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松尾芭蕉も認めた天空の修行地”山寺”

みなさんこんにちはshutoです。

今回は空に浮かぶ”立石寺 山寺”の魅力を綴ります。


ここに訪れるのは険しい道のりでしたが、その疲れをすべて吹き飛ばす絶景が待っていました。
俳聖松尾芭蕉も見惚れたこの山寺。どんな場所なのでしょうか。


その前にちょこっと小話。

次第に自粛ムードも無くなり、サッカー・トレーニング・ウーバーイーツ・課題・資格の勉強・適度な遊びをこなしていたら結構時間に迫られる生活ができてきました。嬉しい限り。
(スケジュールはきちきちに詰めたいタイプの人間です笑)

ついこの前には赤坂にあるとある焼肉屋で至福の時間を。お肉って本当にとろけるんですね。驚きました。

結構充実した日々を送れて幸せですが、
夏休みに果たして旅に出れるのかという悩みが最近どんどん膨れ上がってきてます(笑)


予定ではこの夏、北海道と四国、山口・広島などに足を運ぶ予定でしたが、どうなるかわからない現状。これができないと大学生のうちに47都道府県制覇するという目標が困難になってしまうので是非とも行きたいところ。。。

今はこんな感じ。

今更自粛は難しいので国民全員が外出時にも危機感を持って、夏までにひと段落してくれればうれしい所なのですがね(笑)


まあ今は悩んでても仕方がないのでやるべきことをやりたいと思います。



では本題へ。

前回のnoteでは日本三景の一つ”松島”を観光。
読んでいないという方は是非ご一読を。


朝の7時。泊まっていたゲストハウスを出発。

連日漫画喫茶に泊まっていた疲れはほぼなくなり、気持ちよい朝だった。


朝早くから早速山寺へと向かう。

仙台駅からJR仙山線で1時間程度。山寺駅へと到着。


駅のホームから今回訪れる山寺の場所を望むことができた。
結構高い。相当高い(笑)

見づらい方のためにアップした画像を。

相当な絶壁にあり、険しそうな道のりだと思いながらも、何かとテンションが上がっていた自分。こういう世界観が大好きなのである。


風情のある駅舎を後にし、早速登山開始。


雪交じりの小雨の中、歩く。もちろん同じように山寺を目指す人はいない。


駅からほんの数分の場所に、山寺への入り口はある。


階段を上ると、待ってましたという風に現れる本堂。

誰もいない朝で、雪がちらつくこの雰囲気にとっくにハマっていた。


本堂のすぐそばに、山への入り口がある。

入山料300円を支払い、早速登ることに。


道はほとんどが階段や岩で作られた道。
岩肌や土の道を上ることはなく、体力さえあればいけるタイプの登山路である。



ところどころこのように昔の名残の場所の解説を記した看板があり、歩いていて全く飽きない。

かつてここは修行僧の地であり、多くの僧が命を落としたのだとか。



いくらか歩くと、名所”せみ塚”が。

俳聖松尾芭蕉が山寺の地を元禄二年(1689)に訪れ、紀行文と句を詠んだとして有名な場所である。


「閑さや岩にしみ入る蝉の声」


この有名な一句が読まれた場所がここ”せみ塚”なのである。

自分が訪れた3月は、山の木々は枯れ、雪が降っていたためこの情景には合いませんが、初夏にはこのような風景になるのだとか。

(公式サイトより)


せみ塚を過ぎ、さらに歩みを進める。
次第に雪も強まり、前を見て歩けないほどの吹雪に。

途中の仁王門で休憩をし、雪が弱まったら再び上を目指す。


ここから1分程で、何やら多くの堂が立ち並ぶ場所へ。ここが参道の終点であった。

一番高い所まで階段を上り、右手にある小道を進む。

崖の上にポツンとある小さな堂。

この景色が”山寺”と名付けられた由縁であろうか。
雪が降っているのに太陽光が雲の切れ間から顔を出し、幻想的な場所であった。


この先を少し進むと”五大堂”がある。

岸壁からせり出すように作られていて、まさに天空の寺である。


その目の前には町と山々がパノラマのように存在し、今までの疲れを全て吹き飛ばしてくれる景色が広がっている。

芭蕉もこの地で感銘を受けていたのかと想像すると、歴史が違えど景色に感動し同じ場所で同じ思いをしていることになにか不思議な感覚になる。


また、この五大堂は中に入ることができる。

素晴らしい景色だ。



次第に空模様も明るくなり、五大堂に光が差し込む。

顔を覗かせるとすぐ下は崖であるため少し怖い(笑)



五大堂を後にする頃には雪を降らせていた厚い雲はすっかりなくなり、青い空が広がっていた。


こんなにもすがすがしい気持ちになれるとは思っていなかった。
空気も澄み、涼しい風が吹くこの山寺の感覚はいまだに忘れられない。

新緑の初夏にもう一度訪れるつもりだ。
その時にはきっと芭蕉と同じ気持ちを感じられるだろう。



ゆっくりと下山し、駅舎まで戻る途中に、小さな売店が。

おばちゃんが勧めてくれた玉蒟蒻と、自分が一番好きなアイスであるmowを買う。
のんびり風情のある駅舎から山寺を眺めながら、電車を待つ。


次なる目的地へ備える。



この山寺から次の目的地である”五色沼”までは電車とバス合わせて7時間弱の移動。

まぁ移動も旅の醍醐味。
ですが7時間は規格外(笑)
飛行機に乗れば日本から出れちゃいますもんね。

思ったことを文字にしながら、電車での時間を過ごす。




今回のnoteはここまで。
次回も絶景が待っているのでお楽しみに。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

また覗きに来てください。


ではまた。

shuto


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