青春18切符 西本州制覇Ⅲ 【ひとり旅開始】出雲大社〜丸亀
みなさんこんにちはshutoです。旅と写真が大好きな大学生です。
ここからはひとり旅。朝の出雲から旅を再開しましょう。
とその前に1つ。これからの旅に向けて、お供が加わりました。
RICHO GR2を購入
28mm単焦点。小型でポッケに入る大きさなのに一眼に劣らないセンサーで極めて高画質。さくっと気軽に高品質の写真が撮れることに惹かれ購入しました。
コンパクトでおしゃれ、良い買い物した気がします笑
慣れてきたころに写真とともにGR2特集でも綴ろうかと思います。
旅に出るのに良いカメラを持っていないというのはご飯をおかず何も乗っけずに食べているようなものですかね。(何を言っているんだか)
ちなみに今までのnoteに出てきた写真は全てiPhoneXRで撮影したものです。持ち腐れにならないようにカメラの腕も磨いていければなと思います笑
では本題へ。4日間の旅を満喫し友達は横浜へ帰還。自分はさらにひとりで旅を続けます。
1~4日目の記録を読んでない方、忘れたのでまた読みたいという方は是非こちらを覗いてみてください。
↓↓↓↓↓↓
初日
横浜→熱海→清水→三保の松原→弁天島→名古屋→伊勢
2日目
伊勢(伊勢神宮・)→奈良(東大寺)→京都(平等院・伏見稲荷・祇園)
3日目
南禅寺→清水寺→嵐山→琵琶湖→白髭神社→大阪→神戸→明石
4日目
明石→竹田城跡→玄武洞→鳥取砂丘→出雲
と横浜から出雲までを4日間で駆け抜けました。
観光しきれなかったという後悔は琵琶湖テラスのロープウェイ運休以外になく、充実した4日間。
5日目からひとり旅となり、また新たな気持ちで旅が始まりました。
5日目
出雲大社→松江城→足立美術館→倉敷
出雲大社
怒涛の4日間に比べて比較的穏やかな1日。
とはいえ早起きは当たり前。6時半ごろ起床し身支度を済ませ、雹で心も体も冷え切った私に素晴らしい対応をしてくれた漫画喫茶とお別れをし、出雲大社へ向けて出発。
距離としては6km程度で歩くと約1時間。駅まで行くのも少し距離があったので、徒歩とヒッチハイクで向かう決断をしました。
出雲大社に向かって歩きながら、大きい信号や一本道があればヒッチハイクを試みましたが結局この日の朝は車は捕まらず。。。
途中でワイナリーを見つけた。早朝なのでもちろんオープンしていないしそもそも僕は未成年であるためささっと通り過ぎました。
結局歩いて1時間半程度かかり、8時ごろ出雲大社に到着。
誰もいない。。。
早速中へ入ってみるとぼちぼちと人が。絶対都会では感じられないこんなにも空気の澄んだ清々しい朝は本当に気持ちが良かったです。
木々に囲まれた長い一本道を抜けるとそこには1つの大鳥居が。それもくぐり松の木の間を歩くと、ようやく神社らしき影が。
大きなしめ縄を楽しみにしていた自分なのですが、拝殿に到着し、少し小ささに驚きました。何とも言えない虚無感。
それもそのはず、ここは私たちが良く写真で見る場所ではありませんでした。一安心笑
本殿から左手にある通路を通り、大注連縄がある神楽殿へ。
これは大きい。大迫力すぎました。
裏から見るとなんだこのカッコ良さは。
みなさんも行くときはお間違えの無いように!!!
出雲大社を満喫し、バスに乗り駅に戻り、また移動
出雲→松江
出雲市駅から、JR山陰本線に乗ること50分。JR松江駅へ到着。
国宝である松江城天守閣へ歩きました。
30分もかからず、途中に宍道湖などもありすぐ着いた印象。
松江城が近づくにつれてなんだか楽器の音が聞こえてきました。
その日はイベントがあったらしく、松江城の麓ではご当地土産やグルメの出店が30店舗ほどにぎやかな雰囲気を作り出し、城の周りではマラソン大会が行われていました。
入り口には甲冑や着物に身を包んだ団体がたくさん。
天守閣はさすが国宝と言わんばかりの迫力があり、ベストなタイミングで訪れることができて非常に満足でした。
出店のうどんと串揚げを腹に入れ、この旅初めての聞き込み調査。
内容は「この近くの有名な観光地」ざっくりすぎていい答えが見つからないかなと思ったが、皆さんが口をそろえて言うのが「足立美術館」でした。
なんと日本一の庭園があるのだとか。
名前も聞いたことなかったので場所とアクセスを調べたところ、JR安来駅から無料シャトルバスが出ていることが分かり、すぐに向かいました。
松江→足立美術館
松江駅からまたもJR山陰本線に乗り、20分。安来駅に到着。
約30分間隔で、定員が先着28名なので注意を!!詳しくはこちら
15分ほどバスに乗り、足立美術館に到着。
初めは京都でよく見るような日本庭園が館内から見え、やはり綺麗。
窓から見たり
池があったり
なんだかスナフキンみたいな銅像があったり
通路にもなにか風情を感じるものが
ここまででも大満足でしたが、最後の観覧スペースに行ってみると
これはすごい。さすが17年連続日本一の庭園。
庭園というよりかは、奥の山も一体化した自然公園みたいでした。
秋にはこんなにも綺麗なのだとか。
思わずメモ帳、しおり、写真をお土産として購入しました。
なんやかんやで15時。5日目の最終目的地である倉敷へ向かいます。
足立美術館→倉敷
安来駅までバスで戻り、JR山陰本線で米子駅へ。そこからJR伯備線に乗りJR新見で乗り継いでJR倉敷駅へ。
この移動時間はなんと4時間50分。
(時間によっては3時間台で移動できる日もあるらしい)
たいして疲れていなかったので外の景色を眺めながら考え事をしたり、音楽を聴いたり、動画を見たりして暇つぶし。
これからこんな長い移動があれば本読むかnoteを書くことにします笑
21時前。倉敷駅に到着。
倉敷にいとこの家があるので、お土産とお土産話を持って向かいました。
作ってくれた唐揚げをたらふく食べ、次の日の早起きに備えて5日目にして初めてちゃんとしたベッドで寝れました。
やっぱり家って最高だし、手料理は最高。改めて日常がどれだけ幸せか考えさせられた一日でした。
5日目おさらい
出雲市→松江 35分 580円
松江→安来 23分 420円
安来→倉敷 291分 2590円
5時間49分 3590円
今日も電車代約1500円お得に。恐るべし青春18切符。
6日目
倉敷美観地区→直島→高松(四国上陸)→丸亀→父母ヶ浜
倉敷美観地区
倉敷のいとこの家を後にして、早朝から倉敷市にある倉敷美観地区へ。
やはり朝早いので人はほとんどいない。この旅のおかげで朝活が好きになったのは間違いない。
川のリフレクションが素晴らしくきれいでした。
古き良き和の街並みは心落ち着くものがありますね。日本人はこのような街並みや和の雰囲気を感じると心が浄化されて穏やかな気分になっていくのはなんででしょうか。
伊勢のおかげ横丁、京の祇園、そしてこの倉敷美観地区。どこも心が落ち着いてずっといられます。
歩いて倉敷駅まで向かい、そこからある目的地を目指しました。
「アートの島」とも呼ばれる島である直島です。
倉敷美観地区→直島
倉敷駅からJR山陽本線で岡山駅へ。そこからJR瀬戸大橋線に乗り換え、茶屋町駅でJR宇野線に連絡し、1時間ほどでJR宇野駅へ到着。
JR宇野駅からはフェリーに乗り、50分かけて直島(宮浦港)へ。片道300円かかります。
波が穏やかできれいな瀬戸内海を通るため眺めに飽きることはありませんでしたが、外にいると海風が少し寒かったですね。
直島に着くとすぐ、1つのオブジェが目に入る。
草間彌生の「赤かぼちゃ」です。中はくりぬかれていて内部に入ることができましま。
そのすぐそばには、藤本壮介の「直島パヴィリオン」があります。
約250枚のステンレス網でできていて、こちらも内部に入れます。
島全体がアートになっているのが直島の特徴。
そんな直島を観尽くしたかったが、フェリーで四国に行くために滞在時間は約2時間しかなくて、港のすぐそばで自転車を借りて回ることにしました。
港のある宮ノ浦エリアから美術館が多くあるエリアへ移動。
港の平地が終わると、あとはほぼ山道。電動アシスト付きのものを借りればよかったと物凄い後悔をしたのを覚えています。
山道の途中で一匹の猫ちゃんと遭遇。
疲れも吹っ飛びましたが可愛すぎてその場で休憩してしまいなかなかのタイムロス。帰り道も会えることを祈り、先へ進みました。
どこまでも自転車で行けると思いきや地中美術館を過ぎたあたりで「この先は徒歩でしか行けません」という看板が。
自転車を停めて歩いてベネッセハウスミュージアムへ。
面白い展示が多かったが正直足立美術館の衝撃が強すぎて思いのほかサクッと一周し、外の展示場へ。
ニキ・ド・サンファールの面白い彫刻が立ち並ぶ広場を進むと、直島の代名詞ともいえる「黄かぼちゃ」がありました。
瀬戸内の海をバックにポツンとあるかぼちゃ。自然とアートの融合をここまで間近で体感できるのはきっと直島だけでしょう。
ゆっくりしていたらフェリーの時間がギリギリなことに気づき自転車を飛ばして宮浦港へ。帰り道に見つけたオブジェはぱぱっと写真撮るだけで終わってしまったのが非常に残念。
猫ちゃんの存在など忘れ、急いでチケットを買ってフェリーに飛び乗りました。これに乗れてなかったら次は2時間40分後。危ない危ない、、、
GR2と共に丸1日かけてゆっくりもう一度訪れたい島でした。
直島→高松(四国上陸)
直島から再びフェリーに乗り、1時間かけて高松港へ。片道520円。
初の四国上陸だったがなんの感動もなく、電車に乗る。多分この時の僕の頭の中はうどんでいっぱいでした。笑
高松→丸亀
高松からJR予讃線に乗り30分程度でJR丸亀駅へ。
朝以来何も食べていなかった僕はうどん屋へ直行しました。
一軒目
二軒目
三軒目のうどんは写真が消滅、、笑
一時間程度でうどん三杯をぺろりとたいらげてしまいました。驚異の胃袋。
やっぱり本場のうどんは美味しい。三軒ともお店の名前を記録するのを忘れてしまいました、、、。しかし次の日うどん県香川ではなく愛媛で出会ったうどん屋が美味しすぎて驚きました。次のnoteで紹介します、店名もしっかり覚えていますよ笑
腹を満たしたところで、次なる観光地へ。
それは、銭形砂絵と呼ばれる、寛永通宝を模した巨大な砂絵です。
丸亀→銭形砂絵
丸亀駅からまたJR予讃線に乗ること1時間でJR観音寺駅へ。
観音寺駅から銭形砂絵までは約2kmでしたが、途中からプチ登山のような形になるので歩いて30分ほどかかりました。
到着。
瀬戸内海と緑と砂浜の中にある大きな銭形砂絵を見下ろしました。
写真だとそのすごさがあまり伝わらないのが残念です。夜になるとライトアップもされているみたいなので是非足を運んでみてください。
下山し、次は絶景を求めてまた移動。日本のウユニへ向かいます。
銭形砂絵→父母ヶ浜
父母ヶ浜への基本的なアクセスは、JR詫間駅からバスですが、もう一度歩いて駅まで戻り、電車に乗り、そこからバスに乗る手間を省きたかったので、またまたヒッチハイクを試みました。
開始して10分程度、1人のおじいちゃんが乗っけてくれました。
おんぼろの軽トラに乗り込み、談笑しながら父母ヶ浜まで。マニュアル車だったのでガコンガコン言いながら、父母ヶ浜までアトラクションみたいな感じで到着しました。無事車酔い。笑
着くと多くの観光客とカメラマンの姿が。
話を聞いてみた所、天気と干潟と波のコンディションがあまりよくなく、これでも人は少ないほうなのだとか。
残念だったがせっかくなので良い写真を撮りたいと思い撮影開始。傘を持った男女に声をかけさせてもらい、撮ってみた。
おお、悪くない。
しっかりと水面に反射し、鏡になっている。
お次は大学生5人組。横に並んでもらった。これだけでもいい写真だ。
飛んでもらった。左から2人目が異次元の跳躍力。
これは人が多いほうがきれいに映るのではと思い、3グループ集まってもらい写真を撮った。
こういう時の行動力はえげつないと自分でも思う笑
お、良さそう。
好きなようにジャンプしてもらいました。
物凄いいい写真が撮れた。両端個性丸出し。
自分も入れてもらい1枚とってもらいました!
良い写真!
下が切れちゃって構図が微妙なのが少し残念、
同じ目的で同じ場所に来ている人は気が合い、話も弾むという体験がとても多い。これが旅の魅力のひとつでもあるなと再認識しました。。
天気が良ければこんな絶景が見れるそう
日が暮れて、バスで詫間駅まで戻り、夜のうどんを求めまた丸亀駅へ笑
しかし少し遅くなってしまったのもあってチェーン店でうどんを食べて、6日目が終了。今日も非常に濃い1日だった。
またお決まりの漫画喫茶へ。
もう慣れてすぐ寝れるようになりましたね。
6日目のおさらい
倉敷→宇野 81分 840円
高松→丸亀 27分 550円
丸亀→観音寺 55分 550円
詫間→丸亀 21分 260円
3時間4分 2200円
青春18切符を使ってもそこまでこの日は金額は変わりませんでしたね。
次回は最終章 7,8日目
なんといっても下灘駅が圧巻でした。ミシュランのうどん屋に行ったり、運命的な出会いをしたり、しまなみ海道を40kmチャリで爆走したりとまた濃い濃い1日でした。
またの投稿をお楽しみに!ご精読ありがとうございました。
shuto
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?