【不動産業界】参考にしたい5つのTikTok運用アカウント
不動産業界がTikTokでマーケティングするなら?
不動産業界がTikTokでマーケティングするなら、視聴者の興味を引き付ける投稿と視聴者とのコミュニケーションを積極的に行うことが重要です。
不動産のTikTokアカウントでは、特徴的な物件の内見動画や、引っ越しのときに役立つノウハウ動画などの投稿が人気になっており、まずはそれらを徹底的に真似することがアカウント運用を成功させる近道になります。
ある程度アカウントが認知され、フォロワーを獲得することができたら、オリジナルな投稿を実践しながら「自社だけの色」を出していきましょう。
※「そもそもアカウントの開設方法が分からない」という方は、先にSI株式会社の現役SNSマーケターが作成した「TikTok始め方マニュアル」をご覧ください。
不動産業界が真似したい5つのTikTokアカウント
「ないけんぼーいず_なかじ」
「ないけんぼーいず」は、首都圏の物件紹介を中心とするアカウントです。ユーザーがまるで実際に内見しているかのように感じられる動画を多く投稿しています。
同アカウントは、最寄りの駅や建物から動画が始まっているため、実際の道のりや場所を明確に知ることができる点がポイントです。
また、間取りがユニークな物件を紹介する動画は突出して視聴回数が多く、「誰が住むねんww」といったようなツッコミのコメントも見られます。
また、「この場所で〇〇したら、最高だと思う」とアフレコでコメントを入れることで、視聴者が実際にその家に住んだときのイメージが膨らみやすいのでしょう。
また、このないけんぼーいずの反響がきっかけとなり、同アカウントを運営する中島翔さんは2022年6月に不動産会社を設立しました。
TikTokでの発信が会社設立につながったのは、まぎれもなくTikTokの情報拡散力のおかげでしょう。
「はなこ🌸🍃@不動産🏠」
「はなこ不動産」は、東京の賃貸物件を中心に紹介するアカウントです。出演者である「はなこさん」のセクシーなビジュアルとお役立ち情報が視聴者の注目を集め、特に男性からは絶大な支持を得ています。
同アカウントの参考にしていただきたい運用ポイントは、出演者にタレント化に力を入れている点です。
内見動画はお部屋探しをしているユーザー以外に見てもらうことが非常に難しいですが、綺麗な女性がトレンドのダンスとともに不動産の知識を発信することで、不動産情報を知りたいユーザーとダンスをしている演者を見たいユーザー双方にとって有益なコンテンツとなっています。
演者にファンをつけることで「この人に内見してもらいたい!」というユーザーからの内見依頼が多発しているそう。この演者にファンをつけてアカウントを成長させていく戦略は、斬新で非常に面白いと感じました。
「りっくん🏡」
「りっくん不動産」は、首都圏を中心とする物件の内見動画やユーザーからのコメントを引用した動画を中心に投稿しています。「同棲」「一人暮らし」「家族」など様々なニーズや要望に沿った紹介動画が投稿されているため、幅広い層に高く評価されています。
同アカウントの内見動画では、「必見」「絶対」「後悔」という視聴者の興味を引くキャッチーなワードが冒頭部分に差し込まれており、ユーザーに最後まで見てもらえる工夫がされています。
また、サムネイル画像を一目見るだけで「徒歩何分」など物件の詳細が分かる点も人気の一つです。それにより、自身の求めている条件の物件動画を簡単に探し出せます。
さらに、同アカウントの運用がうまいポイントは、視聴者が知りたい物件の詳細を、動画内では出さずにコメント欄に記載するところです。
ユーザーをコメント欄へ誘導することで動画の滞在時間が伸び、「おすすめ」に乗りやすくなっています。
「【日本一イケメン不動産屋】JO君」
「日本一イケメン不動産屋」は、東京と神奈川にある物件を中心に紹介するアカウントです。
同アカウントの特徴は、固定化された動画のフォーマット。物件に驚く表情と、「いつものようにお部屋探しする僕」というお決まりのフレーズが、オリジナリティを生み出しています。
また、動画内でイメージ画像や間取り図を貼り付けることで、視聴者に物件のイメージをしやすくさせています。
くわえて、視聴者とコメント欄でユーザーとのコミュニケーションを積極的に行っている点も視聴者から支持を得る一つの成功要因でしょう。コメントを返信することによりユーザーは投稿者へ親近感を抱きます。
「Simple NAIKEN不動産」
「シンプルないけん」は、ラインで物件探しができるサービスを展開する「フォーラス&カンパニー」のアカウントです。大阪府にある物件を中心に紹介しています。
動画のサムネイル画像が白く統一されており、清潔感のあるシンプルな動画が同アカウントの特徴です。
地下室があるお部屋や、お城のようなお部屋など、特徴的な物件の数々に思わず目が留まります。
ごく普通の物件だけでなく、少しユニークな物件をセレクトしている点がポイントです。
また、出演者が顔出ししていない点も見逃せません。不動産のアカウントでよく見られる内見動画では、案内人が顔出し出演するのが一般的。
しかし、同アカウントでは物件のみを写すことで、視聴者に実際に内見しているかのように感じさせられています。
視聴者とコメント欄でユーザーとのコミュニケーションを積極的に行っている点も、視聴者から支持を得られている一つの要因でしょう。コメントに返信することで、ユーザーから親近感を獲得できます。
記事のまとめ
不動産業界のTikTok運用にお困りのみなさん、参考になりそうな情報は見つけられましたか?
TikTokは、今や「世界で最も拡散能力のあるSNS」といっても過言ではありません。今後ますます、ビジネス用途でTikTokへ参入する企業が増えていくことでしょう。
TikTokの運用方法をマスターすれば、自社の商品・サービスの認知拡大に絶大な効果を発揮してくれます。トレンドの波に乗り遅れないよう、いち早く着手することが重要です。
もしTikTokの運用でお困りのことがあれば、記事にコメントして教えてください。SI株式会社の現役SNSマーケターがコンテンツを製作し、運用をサポートできるよう情報を発信させていただきます。
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SI株式会社は、ヒカルやラファエルなど有名YouTuberを輩出したインフルエンサープロダクション・VAZのファウンダーであり、アジアを代表する30歳以下のリーダー「Forbes Asia Under30」Media, Marketing & Advertising 部門に選出された森泰輝が代表を務めるマーケティング・エージェンシーです。
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