ラベンダーのポット苗たちを冬支度させました！

2021年11月30日 20:31

えーこんちはこんちは。
明日ついに雨が降りしきる1日になるみたいですね。
雪が積もらないこと唯一の救いですが、ラベンダーオイル作ろうとすると、雨って大敵なんですよ。

ラベンダーが雨水を吸ってオイル成分が変化してしまうんですな。
ラベンダー癒しの香りの元とされるリナロール（Linalool）はOH基を持っていて水に溶け込みやすいので、薄まってしまうんです。

夏間の成長が旺盛な時期限定だと思っているおいらです。
今時期のラベンダーはもう冬眠に入っているから水なんか吸うこともなく、そこまでオイル成分薄まらないんじゃね？とかも思ってたり。。。
結局鍋の中で煮込んじゃうわけですから、即収穫して鍋にぶっこめばいいよね〜とか思っている。

さーてさて本題！今日は積雪に非力なポット苗を冬支度！

という農作業をやってました。

というのも、近所の方やお付き合いのある方々からいよいよ「苗が欲しいんだけども」という声をたくさんいただけるようになりまして。
#ラベンダー農家 として「苗木の生産事業」も無視できないものになりつつあるなぁーと。。。

ということで今年から割と本腰入れて苗木を作っておくようにしてました！
いざというときラベンダー株数のリスクヘッジにも繋がるので。
とはいえ、去年トレー植えに失敗してたのもあるんですわ…

雪が降るまで苗トレー保護をほったらかしていて、カラスに1本啄まれたのはクッソ！！！やられた！！と思ってる、、、

ざっと畑全体を見渡して、春先さきに雪から出てくる部分はというと、花壇奥の日当たりのよい平地部分から地面が出てきます！

（こんな感じ⤴︎⤴︎）なので奥に避難所を設置しようかと思います！

いっちゃん奥は右手にココナッツアイス(ピンクラベンダー)の避難花壇、左手にロイヤルパープル(英国ラベンダー)の避難花壇があります。

なのでロイヤルパープル花壇の奥に設置しちゃいます！

これです。こんな単純な設備で1株づつ、ブ厚く重い積雪から守れちゃうみたい！
これはいいね！ということで、ウチにある資材でなんなりとやってみましょーということで。。。

設置場所はここにします！
花壇設置の際に地面を掘り起こしていた場所なのでぬかるんで沈まないように、ゴミから回収したフロアマットを敷いておきます。

防湿とネズミの侵入を防御するため、ブロック１段分浮かして越冬させます！功を奏するといいなぁ。。。

こんな感じでポットトレーを載せます。
ポットトレーは２重にして歪まないようにしていたのですが、外側トレーが雪の重みでバッキバキになってほしくないのであえて柔軟性のある１枚だけにします。

いくらか設計の変更点はありますが期待効果は多分同じ。
苗をぶっ潰さない程度の上に垂木や厚い板を置いて完了！

これが積雪地で即席でできる苗ポットトレーの越冬方法、冬支度でしょう！！

真冬に雪の積もらない納屋とかに置いておくと、マイナス20度にもなる冷気に晒されラベンダーの根っこが凍りついて重度のダメージを負ってしまいます、、、
これが非積雪地でラベンダーを育てられない理由だったりするんですよ。
（帯広や道南・札幌の一部にラベンダー畑が存在しない理由）

なので積雪地ではこのように雪の下で越冬させます。
その間、雪の下をエサを求めて探し回る野ネズミにも警戒しなければいけないのですが、、、
野ネズミ対策が今の念頭の課題だったりもするんですよね。

高さを調整すると鉢植えラベンダーにも応用できるもよう！
ウチの鉢植えはプラ鉢なので積雪でかなり破損しちまいます！
それの救急策にもなってくれるといいのですが。。。

ンな感じで、初期のラベンダー農家の避けられぬシーズンラスト農作業となった１日でした！！

ではでは、Steam Distillerの点検やってきます！

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若い人がどんどん減る地元【三笠市】もついに人口7000人台目前。朝カフェやイベントスペースを兼ねたラベンダー園で今いる住民を楽しませ、雇用も生み出したい。そして「住みよい」を発信し移住者を増やして賑やかさを。そんな支援を募っています。畑の取得、オイル蒸留器などに充てます。