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猫短歌:あめ・のお・と

きみ寝てる 春の嵐はバラ・バ・ラと揃わぬリズム窓にぶつける/銀猫
きみねてる はるのあらしはばら・ば・ら・とそろわぬりずむまどにぶつける

 春の雨には、冬の名残りがあったり雨の季節の予感があったり、寒さを感じつつも期待感も含んでいるような気がします。

 三女猫が窓際のベッドで昼寝をしているときに、かなり激しい雨が降ってきました。規則的なリズムではなく前衛的とも言えるような不規則な律動でした。
 けっこううるさかったので、目を覚ますかな、と思っていたのですが、そこはさすが猫。ぐっすり眠ったままでした。

 猫のような睡眠、たまにはとってみたいものです。

 

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