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バケツ稲の移植完了!

今日は2週間前から始めた予備実験の近況報告。

あれから順調に育って、地上部は30cmほどに。徐々に肥料切れのような症状が出てきたので、移植を今日は行った。とはいえ田んぼはまだ見つかってないので、バケツ稲で育てようと思う。

ここでいくつか問題がある。以前にも紹介したように「土」がない。いや、あるんだけどどれが良いかを見極めないといけないし、自分でスコップを使って採掘しないといけない。日本で実験する時は研究室が土袋を買ってそれを使っていたが、もちろんこの地では土は売ってない。久しぶりにスコップを持って土を掘り起こし、20キロほどを天日干しした。良い色、良い匂い、良い肌触りな気がする!

次の問題がバケツ稲で使用する「バケツ」だ。これは隣町に行けばそれなりの物が買えるのだが、僕はあんまり配属先のお金を使いたくないってのもあるし、そもそも配属先にはあまりお金がない(去年は赤字だったみたい)。出来ることならゴミとして捨てられるものを使いたいと思っていた。そう思っている時に、ボテジョン(日本でいうウォーターサーバーのガロンボトルのようなもの)が大量に捨てられている場所の情報を得た。すぐ今日行ってとりあえず8個だけ持って帰ってきた。

最後に「水」である。外に水道なんてないし、どうやって水をあげようか…。ただ運の良いことに配属先の敷地内を一つの用水路が通っているので、そこでバケツに水を汲んでせっせと持ってこれば水はあげれる。ただ本実験では個体数が多いからこれまた考えなければ…。

何はともあれ、今日はボテジョンも手に入って、土の準備もできて、無事に移植は完了!今日はかなり活動で身体を使ったのに、その後の野球でもかなり動いたからもうクタクタです…。

(Vol.185_10/10/2019)

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