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30歳に戻ったとして○○を目指すのか?(成功と成幸のはざまで)

書き殴りたくなりまして。

私は今年、50歳になりました。会社、事務所経営23年目です。
山あり 谷あり。絶対、谷のほうが多かったよね。。。

50歳の今、功を成す、成功は求めません
幸を成す、成幸を求めたいと思っています
(どこかで見た造語で、いいなと思ったので使っています)

振り返って30代はどうだったのか?というと
を求めていました。

じゃあ30代に戻れるとして、どうするのか?を考えてみると、私は成を求めます。

なぜなら、功を成す先には不幸を求めていないはずで、結局、幸せを成す、に行き着くからです。また、これ大きいですが、根本に成幸を置くと、結果として成功するからです。

成功も成幸も、最終的には同じ場所に行き着くわけですね。
でも根本の思想が違うと視座が違ってきて、行動が違ってきます。

私の場合、成を求めたために、規模を求め、倒産の危機を何度も味わいました。 決して求めたわけではないのに危機を招く…。

これを自業自得といいます。自分だけならいいのに、役職員も巻き込んで。 申し訳ない想いで一杯です。

では一歩進めて、成を求めることを根本に置くとして、何が必要か?考えてみたいと思います。 ※成功も成幸も同じ所に行き着くので、以下、成で統一します。


成幸に必要なこと3つ



1つ目
自分の半生を履歴書のように書き出してみて、自分のキャリアから、どこが得意でどこが不得意なのか、しっかり考えてみる。

温泉宿の一人旅に行くくらいの勢いで。
やってみないと分からないことは確かにあります。
全部は無理でも、だいたいはわかると思います。

2つ目
自分がどんな状態が心地良いのか、考え、自分自身を徹底的に見つめ直す

難しいかな、得意と心地よい状態は同義ではありません。
極論言うと、好きだから得意、とは簡単に言い切れない、という現実があります。 好きを突き詰めて成幸する人がいる一方で、失敗する人もいます。

まあ、心地よい状態=好き、とは違いますし、表現が難しいですが、類義と言って良いと感じて書きました。
好きではない状態は心地よくない状態、と言えようかと思いまして。

話を戻して…
未来の自分を思い描いてどんな状態が心地よいのか、徹底して、文字化します。 マインドマップがおすすめです。

3つ目
1,2に基づいて、成幸への最短距離を歩むために、 「不得意なことを捨てて得意分野に集中する」をどう実現するか、計画を立てる。

ビジネスでは言い古された感のある、選択と集中。 ドラッカーが提唱したことでも有名ですね。

私なりに言い足してみると
・不得意なことは捨てるか、他の得意な人にお任せする
・自分自身は得意分野に集中する、ただし得意な人の助力を得る努力はしっかりと行いつつ
でしょうか。ここでも難しいのは、 不得意なことを捨てて得意分野に集中 は言葉としては単純ですが、実施が難易度高。

目の前に生活がありますし、もし役職員がいるならば、業務・実務面での大転換となる可能性が大きいからです。
だから、すぐではなく、数年~十年スパンで最適な状態へ持ってゆく、が現実的です。
すぐにやろうとすると必ず歪みを生みます。
会社・事務所の崩壊の危機がきます。

ここで問題になるのが、自分自身の「メンタル」です。

自分の経歴・得意不得意分析が終わって、明確になった後ですので、数年~十年スパンの「自分が想う方向性とは違う状態」が続くことになります。  これに耐えられるか?が課題となります。

なので、最適な状態へ持ってゆくまでの間、自分自身の「心」に注視してゆく必要があります。
心理学の用語で「認知的不協和」というものがあります。矛盾する認知を同時に抱えた状態、またその際に覚える不快感やストレスのことです。

自分の理想とする状態へ持ってゆくまでの間、この認知的不協和を絶えず、抱えることになります。
会社・事務所が自分が心地よい場所ではなくなります。
役職員のいる方は、全体の業務・実務遂行面でのモデルチェンジにより、反発もあるため、居心地の悪い場所になりやすい。

自分で創業した人のほとんどは、自分のオフィスは自分の心地よい状態にしていると思います。
これが、心地悪い空間になる。 私も経験したこのストレスは半端ありません。 「矛盾する認知」は本当にやっかいです。本能で、その多くが潜在意識で感じることですので。

認知的不協和と、周りの反発に耐えられれば、「不得意なことは捨てるか人にお任せする、得意なことに集中する」に到達しやすいと私は考えます。
というか、経験上、そう思います。
まあ私の場合は、「選択と集中」の考えを知り、行動を開始するまでが遅すぎたので、失敗の数が多いわけですが。


思いつくままダラダラと書きましたので まとめてみます。

・功を成す、成ではなく、幸を成す、成を求めたいと思っていること

・30代に戻るとしたら間違いなく成を求めるだろう

・成に必要なこと3つ

1.自分の半生を履歴書のように書き出してみて、自分のキャリアから、どこが得意でどこが不得意なのか、しっかり考えてみる

2.自分がどんな状態が心地良いのか、考え、自分自身を徹底的に見つめ直す

3.「不得意なことを捨てて得意分野に集中する」をどう実現するか、計画を立てる

・不得意なことを捨てて得意分野に集中する体制は数年~十年スパンで考える

・その間、認知的不協和が生じやすいため、自分のメンタルには注視し、適切なケアをする

書き殴りに付き合ってくださりありがとうございます。何かあれば書き足しますが、一旦終わり^_^

記事:崎田 和伸


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