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#東北復興
第二話 なにもできない自分、悔しかった。
2日後(2011年3月15日)、
テレビで報道される死傷者、
行方不明者が一気に1000名以上跳ね上がった。
僕たちは、活動の糸口を必死に探しもがいているだけで、
東北の助けを求めている方々に対して、
まだなにもできていなかった。
本気をだせばなんでもできると思っていた自分。
でも多くの人が苦しんでいる状況になにもできない。
今まで様々な活動をしてきて、
今回の震災でも私にできる事が多いと思っ
第一話 2011年3月11日 東日本大震災発生
東日本大震災が発生した当時、僕は大学3年生だった。
携帯の電波もなくなり、電車も止まり、東京は混乱状態となった。
約5時間かけて歩いて家に帰り、テレビをつけた時、
初めて東北に津波が来たことを知った。
悲鳴、津波に追われる人々、テレビのアナウンサーの声。
「町が消滅しました。」
当時のSNSでは、
「これは専門家に任せるべきで、支援を一般人がすべきでない。」
「大学生ができることは募金、献血