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カリュアド・ド・ラフィット2014

生産地 ボルドー ポイヤック
蔵元 ラフィット・ロートシルト
品種カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フラン
色 ピンクがかった濃い赤紫
涙 粘りこさをかんじる。はっきりと重い
香り
主観:スミレ 赤いベリー、紅玉りんご、軽い石、はちみつ
その他の意見:赤果実、黒スグリやブラックベリー、

味わい 強い酸味。香りはよかったが…エノマティックワインサーバーとてこれは劣化したのではないだろうか…紹興酒。よくみるとボトルはそんなに減ってない。ひょっとしたら逆に開いてないか…
タンニン 強く荒い。

とりあえず最高峰のワインの生産者であり、そこのセカンドラインだということがわかった。10年でのみごろというのもあり、思ったよりというものだったのだろうか…のんだときの値段はみたら44000だったが、過去の他の方のブログだと3万だった。2024に向けて価格もさらに上がっていくのだろうか…

赤い果実、石灰質の底層の上に広がる砂利質というのはかんじられたようだ。ヒマラヤ杉やグラファイト(黒鉛)というのは思いもよらなかった。これからはいろんな香りを言葉で表せるよう普段から意識する。


少量生産の第1級セカンドワイン!
名称は、1845年にシャトー・ラフィットが購入した、最良のブドウ畑に隣接した区画の総称「カリュアドの丘」に由来しています。20世紀にシャトー・ラフィットと統合されるまでは、別物として関係なく販売されており、1980年代以前には、「ムーラン・デ・カリュアド」と呼ばれていました。

アロマはまだ閉じ気味ですが、赤果実、黒スグリやブラックベリーの洗練された香りが繊細に香ります。口に含むと丸みのある印象で、しっかりとしたタンニンを感じさせつつも、シャトー特有のエレガントなスタイルに仕上がっています。非常に長い余韻は、これから熟成を重ねることでさらに美しく進化していくでしょう。

10年ほどで最高の状態に達することが予想されますので、是非熟成させてからお楽しみください!

ワイングロッサリー

ラフィットのワインは1974年までは概して凡庸だったが、1975年から1990年代の初頭にかけて大幅に改善され、1994年以降は最上のボルドーの仲間入りをしている。事実、今日ではボルドーの最も偉大なワインの1つと考えられている。
フィネスと力強さが見事に融和したワインなのである。
私自身を含めて、評論家たちはこのポジティブな傾向を賞賛してきたわけだが、忘れてはならない。このシャトーは単にその神秘的な地位と、市場における価格に恥じない生き方をしていることだけのことである。ラフィット、それも特により最近のヴィンテージのものを買えば卓越したワインを手にできることは確実だし、与えられる限り最上の味わいを経験できるものと期待できるが、価格が価格だけにこのワインに手が届くのは最富裕層のみである。
お値打ち品を探している人はほかのワインに関心を向けたほうがよいだろう。もっとも、このシャトーのセカンド・ワイン、カリュアード・ラフィットの、とりわけ1990年代半ば以降のものは関心を抱くだけの価値があると注記しておく。

『シャトー ラフィット・ロートシルトについて』 ロバート・パーカー
ベタンヌ&ドゥソーヴのル・グラン・ギド・デ・ヴァン・ド・フランス誌では、「ポイヤックの至高のクリュ。「ラフィット」の他に並ぶもののないフィネスは、石灰質の底層の上に広がる砂利質に由来しており、これが永遠に「ラトゥール」と「ラフィット」を区別する違いである。果実味という通常の概念とはまったく正反対のヒマラヤ杉やグラファイト(黒鉛)といった信じられないアロマが現れる。そのテクスチュアは世界の他のどの場所でも生み出すことは不可能で、特にタンニンはドライだが柔らかく、そこが耽美主義者のワインである。」と大絶賛!

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