会社の人間関係が辛いと悩むあなたへ

人間のすべての悩みは人間関係の悩みである。

一世を風靡した『嫌われる勇気』で有名なアドラーはこういったという。

ということは、社会に他人がいる限り人間の悩みは尽きないってこと。

だからといって、いまあるあなたの苦しみは一生続くんだから諦めなさいなんていうチープな結論を伝えたいわけじゃない。

かつて、あなたと同じように会社でパワハラにあい、人間関係に苦しんだ身から言えるアドバイスを伝えたいと思う。

そもそもあなたには価値がある

まず大前提として伝えたいのは
「あなたにはめちゃめちゃ価値がある」
ってこと。

職場の人間関係で悩んでる人って、仕事がやりづらかったりして、
「なんで自分はこんな簡単なこともできないんだ…」とか、
「ミスばっかりする自分は駄目なやつだ」とかとか
「報告しなきゃいけないけど怒られるの怖くて報告できない…社会人失格だ…」とかとかとか。

自分を否定するマインドに陥っちゃってませんか？

もし、そんなマインドになってしまっていたとしてもぼくはこの言葉を伝えたい。
「あなたは全然だめなんかじゃない！」

でもそんな言葉を投げかけられたところで、
「こんなミスばかりするのはやっぱりだめだからだ…」とか
「人間関係うまくいかないのは自分のせいだから…」とか
結局、否定するマインドに入ってしまうと思います。

確かに、あなたがうまくいかないのは、あなたの能力と仕事が見合ってないからかもしれません。
でもそれは結局、
「それが向いてないから」
ってだけしかなくて、あなたの価値が損なわれるなんてことは全くない！

これを大前提にした上でアドバイスを２つほど授けたいと思います。

所属するコミュニティを増やせ

ひとつめはこちら。

会社が辛いと悩むあなた。
生活が会社と家の往復だけになってませんか？
休みの日は一人で家に籠もりっきりになってませんか？

人間は社会の中で生きる動物です。
ひとりじゃ生きられません。

それなのに唯一あなたが所属するコミュニティに安心感や帰属感がない状態というのはとってもしんどいです。

だからこそ、あなたが受け入れられる、依存することができるコミュニティを増やしてほしい。

コミュニティって言っても何でもよくて、家族、友人はもちろん行きつけの飲み屋とかゲーム仲間とかもうほんとになんでもいい。

とにかく自分が受け入れられる空間、世界を増やすこと。

「自分は駄目なやつでここにいてはいけないんじゃないか」な世界を相対的に少なくしてほしい。

実際ぼくも働いてて辛いとき、行きつけの飲み屋を作って、そこでよく話を聞いてもらったりしてた。
ほんと、なんでもいいからそういう依存先を作るのが大切。

人に何かを与えろ

これは役に立ったなって自己効力感を得るため。

自分なんて…って自己否定マインドになってるときこそちょっとしたことをすることで人の役に立ったなって思ってほしい。

ほんとこれもなんでも良くて、例えばコンビニで買い物したときのお釣りをそのまま募金箱に入れるとか、ちっちゃいことでいい。

実際そういうことをすれば、最初の自分には価値があるをより現実的に受け入れやすくなると思う。

だからしょうもないことでいいから
「何かを人に与えること」をやってみてほしい。

ボランティア活動はめっちゃおすすめ

じゃあ実際に何しようってときに僕がやってたのはボランティア活動でした。

これ、すごいおすすめ。

というのも、さっきのアドバイスを両方取り入れられるから！

ボランティアって基本的に人が足りてないから手伝いに来てくれる人には常時ウェルカムだし、活動自体も難しいことは求められないのに役に立った感が結構あるからネガティブモードを抜け出すのにすごくいいきっかけになると思う。

しかも、付随してよいのは、ボランティア活動に参加する多種多様な人と繋がりが増えること。
いろんな人と話をすることで自分の知見も世界も広がる！

まじいいことづくめですよ。

ちなみに僕はNPO法人のキッズドアさん（https://kidsdoor.net/）が運営する貧困家庭向けの学習支援教室に先生として参加してました。

他にもボランティアで検索すると色々な団体の活動が出てくるので無理のない範囲で参加してみると良いかと思います。

そんな感じで、会社で悩む人へのアドバイスでした。

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