2023年に観て面白かった映画7選 | 年末年始のお供に
筆者が2023年に観て面白かった!!と思う映画を7作品紹介します。
最低でも2週間に1本は映画を観るようにしています。面白い作品に当たった時の満足感は高いですし、生きる活力になっています。
2023年に観て面白かった映画7選
MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない
いわゆるループもの。ジャンル的にもコメディに分類されていて面白おかしく観れる作品なんだろうなーって思って観始めました。
作品の中で、なぜ同じ1週間がループしているのか、「ループしている」ということをどうやって同僚や部長に自認させていくのか、というくだりが特に面白くて「自分だったらこうするかも…」みたいに妄想するくらいリアルに描かれていました。
その後、ループの原因に辿り着くのですが、それで終わりというわけではなくそこからハートフルな展開が待ち受けていて面食らいました。
笑って泣ける作品になっていて、万人にオススメできます。
***
母なる証明
多くの人が知っているであろう『パラサイト』を撮ったポン・ジュノ監督作品です。
パラサイトを見たことがある方は分かるかと思いますが、日常の描写の中にどことなく狂気を感じられて見入ります。何か観てて「気持ち悪いな…」ってなるのが個人的にはクセになります。
主人公の母親が息子の身の潔白を証明するために奮闘するのですが、途中から「もしかして…ん...?」ってなってきます。あまり詳しくいうとネタバレになってしまうので割愛しますが、どんでん返し系などの作品が好きな方にオススメです。
***
Coda コーダ あいのうた
主人公のルビーがいないと家族は仕事がままならない、でも音楽の先生に才能があると言われている”歌をうたう”ことにチャレンジしたい主人公の葛藤が苦しい映画。
”歌”は耳が聞こえないと、良さがわからないものだから、応援する気持ちにもなれないし、娘の通訳がないと困る。その中でも兄だけはルビーに自由に生きてほしいというのを貫いていて心打たれた。
ルビーの歌の発表会に両親、兄が見にくるというシーンがあるのですが、主人公が歌っていても聞こえないので歌の良さは相変わらず伝わらない。でも、会場に来られている他の方々の反応を見ていると、涙されている方、立ち上がって拍手する方などが居て、歌の素晴らしさ、ルビーの才能に気付かされるというくだりが特に心に残っています。
キャスト陣も実際に耳が聞こえない方をキャスティングしているようで、リアリティがある作品になっていました。普通に泣きました。オススメ。
***
ザ・メニュー
かなり人を選ぶ作品です。
ジャンル的にはホラーコメディが一番しっくりくるかなと個人的に思います。ホラーが9割でシュールな笑いが1割って感じです。
明らかに異様な雰囲気の中コース料理が運ばれてくるのですが、4皿目でスーシェフが主人公たちの前で拳銃自殺するところから大きく物語が動いていきます。
シェフが料理を出すたびに「パンッ!!!!」と手を鳴らす合図をするのですが、その合図がだんだん恐怖の合図へと変わっていきます。
なぜゲストたちは孤島のレストランに招待されたのか。などの謎が明らかになっていく物語で、怖さも相まって、終始惹きつけられました。
手放しで面白い!!とオススメできる作品ではないですが、なにか心に残る作品でした。グロいシーンも結構出てくるので、そういった描写が苦手な方は注意が必要かもです。あと、この作品を観たあとはチーズバーガーが食べたくなるはず。
***
ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー
マリオシリーズのゲームをやってきた方なら終始テンションが上がるであろう作品です。
色んなところにネタが散りばめられていて、「これはあのゲームのオマージュだな」とか考えながら観るのがとにかく楽しかったです。BGMもあのゲームで使われているBGMのリミックスだ!!など、飽きずに観ることができました。
敵のボスキャラであるクッパもかなり邪悪に描かれていて、溶岩にキャラクターたちを溶かそうとするシーンは普通にグロいことするなーってなりました笑 ドンキーとの共闘シーンがとにかく熱かったです。
吹き替えマリオの声優は宮野真守さんが担当していて、観る前は合うのかな?と思っていたのですが、意外と違和感がなくてびっくりしました。
マリオシリーズの生みの親である宮本茂さんが関わっているだけあって、見応えのあるエンタメ感溢れる作品になっていました。「難しい映画じゃなくてわかりやすくて楽しめる映画がいい!!」って方にオススメです。
***
マローボーン家の掟
CMや告知映像などではホラーテイストで紹介されていた今作品ですが観てみるといい意味で裏切られました。
途中で、「あーこれって異形が屋敷に住み着いているホラー系か…」と途中で少し萎えてしまったのですが、全く違いました。
どちらかというミステリー寄りのテイストの映画で、個人的にはかなり刺さった映画になります。途中で不可解なカットが挟まれたりするのですが、映画後半になってその意味が明らかになったとき、「うわー!なるほどな!」ってなりました。
どんでん返し系という括りにはあまりしたくないのですが、それに該当する映画かと思います。ちょっと怖くて、スリリングな気持ちになりたい方にオススメです。
***
トップガン マーヴェリック
とにかく面白い(直球)。この一言に尽きます。
今作のマーヴェリックは前作『トップガン』の続編作品になります。なので、できれば前作の『トップガン』を観てから『トップガン マーヴェリック』を観ていただけるほうが何倍も楽しめるかと思います。
なぜ前作を見た方がいいのかと言うと、『トップガン』で主人公のマーヴェリックのパートナーであったグースの息子が出てきたり、前作ではライバル関係であったアイスマンが出てくるので、それらの関係性が分かっていないと「誰だ?」となってしまって100%楽しめないと思います。
とにかく戦闘機の操縦シーンの迫力がすごいです。実際にキャスト陣が戦闘機に乗り込んで複数のカメラで撮影を行っていたようです。映像がすごいのもありますが、”音”がとにかく迫力があります。
冒頭にマーヴェリックがマッハ10(時速約 1万2200キロ)に挑むシーンがあるのですが、その時の音の迫力が尋常じゃなくて、一気に作品に引き込まれました。なので音響に迫力がある映画館で見たかった…と思わされました。
あとは前作のライバルであるアイスマンとの掛け合いのシーンが本当によくて、少しの会話しか描写されていないんですが、会話から察するに前作のトップガンからの「40年間で何があったのか」を想像できるのがいいな...と感じました。便利な言葉を使うなら”エモかった”です。
感想を書いていて、もう一回観たくなってきました。
それくらい素敵な作品になっていて多くの方に観ていただきたい作品です!!
まとめ
7つの作品を紹介してみました。
ジャンルもバラバラで紹介しましたが、気になる作品はありましたでしょうか?年末年始の時間がある時にでも観ていただけると嬉しいです。
今年も色々観ましたが、やっぱり映画はいいなと思える年でした。来年も気になる映画を追いかけていきたいと思います。
X(Twitter)やってます。お気軽にフォローお願いします。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?