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私の書道

この書き方であってるだろうか。
大人に怒られやしないだろうか。

震える筆を手にとって、
自分の心に筆を浸して、
おっかなびっくりびくびくしながら
優等生な文字を書く。

いいや違う違うんだ。

自分はこういう字が書けるんだ。
こういう字を書く者なんだ。

そうして背筋をぴんと伸ばして
私の墨で字を書こう。

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