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話が面白い人、退屈な人

最近、プレシデントという雑誌で「話が面白い人、退屈な人」っていうテーマを読んで、まさしくそうだな〜って感じた。

記事を読んでいると、一言でいえば相手のことをどれだけ考えられているか?ということに尽きると思うが、特に会議やセミナーの場面で書いてあることがすごく共感する。

そこで今回はQ&Aをする時のせっかちな自分の意見を述べたい。

質問する時の長さに注意!

一番気になること、それは質問で相手に伝える時の長さだ。
退屈な人の特徴として、前提を含めて話しだすと「この人は結局、何が言いたいの??」っていう烙印を押されてしまう。

よくセミナーとか勉強会でQ&Aのコーナーがあると、こう質問する人がいる

「今、OOという会社でOOという業務をやっていて、その会社で1 on 1を取り入れたら最初の1ヶ月はしっかりと機能したのですが、結局、普通のMTGと変わらなくなってしまって、そこで色々な本を読んだのですが 1 on 1 の方法がちょっと違うなあと思って、そこで質問なのですが、どういう 1 on 1が理想的でしょうか?」

正直、みんなこう思う。長いよ!

こういう時はシンプルに、「1 on 1が機能するためのコツを教えてください」でいいんじゃない??って思ったりする。

質問する側としては、親切に全て伝えた方がいいのでは?と思うが、もし不足があれば回答者が聞くので、先回りして自分が全部伝える必要はない。

特にコンサル系や外資の人は結論から話さないと不機嫌になる人が多いので要注意(前職の上司がまさしく笑)

質問はいつも一つ

またもう一つ気になることは「質問が3つありまして、、、」というもの。

これを聞いた瞬間に「やめてー!」って思う。
なぜなら3つのうちの1つ目の質問の回答の中に、2つ目と3つ目の回答になるようなことが話される可能性があるからだ。

そう。質問をする時間が無駄になるのだ。

学生時代にインターンをしていたビジネススクールの講師の一人が、上記のように質問を二つ以上同時に聞こうとした生徒に対して、めちゃくちゃ詰めていたのを見て、それが印象に残っているからかもしれない。

もし1つ目の質問では解決できなかったら、「そしたら、、、」とか「ちなみに、、、」とかっていうことで、追加の質問を一つずつ聞けばいいだけのこと。

そう考えると、意外と無意識にやっている人も多いのでは?と思う。

相手の立場に常に立つという意識

これらは「話が面白い人、退屈な人」という記事のテーマとは一見関係ないように見えるが、相手がどういう気分か?ということにおいては、共通する部分だ。

話が面白い人は、相手が興味のある話題を察知して、それについて盛り上がることができる。

逆に退屈な人は、相手のつまらなそうな表情を見ても気づかないのか、気づかないふりをしているのか、いずれにしろ構わず突き進む。

そういった意味でいうと、「質問」という分野一つとっても、その人が相手の立場を汲み取って行動できる人かどうかがわかる。

それなので、小さいことであっても意識して、実践する癖をつけていきたいところだ。









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