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12年間合気道を継続できている理由

合気道を初めて12年、思い返すと色々な武道・格闘技を経験したなと思うところ。

キックボクシング
総合格闘技
少林寺拳法
琉球古武術
ジークンドー
システマ
空手
ローコンバット
柔道
剣道
逮捕術
古武術
シラット

かじったのはこれぐらいですね。

合気道でガッツリやったのは

・光輪洞合気道
・養神館合気道

で、かじったのは

・合気会
・心身統一合気道

こんなに色々やっておきながらメインでずっと続けているのは

「光輪洞系合気道」

というよりも私の武術のベースにあるものですね。

光輪洞合気道をベースにしながら状況に合わせて使う技を選択しています。

以前、稽古会に極真空手経験者の女性が来たときは、キックボクシング系の動きを使ったら「噛み合ってしまう」ため、組手でめっちゃボコられました。

それに私のベースが合気道だとわかっているので、

突きの引きが早くて掴めず

掴もうとすると蹴られ

少しでも技に耐えられたらその隙に猛烈に殴られる。

じゃあどうするのか。

噛み合わせないようにします。

沖縄拳法の間合いの詰め方をし、

当たってもシステマでダメージを散らし、

ローコンバットやジークンドーの動きを使って相手の手の動きを抑えつつ当身、

そこから合気道の天地投げで転がす、耐えたら当身または合気技を別のものに切り替えます。

これをすることで相手の方からは「何をしてくるかわからなくてやりにくい」と言われました。

この色々な動きができるようになるためには、「自分の体をどれだけイメージ通りに動かせるのか」が重要になってきます。

それを養った稽古が「光輪洞合気道」独特の稽古である「円の乱取り」でした。

「円の乱取り」を「イメージ通りに体を動かすこと」に焦点を当てて稽古を積み重ねてきた結果ですね。

しかも「光輪洞合気道」の身体操作を根っこに置いているので、組み合わせても違和感はあまりありません。

(繋ぎが甘いと感じることは多々あります)

まあ「昨日見た動画のこの動きを組手でやってみよう」という感じでやったら「なんかできた」という感じなんですよね。

光輪洞合気道は「母体武道であり、創造武である」と言われているもので、それを体感した瞬間でもありました。

根っこを身につければ色んな枝葉をつけることができる、といったところでしょうか。

ただ私の体感覚でいうと「光輪洞合気道」は東洋系の身体操作とは相性がいいですが、西洋系の身体操作とは相性が悪い感じ。

なので西洋系の身体操作を行うなら「光輪洞合気道」の文脈で再定義する必要があります。

そんなことを無限に考えては稽古で試す、その繰り返しをしていたら12年も経ってました。

あっという間だったなぁ。

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