ラベンダーの新年度計画、動いてます！

メープルシロップ作り記事でも強調して述べているのですが、今年は3月に入ってから雪解けのスピードともにマジ暖かい！！！！
毎日晴れの日続き！

ということもあって、本来ならば5/1よりラベンダーの定植をスタートするのですが、北海道の本州よりも短く限られたGrowing Season(成長時期)を逃すまい！と先んじてラベンダーの苗を買い、植え始めようかと思ってます！

だってほぼ毎日青空が広がってて日中気温+10℃超えてるんだもん（笑）

そりゃラベンダーも快適に育ってくれる気温なっちゃってますよ！

ということで、去年は6月のながい蝦夷梅雨があったのも懸念して先んじて苗木の大量購入、スタートしちゃいます！

絶好のタイミングを逃す手はないッ！

ラベンダー2021、今年の計画目標は・・・

北海道の当園でオカムラサキやコイムラサキなど北海道品種ばかり育てていても富良野のきた道を辿ってしまうだけなので、世界各国の品種を重点的に栽培していくつもりです！
変わった品種を中心に扱い、実は奥が深いラベンダーの世界をみなさんに知って楽しんでもらえればな〜と思いますbb

①フランス代表品種：最高級オイルのメイレット(L.angustifolia 'Mailette')！

いずれ来たるオイル生産に備えて、過去３年間手に入らなかった品種メイレットを確保しておきます！
これはもっぱら蒸留用としてますが、クラフト石鹸などへ使うかもしれません。
クラフト石鹸についても、いくらかのラベンダーシングルオリジンで作って販売してみたい意欲があります。ぜひ今年中に試したい！

※あ、2月中に購入したメイレット ３株はいまだに生存してます！
ただ安定しない日照条件のためか、ヨレヨレっとしてますが、それも品種の特徴なのかも！と。

②イギリス代表品種：見た目気品高く美しいロイヤルパープル

これはこっちでいうオカムラサキと競合する英国品種だと思っています。
外見的特徴が長穂であり大型株となることだったり！
ドライフラワーのメインとして主力を飾ってもらいます。

苗木の数ある販売元では『イギリスの香料品種』と表記されていて、花穂の生産量が確保できればゆくゆくオイル用にも回したいと思ってます。

③ニュージーランド代表品種はココナッツアイス

当園では未導入のピンク花品種です。
この品種が作出されたのは南半球のニュージーランド！
NZではほかにディリーディリーやアラビアンナイトというNZ産のラバンジン品種が有名だったりします。
ただしこのココナッツアイス（ピンク花品種）はコモン系統。なので香りはスースーせず甘く良い香りのハズです！

多分ラベンダーハニーとかもたくさん作られてるハズ。。。

Blueberry Lavender Coconut Ice Cream -

利用について英語検索していると、なんと"ラベンダーココナッツアイス"としてレシピサイトが見つかったり！おもしろい！

すでにウチにはミスキャサリンという英国品種のピンク花ラベンダーがいるのですが、いかんせん成長が遅かった。。。
それらとも香りや見た目、成長度合いを比較していきたいと思ってます！

④他には、、、

去年栽培してみて気に入った、ホルゲイト(ドライにすると青さが際立つ)やバイオレットメモリー(オカムラサキの濃色発展品種)、変わった立ち姿のヒロハラベンダーなどを栽培数拡大狙っています。

去年何の品種だコレ!?となった１株だけの原種トルー(Lavandula angustifolia)も4本ほど揃えて白黒つけてやりたいと思います。コモン原種は特に寒さに強いらしいので！

地味に上記リンクのヒロハラベンダー(L.latifolia)もシングルオリジンオイルが生産販売されているようで、歩留まりがそれなりにあるようです。

ラバンジンの掛け合わせのもととなっている品種でもあり、「これラベンダーなの？」の驚きを狙っていきたいと思います。
※ラバンジン系統はL.angustifoliaとL.latifoliaの交配種

いや〜はて北海道の豪雪に耐えられるかな。。。

さてさて！仕事前なので短め記事ですがここで終わらせます！
ではアディアオス！

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