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💿京都と言えば - 高田渡も通った?イノダコーヒ -

自宅うちから高速道路を使えば、30分もかからずに京都の三条に着きます。その三条にあるイノダコーヒの話です。

珈琲不唱歌(コーヒーブルース)

この曲(下記に歌詞の冒頭を抜粋)を聴かなかったら、イノダコーヒを知ることも無かったですね。

三条へいかなくちゃ
三条堺町のイノダっていう
コーヒー屋へね
あの娘に逢いに
なに 好きなコーヒーを
少しばかり

作詞作曲・歌 高田 渡

本店か支店か

イノダコーヒは全国に支店があります。私自身、樟葉店(既に閉店)や京都駅にある八条口支店にも何度か行ったことがあります。
しかし、高田渡が通った「三条にあるイノダってコーヒー屋」とは、全てにおいてレベルが違います。

そこで、三条堺町のイノダコーヒはどこになるのか、です。三条には本店と三条店が70m程度離れた場所にあり、間違えてはいけません。

三条店の住所は「京都市中京区三条堺町東入ル桝屋町69」で、堺町と住所内にあるのでここかと思うのですが、この店舗ができたのは1970年12月。

三条店

珈琲不唱歌(コーヒーブルース)が世に出たのは、1971年5月20日に発売されたシングルレコードのB面。

なかなか微妙。
店舗前の道路は「三条通り」ですし。
ちなみにA面は「自転車にのって」です。

本店の住所は「京都市中京区堺町三条下ル道祐町140」で、同じく堺町。しかし、店舗の前の道路は「堺町通り」で、何も悩むことなく高田渡の書かれたのは本店で間違いないのです、たぶん。

イノダコーヒーHPより本店外観
暖簾のかかっている所が入口

駐車場はすぐ隣と斜め向かいに提携駐車場があり店舗利用で1時間無料です。ここを利用される方は、先に精算機で駐車証明書を発行して下さい。
しかし、隣接する駐車場は間もなく閉鎖されるらしく、斜め前の駐車場のみになりそうです。

また、今は入口に暖簾のれんがありません。
コロナの影響なのでしょうね、ちょっと残念。

店内

旧館(別館)と本館があり、やはり座るなら旧館です。

画像は旧館の店内ですが、常に混み合っていますので、たまたま誰もいなかったので撮影できました。

旧館 内部と、下記画像の通路も窓越しに

旧館は、本館1階部分の半分も座席はありません。

本館と旧館の間も良い感じです。本館から出てこの通路を横切り旧館へ入ります。

左が旧館で右が本館
本館テラス席

メニュー

創業当時から変わらないネルドリップ式で淹れるコーヒーはしっかりとした味わい。焙煎前のコーヒー豆は、ちょっとした温度や湿度で変化してしまいます。職人が培った「経験」と「勘」でイノダコーヒの味を守り続けております。コーヒー豆はコロンビア産、グアテマラ産、ブラジル産、アフリカ産など、それぞれ独自にブレンドし、イノダコーヒでしか味わえないコーヒーをご提供しております。また、創業当時よりコーヒーにはミルク、砂糖を入れてお出ししているのはイノダコーヒならでは。
皆様のお気に入りの味を見つけてみてはいかがでしょう

イノダコーヒHP

と言うことで、いつもはブラックでしかコーヒーを飲みませんが、ここではミルクと砂糖は最初から入っているものを頼みます。程よいコーヒーの濃さがちょうど良いのです。

サンドイッチ
モーニング

余談

事務所で使っているモーニングカップとコースター。

カップとコースター

今さらですが、イノダコーヒでイノダコーヒーと「ー」は付きません。

最後に、以前書いた高田渡を紹介して終わります。

<了>

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