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芸術の秋は、さいたまで『さいたまアーツセンタープロジェクト2022』に参加しよう!10月・11月実施プログラム参加者募集中!

いよいよ芸術の秋、到来ですね。『さいたまアーツセンタープロジェクト(SACP)』10月と11月のプログラムのご案内です。

『さいたまアーツセンタープロジェクト(SACP)』は、「くらしにアートを。だれでも参加できるアートの場をつくろう!」と、2020年に開催された「さいたま国際芸術祭2020」の中で始まり、2021年、2022年と継続しこれまでに約100のプログラムを実施しています。

プロジェクトを通じて、たくさんの方と「アートを愉しむ習慣」が生まれたらいいなと考えています。

さいたまアーツセンタープロジェクト2022メインビジュアル

プログラムは、作家の表現を味わうことができる造形ワークショップ、ライブや身体パフォーマンスを鑑賞するプログラム、アートプロジェクトのアイデアを学ぶことができるレクチャーのプログラムなどを月3回のペースで実施し、興味関心のあるプログラムやライフスタイルの中でタイミングが合ったプログラムにお気軽にご参加していただける構成になっています。

プログラムを通じて、普段みなれたものや考えに「!」や「?」が生まれるきっかけになるかもしれませんよ。

プログラムはすべて、予約制となっております。お手数ですがご予約いただきご参加ください。

●プログラムの予約はコチラ

https://sites.google.com/view/sightama-artscenter-project


●SACP2022の詳細はコチラ


SACP2022:10月のプログラム

公立文化施設の実験:市民による企画会議「アリオス・プランツ!」 :【講師】森隆一郎

2008 年にオープンした福島県いわき市の公立文化施設「いわき芸術文化交流館アリオス(いわきアリオス)」では、オープン当初よりアーティスト藤浩志と 市民参加による企画会議「アリオス・プランツ!」に取り組みました。ここから、フェスティバルや映画祭など、さまざまな市民の自主的な活動が生まれました。 各地のアートプロジェクトを経て、いわきアリオスの立ち上げスタッフとして オープン前から関わった森隆一郎さんに、「アリオス・プランツ!」のお話を中心に、公立の文化施設と市民とのパートナーシップについてうかがいます。

さいたまアーツセンタープロジェクトでも、アーツセンターをどのように設計し、充実した取り組みをしていくか、2021年のプログラムで様々なフロントランナーの皆さんの経験を共有しました。今回のプログラムでも多角的な意見交換の場となると思います。ぜひご参加ください。


「音楽の再現と創造」【出演】吉尾悠希、三塚汐莉

R.ロジャース:レッスンズ・オブ・ザ・スカイ  吉松隆:ファジー・バード・ソナタ 他。本プログラムは、主にサクソフォンとピアノのために作曲された楽曲を広く紹介します。クラシック音楽は元来より「再現」に重きを置いた芸術でしたが、20世紀以降その音楽の概念に「即興性」の概念が加わり、音楽表現は大きく変化しています。興味 深すぎる新たなクラシック音楽のその片鱗を、サクソフォンとピアノという媒体を利用して紹介します。(企画協力:せせらぎコンサート市民企画委員会)

2020年のさいたま国際芸術祭2020の「アートフル夢まつり」コラボレーションプログラムでも出演いただいた吉尾さんが再登場!大宮は市民の方が協力し、まち中で音楽の企画をつくりあげる取り組みが盛んです。今回は、ホール空間での演奏をぜひ楽しんでいただければ幸いです。

○○の目線で描く【講師】平川恒太

「虫の目、魚の目、遠くの国で戦う人々の目には世界はどのように見えているか? いつもとは違う○○の目線で絵を描きましょう。会場周辺を散歩して色々な目 線で見てみましょう。それをもとに作品を描きます。

さいたま国際芸術祭2020の参加作家の平川さんのワークショップ。今回は、平川さんの制作現場「諸岡制作所」(アトリエ)での企画実施となります。作家の作品の生まれる現場の空気を感じながら、制作を楽しめるプログラムです。


SACP2022:11月のプログラム

「歌とギターと鍵盤楽器の演奏会」【出演】玉井夕海

SACP「深呼吸する水曜日」に、2020、2021 と毎年出演していただいている、玉井さんの「歌とギターと鍵盤楽器の演奏会」を今年も開催します。「さいたま国際芸術祭 2020」ディレクター遠山昇司さんの映像作品への出演、多方面にて様々な表現活動を精力的に続けています。「今年も " 恒例行事 "」と言っていただいている「深呼吸する水曜日」の演奏会へ、玉井さんの「今の音」を味わいにご来場下さい。


手に触れることのできる写真を作ろう【講師】鈴木のぞみ


いわゆる芸術写真ではなく、わたしたちの暮らしに大量に存在している土着的で俗っぽい写真のことを「ヴァナキュラー写真」といいます。1839 年に写真が発明されて間もない頃は、被写体となった人の髪の毛や手紙、花などと写真が組み合わされることで、写真に写る人物に最大限に存在感を与えようとさまざまな工夫がなされていました。このワークショップでは、写真が気軽に撮影できる現代のヴァナキュラー写真について一緒に考え、大切な人やペットの写真と思い出の事物を組み合わせて、写真を身につけるアクセサリーや、写真を室内に飾るためのオブジェを制作します。

鈴木さんの作品やまなざしを共有し、日常生活で身近になった写真との関係を素敵にみつめる時間になるワークショップです。



プログラムはすべて無料です。どうぞお気軽にご参加ください。

芸術の秋。さいたまで皆様とお会いできるのを楽しみにしております!



●プログラムへの参加・ご予約は以下のサイトからお願いいたします。



・関連リンク

●プロジェクトアーカイブ

これまでのプログラムについては下記のサイトでアーカイブを配信中です。
プロジェクトの雰囲気や、過去のレクチャーの様子などをご覧ください。




●さいたま市ホームページ

●さいたまアーツセンタープロジェクト(SACP 2021)

●さいたまアートセンタープロジェクト(SACP 2019-2020)


⚫︎写真作家・造形ワークショップデザイナー ・キュレーター・「時間」と「記憶」をテーマに制作。2012年〜ヒロシマの被爆樹木をフォトグラムで作品制作 ●中之条ビエンナーレ2019参加アーティスト ●さいたま国際芸術祭2020 市民プロジェクトコーディネーター