『Blender Python完全ガイド』より 第3回 ~1-2 準備(前編)~
Blender内でPythonを活用し、3Dモデリングやアニメーション制作などの3DCGプロジェクトを効率化するための環境設定や、Pythonの基礎知識、アドオン開発、公開・ライセンス管理などの応用的なトピックについて詳しく解説する『Blender Python完全ガイド』から書籍内容を抜粋してご紹介。第3回は「Chapter1 BlenderではじめるPython」より「1-2 準備(前編)」です。
1-2 準備
■Blenderのインストール
最初にBlenderをインストールします。Windows、macOS、Linux(Ubuntu)それぞれのOS でインストール方法が異なるため、注意が必要です。
Windows
Blenderは、https://www.blender.org/download/ から入手できます。ブラウザを開いたときに、対象のOS に合わせたダウンロードボタンが表示されます(図1.8)。
Windowsの場合、Blenderのインストーラはダウンロードボタンから入手できます。ダウンロードしたインストーラを実行してください(図1. 9)。
[Next]をクリックする。
ライセンスへの承諾を求められるため、[I accept the terms in the License Agreement]にチェックを入れる。
[Next]をクリックする。
Custom Setupでインストール先を変更できるが、ここでは変更せず[Next]をクリックする。
最後にインストールを開始するか尋ねられるため、[Install]をクリックする。
インストール中、デバイスへの変更許可を求められることがある。その都度[はい]をクリックする。
インストールが完了したら、[Finish]をクリックする。
以降は、デスクトップ上に作られたショートカットやスタートメニューからBlenderを起動できます。
macOS
Windows版と同様に、macOS版のBlenderもhttp://www.blender.org/download/から入手できます。macOS版のBlender はdmgファイルとして提供されており、Intel CPUとApple Silicon CPU の両方がサポートされています。MacのCPU を確認して適切なバージョンを選択してください(図1.13)。
dmgファイルを入手したら、ダブルクリックしてファイルを開きます。Blenderのアイコンをフォルダにドラッグ&ドロップし、Blenderをアプリケーションフォルダにコピーします(図1.14)。
これでインストールが完了し、今後はLaunchpadなどからBlenderのアイコンをクリックして起動できます。
Linux(Ubunt u)
Linux(Ubuntu)でBlenderをインストールするためには、ターミナルからリスト1.1を実行します。
インストール後は、リスト1.2 を実行することでBlenderを起動できます。
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