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#03 残業するほど暇じゃない

残業するほど暇じゃない。

これは、尾原和啓さん著「モチベーション革命 稼ぐために働きたくない世代の解体書」を読む中で出会った言葉。
家でひとり読んだときに、思わずそれな〜!とつぶやいてしまったくらいには共感した。

なんでそう思ったのだろう。掘り下げてみる。

・まずは、業務時間内に効率よく仕事を終えられるほうが、いわゆるできる人だと思っているから。
・そして、自分の近くにおそらくだらだらと仕事をしていて残業時間が多い人がいるから。しかも複数。超個人的偏見だと中堅層。
・わざとだらだら仕事して業務時間外(=本来ならプライベートになりうる時間)に残業代を稼ぐスタイルが、自分の時間最高!ひとりが一番リラックスできる!な私にとって全然良いと思えないから。でも別に残業代を稼ぐスタイルを否定したいわけではない。私にとって魅力がないだけ。
・残業代ゼロの月給でも生きていけるくらい収入を得ていて、そういう会社を自分で選んだと感じているから。

こんなところだろうか。
この理由そのものがゆとり世代っぽいのかどうかはよくわからない。

改めて、今の私は仕事時間よりも自分の時間の方が価値あるものと捉えているらしいと分かった。

私の好きな言葉・考え方で「必要は発明の母」な世の中から「発明は必要の母」になっている(要約)、というものがある。
これは中学校だったか高校だったかの頃に国語の教科書で出会った言葉。

冒頭で紹介した本を読んだ後に、"必要は発明の母"な世の中で生きてきた世代と、ひと通りその必要が満たされた後の"発明は必要の母"になっている世代で「発明」に求める意味、「発明」のポジションが違う。だから、いわゆる「発明」へのモチベーションの感じ方にも違いがある、と解釈した。

今年初めて手を出した分野であるビジネス書、なかなかおもしろい。

#2021年のおすすめビジネス書 #読書日記 #読書 #本 #自己分析

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