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#隠岐島

黒曜石の秘密と隠岐島

黒曜石の秘密と隠岐島

黒曜石というのは、日本では非常に希少な鉱石だ。
古代日本では、現代で言うところの貨幣の役をしていた。

それは、卑弥呼の時代に遡る。

高句麗という朝鮮の北の国が、南の方にあった日本の任那(みまな)というところに押し寄せ、朝鮮半島で大きな戦いが起きた。
二百年前後のことだ。

朝鮮の民族が船に乗り日本に逃げてきて、鉄の文化を日本にもたらした。

九州の北部、南部、中部、至るところで戦争が起きて、約

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日本に秘められし偉大な祝福の言葉の力

日本に秘められし偉大な祝福の言葉の力

緑輝く隠岐島島根県の隠岐の島に行ってきました。島根県というのは石見、出雲、隠岐島の三つのエリアに分かれています。

隠岐島に行って一番最初に驚いたのは、植物の緑色が実に濃いことでした。島根県議会議員の吉田雅紀氏の説明にもありましたが、本土で見られる緑色とは全然トーンが違います。これは明らかに植物に含まれている葉緑素が多いのではないか?と、滞在中にその理由を考えていました。

どうやらマグネシウムが

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「隠岐騒動」国境離島・隠岐における明治維新(後編)吉田雅紀著

「隠岐騒動」国境離島・隠岐における明治維新(後編)吉田雅紀著

中沼了三の存在前編では、幕末の隠岐を取り巻く社会情勢から、隠岐騒動に至る経緯、及び松江藩の追放と世界に先立つ自治政府の樹立までを見てきた。

日本海の離島である「隠岐の国」に、単に困窮する経済的要求からの一揆ではなく、尊皇のもとに住民自治を実現する政府機構まで備えた維新がなぜ実現したのか? その背景には理論的精神的支柱がなければならない。

150年前の隠岐の歴史を考えるとき、多くの島民が一様に挙

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「隠岐騒動」国境離島・隠岐における明治維新(前編)吉田雅紀著

「隠岐騒動」国境離島・隠岐における明治維新(前編)吉田雅紀著

尊皇の島「隠岐の国」
山陰沖40~70kmの日本海に浮かぶ、中ノ島・西ノ島・知夫里島の島前3島と、島後と呼ばれる島のあわせて4つの有人島、さらに大小180の島々からなる隠岐諸島。太古の石器時代から良質の黒耀石を算出する宝の島として、環日本海交流の十字路でもあった歴史に古い隠岐の島。我々はここを「隠岐の国」と呼んでいる。

古事記の国生み神話では、淡路・四国に次いで3番目に生まれたとあり、聖武天皇の

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