っていただいているスーパー・コンビニ・居酒屋などのため
ヤプリでは、スマホ自社アプリを導入しようとする企業のため

いずれも「所属する自社」というよりも、ステイクホルダーとなるような企業関係者様とのリレーションづくり、コミュニケーション設計を企画・実行することを主眼としていました。どの企業でも、一見表向き「自社のマーケティング」が主題に見えますが、各アクションのゴールは、いまでいう「カスタマーサクセス」が根幹にあります。

・パルコの経営理念は「訪れる人々を楽しませ、テナントを成功に導く、先見的、独創的、かつホスピタリティあふれる商業空間の創造」。
・キリンでは「お客様主語のマーケティング」(僕の在職時)。
・ヤプリのバリューは「1.感動体験の提供 2.再構築し続ける 3.カスタマーサクセス 4.チームドリブン」。
と、いずれも経営理念レベル・マーケティングのコアメッセージで組み込まれた想いであり、僕はそれに共感し、実務に取り組んでいました。

昨今は便宜上「マーケター」なんて形容されますが、自身にその認識はあまりなく(実際、プロダクトやサービス設計の上流、4Pなどに関わった経験は僅かです)、いつの時代も「コミュニケーター」「繋ぎ人」なんて表現の方が、僕にはしっくりとくると思っています。

メーカーのマーケティング部の方や、外資企業を渡り歩いる方、代理店でのプランナー、D2C起業、事業会社の方、支援会社の方問わず「本当に市場創造してきた方々」とは、劣等感を感じるばかりで、雲泥の差があると自認しています。

ですから、「劣等生である僕ならでは」の存在意義・価値を見出すために、諸先輩の取り組み、異業界の話題のキャッチアップ、机上から学ぶこと、消費のリアルの現場を体感し、咀嚼し、それを自分ごととしてインプットし、自分の言葉で精力的にアウトプットできるようにしてきました。

今回、ほぼ未知の領域 = 過去かじっていた、広告業でもなく、デジタルマーケティング領域でもない場所を選んだのは、逃げのピボットではなく、僕なりの覚悟の表明だったりします。(場所は変わろうとも、僕自身のコア部分は、変わりません。)

「死ぬ気で学んで」いるか?

2021年8月初旬。PFN CMOの富永さんから連絡が来ました。

言わずとしれた、プロマーケターです。
富永さんは、ヤプリ時代の仕事でもゲスト出演いただいたりするので、日頃から「僕から」コンタクト取ることはあったのですが、今回は「富永さん」からお誘いの連絡がありました。

ある程度社外のネットワークが広がってくると、エージェントを経由しなくても、お世辞/お世辞抜きで「一緒に働きませんか?」というお誘いがくるようになります。こんな僕でも、市場価値の可能性を見出していただける環境がありました。(天狗話に聞こえるかもしれませんが、サラリーマンとしては、常に社外から求められる存在であることは、ある程度必要だと思っています。転職の意思が今現在なかったとしても、市場価値の健康診断はすべきだと思っています。)
ただ、ヤプリでの僕が、あまりにも楽しそうに仕事をしているあまり、周囲の誘う方も「いまは、ないだろうなぁ感」を感じ取っており(?)、「お世辞ではないお誘い」は数社となっていました。

しまこ脳内

そして、その富永さんのDMからまもなく、1冊の本が送られてきます。

このnoteのタイトルともなっている書籍です。このコピー・‪タグラインは、PFNのValuesの1つです。

・Motivation-Driven 熱意を元に
・Learn or Die 死ぬ気で学べ
・Proud, but Humble 誇りを持って、しかし謙虚に
・Boldly do what no one has done before 誰もしたことがないことを大胆に為せ

PFN Valuesより

ベンチャー界隈にいたので、PFNのことは「なんとなく」認知はしていたのですが、(この当時は「富永さんが在籍しているAIのユニコーンな会社」くらいのレベル)自分とは畑違いだろう、まして、天才技能集団のなかに、僕がいることのイメージがまったくできていませんでした。

しかし、この本を読み進めたり、PFNのことを自分なりに調べたり、PFNの富永さん以外の方とのコミュニケーションを重ねていく中で、僕の居場所があるかも…?と思い、正式な選考をいただく事になりました。

そして、何よりも書籍のタイトル「死ぬ気で学んでいるか?」と、今の自身に、投げかけられたことに対して、胸を張って「はい。」と言えるのか?と。この当時の自分は「はい」言えなかったのです。

学んでいます?

僕が社会人になってから、自身にとても負荷をかけていた時期があります。30代中盤、パルコの経営企画〜宣伝部時代に、グロービスの単科コースに通っていた時代です。日常業務での負荷に加えて、夜間のビジネススクールに通う、まぁまぁ、無茶をしていた時期がありました。(今思い返してもしんどかったw)
しかし、その当時、蛙だった僕は、まさに大海を知ることとなりました。

学びは、ビジネススクールだけではないし、グロービスの単科を数個受けただけで、ビジネスパーソンとしての戦闘力が何倍にもなるわけではないのですが、弱小で怠惰だった僕の思考やライフスタイルの自己の行動変容のきかっけとしては十分機能しました。積極的に社外の方々とのコミュニケーションを取る様になったり、それまでマーケティングの本なんて手に取ったことなかったのに(マジで)、書籍から学ぶようになったり。

デジタルが職務のメインとなるようになった頃(2013年頃)から、IT未経験のおじさんとして、業界で先行する若者や諸先輩と対等に会話するために、理解が追いつかなければ自分でやってみる、というトライも幾度となく繰り返してきました。まさに空中戦と地上戦からの学びに溢れていた時期でした。

そして、今。学んでいるか?と。

ここでの「学び」とは、アカデミックの「マーケティング」や「ブランディング」や「手段としてのマーケティング」などというものを指すのではなく、ライフスタイル・生き様・上昇志向性のことを意図しています。

しまこ脳内

たしかに、この3年は経験したことない、ヤプリでのB2Bマーケ・SaaSのビジネスモデルという領域については、日々学ぶことは多かったのですが、2巡目を迎えたコロナ禍で「さらなるジャンプ・ストレッチ・伸び・学び」をしているか?と自問自答すると、2020年初頭よりは、安寧な時期を過ごしてしまっている、という自覚が、どこかにありました。会社や組織が停滞している、という意味ではなく、僕個人の話です。(会社は、めっちゃ伸びました。)

会社の仕事で、業界の先駆者や著名人との対談企画などを経ることで、その事前準備や本番を行うことで、既存の自己の領域にない視点を学べ、自社の事業やパートナーへの転換・応用などは行えたのですが、ゆるやかな延長線上のものであり、階段の1段飛ばしのような「WOW」や「わくわく」を生み出すことまで実行できていない自分への不満もありました。(曖昧な表現ですいません。)(2021年6月の代官山POPUPハイブリットイベントは、めっちゃ大変で、ワクワクだらけだったけどw)
これは、会社の環境や組織が悪いのではなく、完全に自己の問題です。この歳になって、会社がキャリアの面倒をみてくれるなんてことはないので、自ら動き出すしかないだけで。

よく「役職や肩書きに、こだわりは無いのですか?」と聞かれるのですが、無いというと嘘になるかと思うのですが、本心で今の自分には、必要ないと思っているし、社外の方々で相手をしていただいている方も、僕の役職や肩書で仕事をしてくれているわけではないと感じているので、不要だと思っています。あ、別件ですが、平穏な日々が送れるだけの報酬は欲しいですw

しまこ脳内

いま、転職する?しない?

退職エントリでも書いていたのですが、組織において、そこそこロール・ジョブがハマっていたので(天狗ですいません)、転職するつもりはなかったのですが、PFNの様々な方とのコミュニケーション(=正式な選考過程)の結果、ご縁があったことにより、11月4日、転職を決意しました。

自分に負荷をかけるために、さらに伸びるために、学ぶために。ちなみにPFN以外の企業を受けませんでした。今回の選択で、唯一行ったのは、パルコからキリンに転職する際にお世話になり、その後、今では定期的にキャリアの壁打ちをしてもらってる当時のエージェント(今は、とある企業でHRの仕事をしている)に、相談をしたくらいです。その彼女からは、「いいじゃない!」とお墨付きもらえたので、自信をもって選択をしました。

不安も当然ある。いや、不安しかない。

ヤプリに移った時は、パルコ〜キリンからの「オムニチャネル」や「デジマ」の延長線上だったのですが、今回は、まったく世界が異なります。
深層学習(ディープラーニング)・機械学習・ニューラルネットワーク・・・。どれも前職時代には、一度も口にしたことのない言葉です(そんなことはないか)。

なぜ過去キャリアとは、全く異なる、門外漢なAI・ディープラーニングの界隈に行こうと思ったのか?に関しては別途noteを書こうと思います。

しまこ脳内

なので、さっそく、学びの日々です。

たまたまなんですが、岡野原さんの書いた書籍が1/8に出版されます。Kindleは既に2021年末にリリースされていたので、この年末年始は、この本に浸かっていました。自身にとって新語が多く登場するので、1章読み進めるのにも、苦労しています。(ってか、不安しかない。)

今後、何するの?

まだ入社していないので(=今日入社日なので)、(2021年末現在)PFNのマーケには、富永さんと、久野さんしかいないので、僕は3人目となる想定です。(2022年1月に同じくマーケに入社される同期がいなければ、です。ちなみにPFNマーケ2人中2人が2021年アドテック東京の登壇者って、すごいな。)

*2021年には、こんな新プログラムが生まれていたようです。

冒頭に添付したマーケジン記事内の富永さんのインタビューにヒントがあるかもしれません。

富永:実際、しまちゃんにやってほしいのは、ある技術やプラットフォームのコンセプトを言語化するような仕事です。他にも、ビジネスモデルを構築したり、営業プロセスを組んでいったりと、社内との向き合いもやっていきます。
 先ほどアメーバみたいな組織を作りたいと言いましたが、PFNのマーケティングチームは、やることが定まっている訳ではありません。社内で今求められていることは何か、マーケティングが活用できる場所はどこかを探して、コミットしていく。そういう動き方をしていきます。

マーケジン記事より

また、予兆としては、この記事が参考なるかと思っています。

とはいえ・・・ま、これからです。

僕の「今」は、Facebookや、TwitterLinkedInからどうぞ。

僕が選んだPFNって、気になる!」 という方は、ぜひご一緒しましょう。
エンジニアやリサーチ、積極募集中です。(簡単な会社説明くらいは、できるようにしておきますね。)

では、2022年、死ぬ気で学んで行きますよ。
みなさんの今年からの「学び・挑戦」はなんですか?

***

おまけ・・・PFNって?

↑の動画30:25〜わかりやすくPFNのことをご説明いただいています。



サポートポチしていただけると、かなり嬉しみの極みです。