見出し画像

どこに行っても居場所がない。

小さい頃からずっと、自分の居場所を見つけられずに生きている。

家庭の中に居場所がないっていうのは、こんなにも生きていく上でハンデがあるとは…この歳にして小さい頃から揺るぎない居場所があった人との埋まらない差を感じている。


わたしの生き方って、家庭の中に居場所がないので必然的に外の人間関係に依存し、その人間関係が揺らぐと簡単にゲームオーバーになる。それの繰り返し。
しっんど。笑

どこにも居場所が見つけられないので、いよいよ自分に欠陥があるからどこの輪にも入れてもらえないのかも…そうに違いない!という謎の確信まで生まれてくる。


大人になってからの依存先は専ら仕事。
わたしは何度か転職してるけど、最初は職場に慣れようとし一生懸命尽くしまり、次第にいいように使われ、我慢し、しんどくなり、最後には「これだけやっても自分は全員に嫌われてるんだ!」という妄信に取り憑かれて辞めてしまう。

これはね…よくないわよ。ほんとに。笑

小さい頃からどこにも居場所が見つけられなかった人間は、社会に出てからは組織へ過剰に依存し始めるっぽい。
きちんと働いていれば、疎ましく思われることも邪険に扱われることもないから。
ただ、自分を殺してまで仕事に全ベットしてしまうからよくない。やっと見つけた居場所を失いたくないからそうなるんだけど。


仕事が上手くいってる時はいい。生活のほとんどを仕事が占めていることにも虚しさを感じずにいられる。
上手くいってない時は人生のほとんどがダメな気分になる。
健全な人は家庭に居場所があるから仕事で少々嫌なことがあっても生活への影響は少ないのかなと思う。
こちとら仕事に全ベットで温かい家庭なんぞ知らずに生きてきてるので、自分の慰めかたが分からない。詰む。

ここ数ヶ月、詰んでる状態で生きてる。
一旦詰むと、その後はちょっとしたことですぐ傷つくようになった。
そして思う。
ここもわたしの居場所じゃなかったんだなって。


いつもこうなんだよな。こういう自分に付き合いきれない自分がいる。
自分でこんなにうんざりしてるのに、わたしと一緒に働いてる人は尚更わたしにうんざりしてるだろうな。という落ち込みモードに突入する。

誰にも良く思われてない。みんなに嫌われてる。わたしがいないほうがうまくいく。

こういう気持ちを裏付けるような態度を取られると覿面に効いてしまって、ただの職場の人間関係ごときで何日も気に病む。

終いには心療内科の先生にまで「そんな大変な状況じゃないのに大袈裟すぎる」とか思われるんじゃ…って思い始めたのでいよいよやばいなと思った。

頭では分かってるけど、瞬間瞬間の気持ちは無意識に発生するから手の施しようがない。


もし自分の生まれた家が、弱音や不安を受け止めてくれる場所だったらな、それだけで随分生きやすかったよな。と思う。
ないものねだり。というか、何も持ってないんだけど。笑

そうだ、わたしには揺るがないものが何もないんだよ。それだよ。何度目の気づきだよ。笑

次のカウンセリングは来月上旬に予約した。
仕事で嫌なことがあるたびに滅入ってたらキリがない。どんなことがあっても揺るがない心がほしい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?