【実験】チョコレートリバー深煎りに甘く香るスパイスを添加してみる。
本日朝のコーヒーで検証してみたことがあるので、ちょちょっと書いてみます〜〜〜!
えー2日ほど前に飲んでた香りが絶品の深煎りコーヒー『チョコレートリバー』(ニカラグア/ハニープロセス)なんですが、、、
という疑問をど真正面から検証してみたいと思いまっす!
●香りは満足、風味は物足りず不満。。。
まぁ早い話、上のコーヒー記事リンクの内容がおおまかソレなんですが、いつも余韻が甘く濃厚な深煎りコーヒーばかり味わっているおいらからするとちょい物足りなさを感じるコーヒー豆だったのですよ〜
で、その物足りなさを、スパイスで補ってみたら面白いんじゃね!?ってことで、やってみたワケです!
キッカケの話ですが、とあるドリンクバーにて味わったクラフトコーラがですね、これまた味の系統がブッとんでて面白いコーラに出会ったのですよ〜〜〜
コーラの王こと空水コーラさんほどクラフトコーラの種類を味わえてはいませんが、コーラには"系統"が存在するということをうっすら理解しつつあるんですよね。。。
①ともコーラさんなどの、ジンジャー的ピリ辛さをまとった大人味コーラ
②80yasoコーラさんなどの、甘さに舵を切った子供でも喜ぶような甘味コーラ
③柑橘系フレーバーを強めにあしらったシトラス系コーラ
などなど…
けっこう味風味の系統でカテゴリ分けができるんですよね。
そんな中でも上記ツイートの画像のコーラはまた異質で、乳酸飲料のような優しいサッパリ感と、後に伸びるチョコレートのようなまろやかな風味がありまして。。。
この太文字部分を切り取ってそのままコーヒーに移植できないか!?と思ったワケなのです〜。
●突っ込んだスパイスたち。
一概にスパイスといっても、もんのすごい種類がある。。。
なのでカルディーなんかで入手しやすいスパイスを使うことにしました!
①クローブホール
舌の上でコロコロ転がして味わうと、八角(スターアニス)よりもオイリーでヘビーな甘さが特徴なのがこのクローブ。
フトモモ科チョウジノキの開く直前の花をブチったものです。(まるでラベンダーのドライポプリ!)
ホールのまま風味を取るとチョコレートのような濃厚で甘い香りなのですが、これを粉砕したり噛み砕くと一気に超辛口キシリトールガムのようなツーとする辛さが湧いてきます。
なのでホールのまま使う!ということにしました!
②オールスパイスパウダー
オールスパイスはホールのものが無かったので、パウダーで少量添加するという形にしました。
直で味わうと辛味は特になく、シナモン的な軽い香りを感じました。
調べるとクローブに似た系統の香り、シナモンに似た香り、との事…
で、これらスパイスをまずはドライのままコーヒーの挽き粉に潜らせて一緒にドリップする、としました。
今思えば、お湯に触れて液浸する時間がわりとスピーディなのかも。。。
●いざ淹れてみる。
粉は前回と同じ18gにてドリップ!
抽出後ですが、ちらほらクローブの頭が顔を出していますね…こんな感じでスパイス丸々一緒に抽出する感じです。
アロマ成分を最大限に!ということで、いつもながらネルドリップです。
ドライなホールスパイスをいきなりドリップしちゃうもんだから、さほどスパイスの香りはしてきません。
●いざ味わってみる。
はい、スパイスもろともネルドリップしたチョコレートリバー深煎りが完成しました…!
チョコレートリバーはドライな状態であれば最高にチョコレートの焙煎カカオ的香りがするのですが、淹れてしまうと惜しいことに香りが変わります。
そのコーヒー香の奥に、チラッとスパイス由来の甘い香りが顔を覗かせています。
では味わってみましょう。。。
でした!!!
ありゃま、思い通りの味香りにはならなかったです。。。
●反省点!
やはり、ドライのクローブやオールスパイスから香り成分が溶け出てくるには"蒸らし"とも呼ぶ、液浸する時間が別途必要なのかもしれませんね。
そもそもコーヒー豆は焙煎することで多孔質(スポンジ的な)になり、挽いて目安30秒ほど蒸らすことで成分が抽出できます。
が、スパイスたちは焙煎されてないのでそのまま縮み上がっている状態。
なので成分を抽出するにはそれなりに順序を踏んでおく必要がありそうです。
ということで、次のスパイスフレーバーコーヒーでは液浸済みのスパイスをつっこんでみることにします!
よりチョコレートのようなビターな風味が付くハズです…!
では、本日のコーヒーに関するちょっとした実験でした!
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