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私のSHEアワード

「私、仕事辞めたいんです」

4月末、ゴールデンウィークが間近に迫ったある日、私は上司に退職の意向を示した。
突然のことに見えるが、私は1年前から退職を検討していた。

今とは違う仕事がしてみたいと思っていた。

やりたいことはまだ決まっていなかったけれど、20代のうちに動かないと、転職活動は難しくなっていく。


そう、私は焦って転職活動をスタートした。

結果は分かり切っていた。

大失敗。

やりたいことも決まっていないし、何でもいいから条件が今よりいい企業を選んでいた。そんな人を企業は必要としないという事は今思えばわかっていたことだった。

いっそ現在と同業種での転職をするか…それであれば転職せずに今の企業で続けるほうがメリットがある…。
数十人の転職エージェントに相談して感じたことは、

・条件のいい企業に転職するには未経験では不可能
・未経験でいい条件で転職する際、勉強をしておくと少し条件がよくなる
・企業に転職することで得られるものは多いが、失うものも多い

考えを改め、自分が何をしたいのか、そのためにはどうするべきか、何が必要か考えた結果、経験と知識がないといい条件には恵まれない。やりたいことが明確でないと転職は難しいという結論に至った。

新しいことを始めるのに最適な方法を探しているとき、SHE likesに巡り合いました。

SHE likesとは?

SHElikesは、Webデザイン・Webマーケティング・ライティングなどPC一つで働けるクリエイティブスキルを幅広く学び、今の時代に求められるマルチクリエイターを育成して、時間や場所に縛られない賢く私らしい働き方を実現するためのキャリアスクールコミュニティです。

7月末、無料の体験レッスンを受け、フリーランスという言葉を初めて聞いた。
企業勤務以外の選択肢に私は初めて興味を持った瞬間であった。
そのままの流れで、入会を決意、そして
8月初旬、私はSHElikesでの受講をスタートした。

最初は受講に夢中になった。Webデザイン、ライティング、マーケティングの受講を進めていった。それと同時に、目標をもってSHElikesと向き合おうと思い、友達、仲間をたくさん作っていこうという目標を掲げながら受講を進めていった。
現役フリーランスの友達もできた。ますますフリーランスに興味を持った。

受講と同時に、月に1回のコーチングにも力をいれた。

コーチングとは
月1回コーチや他の受講生と一緒に、理想のライフプラン・キャリアプランを考える
日々の学習計画を立てたり、目標に向けた具体的な行動を明確にしたりする前月に立てた目標の振り返りや、ネクストアクションの設定をするコーチングはオンラインとオフライン、両方で開催されており、好きな方を自分で予約して受ける形です。内容はどちらも同じなので、お住まいの地域やスケジュールに合わせて選ぶことができます。

その期間は私にとって充実した日々だった。新しいことを知っていく事で、どんどん自分が好きになっていく気がした。SNSを通じてシーメイトのお友達はすぐにできた。

そんな充実した日々を過ごしていたある日、シーメイトさんのある投稿が目に入った。

「CPやってみたい!でも最初はサポ隊からかな~」

CP?サポ隊?そういえばTwitterにそういった方がいるなぁ…と思い調べてみると、SHElikesにはコースの受講以外にも興味深いコンテンツがあった。

夢に向かって一緒に頑張るシーメイトさんたちのコミュニケーションの場、コミュニティである

コミュニティとは?

SHEメイトさん同士が一緒に勉強する仲間を増やして横の繋がりを広げる場所
コースを受講したり、イベントに参加したりするだけではなくて、「SHEメイトさん同士声をかけ合って、今まで以上に気軽にお話しできる場をつくろう!

SHElikesには多くのコミュニティがあり、デザイン、マーケティングなどのコースごとのコミュニティや、年齢ごとのコミュニティ、目指すキャリアごとなど多くのコミュニティがあり、シーメイトであればどのコミュニティに参加してもよいという、仲間づくりには最高の環境であった。

話は戻って、CPとはコミュニティプランナーの事であり、各コミュニティに1人、期間を設けてコミュニティを運営していくシーメイトの事であった。運営のサポートをするシーメイトをサポ隊という事も同時に分かった。

私はそれから、CPって?サポ隊って何をするの?という疑問を解消するべく、いくつかの6期のコミュニティに参加した。

私はこのコミュニティを知った時、コミュニティが出来る事の幅広さにわくわくしていた。

もっと活用できるのではないか、私がCPだったら…という考えがたくさん頭に浮かび、気が付いたら7期のCP募集に応募していた。募集要項にはシーメイトがSHElikesを安全に楽しく活動できるような具体案や、あふれる思いを綴っていた。


面接を経て、私は7期のカメラ・写真コミュニティに就任した。


CPとしての活動が決まった時、私は少しのワクワクと、あふれる不安で感情が一杯になっていた。

CPをやりたいという気持ちは人一倍だったが、他のCPの方々は元サポ隊や、有名なシーメイトばかり…入会して4か月たっていないくらいの私は完全に浮いた存在だった。

何をしたらいいかわからない、そもそもコミュニティがどんなものかわかっていないし、更に言うとカメラも初心者だった。

入会して1番ネガティブになった期間だった。

それでも応募の時の溢れる思いと、周りのサポートもあり、4か月間を駆け抜けていった。

終わってみるとポジティブな感想しか出てこない日々だった。心からやってよかったと思った。

関わってくれた皆さんが果敢に挑戦していく姿、挑戦する環境を与えてあげることが出来た事、全てが私のモチベーションに繋がった。周りの人が活躍する事で私は誇らしい気持ちになった。

私も、みんなのように挑戦したい

CPの任期が終わり、CPとしての最後の仕事、SHEアワードに参加しながら、私は次の挑戦に向けて意気込んでいた。


SHEアワードとは?

女性向けキャリアスクール「SHElikes(シーライクス)」の運営をはじめ、女性の社会進出と自己実現支援に取り組むSHE株式会社(所在地:東京都港区、代表取締役CEO:福田恵里、以下SHE) は、4月15日(土)に、「SHElikes(シーライクス)」を通してキャリアを大きく変化させ、「自分らしく生きる女性をたたえる」年に一度の祭典「SHE AWARDS 2023」を大手町三井ホール(東京・大手町)にて開催。約1,500名の方が視聴参加いただく、大規模な熱狂コミュニティの共創を実現しました。

SHEアワード当日、私は会場で直接参加した。開演前は運営としてシーメイト同士の交流の場を盛り上げた。私はフォトスポットで写真を撮影する役割を頂いた。

3時間近く撮影し続け、周りの方々からは、「大変でしたね~」とたくさん声を掛け頂いた。

しかし当の私は1ミリも大変とは感じず、終始楽しく撮影をしていた。


もしかしてカメラ、天職かな?

そんなことを頭の片隅に置きながら、SHEアワードが開演、たくさんのシーメイトの挑戦と新たな試みを目の当たりにした。

入会当時は雲の上の存在だったロールモデルたちが手の届くところにいるような、そんな気がした。


フリーランスになって、自由に挑戦できる環境に飛び込みたい!


SHEアワードが終わり、帰りの電車に揺られながら私は強い思いに駆られていた。

そして冒頭の言葉に至る。


自分の挑戦と同時に、たくさんの挑戦の場を目の当たりにしたい。

この文章を読んでいるあなたのSHEアワードを、いつか聞けることを願っている。


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