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振り返ってみた

今年も残るところあと一日。ということで一年を振り返ってみる。

1月
1/8に駒ヶ根訓練所に入所して、JICAボランティアになるための初めて出会う同期たちと共に訓練が始まる。人間関係や初めて習うスペイン語に苦労するが、どこか楽しい。時は金なりで、隙間時間はスペイン語と修論の訂正。1/30に無事に修論提出。

2月
毎日コツコツ勉強したおかげでスペイン語の中間テストは無事終わった。その前日の修論発表も無事に終わらせて、博士課程の進学も決まってひと段落。訓練生活はとにかく楽しい。

3月
晴れて無事にJICAボランティアとして派遣が決定。修士も無事に卒業。

4月
ドミニカ共和国に入国。1か月の語学訓練が始まる。バスなどの交通事情に苦労はしたが、言語含め生活面では不自由は感じなかった。平日は語学に没頭し、休日はとにかく外に出て遊んだ。

5月
ようやく任地に着任。とにかく会話ができない。何言ってるのかさっぱり。ストレスからか原因不明の高熱や虫などによる肌の荒れで度々首都へ。

6月
徐々に生活には慣れてきたが、言語はまだまだ分からない。安対や大使官邸でのお食事会などイベントごとが多く、同期と会う機会が多かった。

7月
オンゴ事件。首都の美容院に行ったらぼったくられた挙句、キノコ(スペイン語でオンゴ)にされた。配属先の仕事内容などはある程度分かった。

8月
家主の都合で転居せざるを得なくなる。活動について話し合うが、特にしてほしい事などはなく、要請内容はあってないようなものだと知る。だがとりあえず農家さんと仲良くなってとだけ言われる。

9月
農家さんに僕のことを知ってもらうためにポスターを作成。活動自体は僕一人だけでやるしかないんだと悟る。

10月
主に3つの活動目標を作った。1つは実験系。残りはパンフ作成。言語はまだまだだが、ストレスには感じないようになった。

11月
25歳になる。農家の知り合いは増え、同僚とも仲は良い一方で、孤独との闘い。

12月
活動目標を見直す。指導者としてパンフを作り、集会を設けることを重視する。初めてのドミ共でのクリスマス。

今年はとことんたくさん考えた年だったかな。でもここでの活動は思った以上に何もできていないなあ。環境とか資源とか周りのせいにしがちだけど、今一度考えたい。

どんだけ大きなことをするかより、どんだけ人のことを思って活動したかの方が大切だと思う。それが僕のこれまでの人生で大切にしていたものの1つだから。

あとは、今年はご縁に恵まれた年だった。このJICAボランティアになれたのも、名大だけでなくタイの大学にも進学できたのも、ここドミ共でのご縁もたーっくさんあった。本当一つ一つが一期一会で、最終的にそれが僕の人生を築いているから面白い。

長くなってしまってすみません。というわけであと一日ありますが、今年もお世話になりました。来年の抱負はまた来年。良い年末年始を。

(Vol.266_30/12/2019)

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