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リモートマッチから感じたサポーターの重要さ

Jリーグが再開してくれたおかげで暇な時はサッカーの試合が観ることができる日常が帰ってきました。

Jリーグの方も5000人までは観客を動員することが条件つきで可能になり、徐々にこれまで通りのようなJリーグに戻ってくるのではないのかなと思っています。


さて、無観客のリモートマッチや、応援禁止の現在のJリーグの中継を見て皆さんはどう思うでしょうか。


個人的には特にゴールキーパーが喋っている内容を聞くことができてかなり勉強になっています。

ただの感想ですが、Jリーグの舞台でもゴールキーパーが話す事って

集中!ボールに行け!よせろ!

というような至ってシンプルなコーチングが多いなと思いました。

これにはFP間での密な関係があるため逆に遠くからの指示でズレが生じてしまったり、練習中から徹底されている部分にわざわざ介入せずとも、それくらいなら自分のプレーに集中した方が良いということなのかもしれません。

考えて喋るという時間自体がプレーを送らせますからね。


そういう発見もあり、DAZNで観ている分にはサッカーをとても学べるなぁと思いながらJリーグを見ています。


しかし、Jリーグをみているサポーターはサッカープレイヤーだけではないはずです。
僕は小さい頃から地元のチームが好きで、サポーター的な一面も持っている為、少しは気持ちがわかるかなと思っています。


やはりスタジアムに必要なのは
声援であり、歓声であり、熱気です。


数々の工夫がされているスタジアムがあり、各チームのチャントを流しているクラブもありました。
しかし、PKをとった瞬間でも単調なチャント が流れていたり、得点後のあの一瞬静まって一気にボルテージが最高潮になる感じもありません。


僕がこう感じることができたのもこのリモートマッチという形でJリーグが再開されたから気が付けました。


ここからは少し話が変わりますが、

僕のチームではまだ開幕していませんが、関東リーグの方は大学サッカーも開幕しています。無観客試合です。
観ることができていないのでどうなっているかわかりませんが、プレーしている選手はどう思っているのでしょう。

僕は去年アイリーグに出場させてもらった時、たくさんの応援をしてもらいました。
その中には僕と直接の関わりがなかった人からも応援してもらったり、試合後にナイスキーパーと言ってもらったりしました。すごく嬉しかったです。

学生スポーツと社会人スポーツの大きな差って、
ピッチと観客席との距離感だと思うんです。

物理的な距離も近い場合が多いですが、
やはり日頃から一緒に生活している仲間が観客席で声を張り上げて応援している姿、それをみたら日常の練習以上の気合いが入るのも当然です。


ゴール裏にサポーターがいないJリーグを観ていて、やはりサポーター、スタジアムの雰囲気を含めてサッカーの試合だなと本当に感じました。


中学校の頃、Jリーグの「よのなか科」という講座で

スタジアム全体がサッカーの試合という"商品"だよ

という話をされたのが今でも覚えています。

このスタジアム全体がサッカーの試合という商品という考え方は学生スポーツなら特に意識すべき事なのかもなとも思いました。

スタジアム美化、観客マナー、観客の熱量、
そしてピッチ内での感動

その全てが私たちとは直接関係がないお客さん達へ送る商品の質に関わるんですね。


集中応援なんて本当に良い例です。


リモートマッチをDAZNで観ていて、より一層応援に囲まれている中で早くプレーがしたくなりました。

やはり自分が出来ることを考えて一つ一つやっていくしかないですね。
今年中に今まで通りの熱い大学サッカーが取り戻せると良いなと思っています。


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