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小さくても一歩、踏み出せたら

初めてnoteを作ったとき
広い広い海にぽつん、と小さな島を建てた様な
大声で叫んでも誰にも届かなくて

初めまして、

そう言ってもしーんとして
ぽつんと海のど真ん中、一人。島が浮いている。


ボートに乗って漕いで行くと
賑やかな場所に出て
色んな島があるのを知った。
おしゃべり上手な島や、素敵な写真を飾る島
地図の攻略を教える島、本がたくさんの島
とても、賑やかで、とても輝いて


一人またボートに乗って自分の島に戻る
ぽつんと私の島は浮いている。
周りには何もなくて
砂浜でぼー、と立ってると
誰かがボートでやって来て
私の初めましてを見て、「素敵だね」と「スキ」をくれた。

すごくすごく嬉しくて、どきどきして
わあーって小さな島の砂浜で跳ねて喜んだ。


これは初めてのこと。上手く書けるか、出来るか、ずっと誰にも見てもらえず無関心なままだったらどうしよう
いつも心配してばかり
SNSは怖くて出来なかった。

何事もしようしようと思っても中々出来なくて
不安要素を考えてばかり…

足踏みしてばかりで前に一向に踏み出せない

ポケモンだったら冒険の準備の支度中
大丈夫だろうか、危なくないかな、不安だな…あの道は野生のポケモン多そうだな、なんのポケモン住んでるんだろう…、トレイナー多いかな…
これは…と悩んでる

3匹選ぶ事すら始まらない
冒険に出れず仕舞い。
周りはとっくに冒険の旅に出てるのに

下手したら何人かのジム戦を終えてるかもしれない



「初めて」って最初みんなそう

まるい白玉の様な泣き顔がかわいいあのこを描いてる方も、noteでフォロワーが沢山のあの人も
最初は初めてで、書こう!と奮い立って
描こうかな、とペンを取って
始まったはず

でもいざその気になって行動しても考えが中々まとまらなかったり、書き終わっても
本当にこれでいいのかな?と何度も投稿したものを見返したり…

してない…かな?
意外とぱっぱっと始まっていい感じの波に乗ったのかな?



心に残ってる台詞が一つ


ハリー・ポッターの台詞の中の『歴史上の偉大な魔法使いも スタート地点は今の僕たちと何も変わらない学生だったんだ 彼らにできたなら僕らにもできる』
とハリーが結束した不死鳥の騎士団のメンバーたちを鼓舞(こぶ)するために言った有名な台詞

少し違うかもしれないけど、なんとなく似ている気がした。

そう、だからきっと有名な方たちもみんな初めは大きな広い世界にぽつんと居たんだ。
多分…多分きっと、そう…


今も一人ぽつんと島が浮いている。
空を見上げて
ふう、と砂浜にイスを置いて
よっこいしょと歳でもないことを言って
海を見て、何書こうかな(何描こうかな)と


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