家族にヒミツにしていること
こんにちは
自転車が大好きなsilicate meltと申します。
みなさんは家族に秘密にしているコトってありますか?
僕には家族に隠していることがあります。
ここではその秘密を、このnoteをご覧の皆様だけに、
こっそりと教えちゃいますね
くれぐれも、ココだけの話しですからね
その秘密とは...
僕は自転車が大好きだということです
あっ、知っていましたかね?
このnoteの2行目にも書いたし(笑)
妻はもちろん、僕がサイクリストで根っから自転車オタクであることを知っています.
僕には3人の子供がいます。
一番上は中学生の長女で,その下に小学生の長男と次男です。
しかし、
僕の子供達は僕がロードバイクに乗っていることを知りません
僕の2台のLOOKも見たことがありません。
別に秘密にしているつもりはないのですけどね
なんとなく子供たちが知らないまま、今に至っております。
1.なぜヒミツになってしまったのか?
僕は独身時代は、休日は勝手気ままに自転車生活を満喫しておりました。
結婚当初もしばらくのうちは、ときどきサイクリングに行かせてもらっていたのですが、僕が休日に自転車に乗ることに対して、妻からはあまりよく思われていませんでした(理由は省略)
そしてその後、3人の子供達が生まれるのと反比例するように、休日の時間的余裕と走りに行く回数が減り、ロードバイクも部屋から物置の一番奥へと追いやられることになりました。
そういえば昨年、某通販ショップでパーツを買ったら、
こんな広告が付いてきた↓
へぇ〜,片付ければ新しいのもOKなんだ!
イイなぁ〜(笑)
そんな中、僕にも年に数回だけ自転車に乗れるチャンスがありました。
我が家は8月になると妻が子供達を連れて実家に長期帰省していました。
毎年8月だけ、僕は単身生活になっていたのでした。
8月の貴重な休日に雨が降らないことを祈りつつ、物置の奥に分解収納されている車体を取り出して組み立て、走りに行くようなことをしていました。
1年間のうち走れるのは、その8月の3〜4回だけ。年間走行距離は400km程度
そんな生活が数年続きました。
しかしそれも、2020年以降はコロナ禍により長期帰省が出来なくなったことから、僕もロードバイクには乗れなくなりました。
以上のようなことから、僕の子供達は、僕がロードバイクに乗る姿を見ることなく成長することになったのでした(笑)
ただ、そのことに対して後悔はしていません。
休日に子供たちの遊び相手をしたりお出かけをしたりするのも、サイクリングと同じくらい楽しかったですから
しかし、僕はサイクリストである事を辞めた訳ではなく、いつか必ず復活したいと思っていました。
2.現在の状況
昨年4月から妻と子供達は実家に帰り、僕は単身赴任生活をしています
(職場の命令によるものではなく自己都合による単身赴任です)。
家族と離れ離れになるのは寂しいですが、再びロードバイクに関われるようになったことにはホッとしています。
この1年間、週末のみで5000kmほど走り、ナイトランを伴うロングライドを6回楽しみました。
単身生活によりそんな "夜遊び" も比較的自由にできるようになりました。
家族で生活していたときには考えられなかったことです。
昨年4月に道交法の改正でヘルメットの着用が義務化されました。
我が家でもホームセンターに子供達のヘルメットを買いに行きました。
このとき、次男がこう言いました:
パパはヘルメット買わなくてもいいの?
妻の返答:
パパもカッコいいヘルメットを持ってたんだよ!
「持ってたんだよ」← 過去形になっていました(笑)
どうやら妻は、僕がロードバイクを辞めてしまったと思っているらしいです。次男は意味がわからずポカンとしていました。
僕は1~2ヶ月に1度程度,週末に単身赴任先から自宅に帰っています。
家に帰ると大忙しです。
長男と次男はスポ少の野球部に入っているため、休日は毎週練習や試合があり、休みが全くありません。
我が家は子供達の送迎と当番を全部、妻にひとりでしてもらっています。
本来なら父親当番もあるのですが、僕は単身赴任中なので免除をしてもらっている状態です。さすがに申し訳ないので、僕も自宅に帰ったときには積極的に野球の練習などの手伝いに行くようにしています。
自転車乗りは夏になるとレーパン焼けをしますよね。
昨年の夏、野球から帰って子供達と一緒にお風呂に入った時に、
パパの足、へんなの〜
と笑われてしまったので、
今日の野球の練習で焼けたんだよ!
と誤魔化しておきました。
ハーフパンツではあんなにクッキリとは焼けないんですけどね(笑)
ある日夕食のとき、こんな話になったことがありました。
次男「○○君(野球部の友達)のお父さんねぇ、この前、自転車で琵琶湖を一周してきたんだって! すごいよねぇ」
妻「確か、パパも琵琶湖1周したことなかったっけ?」
僕「うん、まぁ」
次男「えっ、本当!?、自転車で?? すごーい、どれくらい時間掛かった? 丸1日くらい??」
僕「うん、まぁ、それくらい」
ビワイチならこれまで通算10回しているし、琵琶湖大橋経由の150kmなら、ネット32km/h、グロス30km/hでジャスト5時間だ
(無論、今はもうそんなパワーは出ない(泣))
しかし、リアルな話をしてしまうといろいろと面倒なことになると思い、僕は興味がないフリをしてあいまいな返事しかせず、他に話題を変えたのでした。
3.最近 驚いたこと
このGWに自宅に帰った時、妻からある相談をされました。
中学生の娘がひとりでサイクリングをしたいと言っているらしいのです。
我が家の近くに少し大きな川があります。
その川の堤防上の道を1時間ほど走り続けると「海」にたどり着きます。
娘は、通学用自転車でそれを実際に確かめてみたいのだそうだ
僕はとても驚きました。
なぜなら、娘は読書と吹奏楽が趣味の控えめな性格
何をするにも保守的で、スポーツや冒険的なことには一切興味がないものと思っていたからです。
そしてそれだけでなく、僕自身も娘と同じ中学2年の5月に冒険旅行がしたくなり、初めての遠出のサイクリングをしていたからです。
(その時の話は以前、下記のnoteに書きました)
妻「絶対ダメに決まっているわよねぇ、そんな危ないこと」
僕「ハイ、ダメに決まっていマス」
僕は娘の気持ちがよく分かるので「行かせてやってもよいのではないか?」と思ったが、常識人である妻の意向に逆らうことはできなかった。
妻がいないときに、娘に直接聞いてみた。
僕「パパと一緒に行こうか? それならOKしてもらえるかもしれないよ」
娘「それは絶対に嫌!」
僕「 …(泣)」
どうしても自分一人で「冒険旅行」をしてみたいのだという
妻は保守的で安全・安定志向
僕は冒険好きのチャレンジ派、失敗を繰り返して学ぶタイプ
娘は性格的には完全に妻似だと思っていたのだが、根っこの部分は僕に似ているところもあるのだなぁ、と少し嬉しくなった。
4.今後について
自転車のことは、別に僕の方からカミングアウトする必要もないかと思っています。
だって、ロードバイクって,カッコいいじゃないですか(笑)
少なくとも長男と次男については、中学生か高校生くらいになったら,自然に興味を持ってくれるんじゃないかな… なんて思っている。
でもまぁ、別に自転車でなくてもいいから、何か打ち込める物事を見つけられるといいよね。
そして、敷かれたレールをなぞるだけではなく,冒険と挑戦や創造的な活動をしてもらいたいところだね。
僕は仕事一筋で、まったく無趣味な父親だと思われているようだ
もし僕がサイクリストであることを知ったら、どんな反応をするのだろう? そのあたりのところが、少し楽しみでもある。
(終わり)
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