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ヒトは2025年に買い物をしなくなる!?!?

こんな感じの本が出ているそうです。
その要因の一つが商売のEC化です。
ECサイトを運営している会社で働いている私にとって、一度手に取ってみたい本であり、読みたい本リストに追加されました!

『EC化はどこまでが適正なのか、EC化が難しい業界と解決策について考えてみました』

店にあった商品棚は楽天やアマゾンなどのECサイトによって、「家にある状態」になり、AIにより個人に紹介された商品が可か不可化を判断するだけで商品が手に入るため、物を選ぶ機会さえ少なくなる。また、5Gの台頭によりそのスピードは加速しています。

日本のEC化率は2018年時点で約6.2%ですが中国は約19%、米国は約10%です。まだまだ日本のEC市場の可能性には期待が持てます。 

BtoCの商材別EC化率(2019)
「事務用品・文具」:40%
「書籍・映像・音楽」:32%
「家電・AV機器」:30%
「家具」:22%
「衣類」12%
「化粧品・医薬品」:8%
「食品・飲料」2%

このデータから読み取れるのは
同じ商材でも、質などにムラがあるものはEC化が困難。
実際に商品が届いて「思っていたのと違う」。このギャップが生まれやすい商材ほどEC化が難しくなります。

このギャップを埋めるための方法

どんな方法がある?
返品無料のシステムなども考えられるが、「ZOZOSUIT」もこのギャップを埋める方法の一つでした。洋服のサイズ感ギャップを埋めるためのZOZOSUITでしたが、生産管理やコスト予測を誤り良い影響はありませんでした。

同じような方法で成功した企業が中国にあります。
衣邦人」です。メンズのシャツやスーツのオーダーで展開、2017年の12月期の売り上げが50億円を超えるまでに成長し、売り上げは年々倍増しています。
衣邦人はZOZOSUITのようなものを作るのではなく「採寸師」というシステムを使いました。
採寸師とは、いわば出張計測サービスで、消費者がアプリ経由で計測を申し込むと、同社が抱える採寸師が消費者のもとを訪れ、サイズを計測するというものです。
以上の事業により衣邦人は成功しているため、目的を考えるとZOZOSUITは決して間違っていなかったのではと思いました。

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食品分野でのギャップを埋める方法を考えましたが、なかなか思いつきません。動くスーパーみたいなのがあれば、質にこだわった「脂身の少ない牛肉」などを買うにしても複数の同商品から選べて、質のギャップが埋まるのではと思いましたが…在庫管理にリスクが大きいのかな~とか思ったり。

中国やアメリカでも食品業界のEC化進んでいないが、少子高齢化が深刻化する日本には必要不可欠になると思います…

サービスのECでも同じ

私はハウスクリーニングや修理のサービスを提供しているECサイト運営の会社で働いているのですが、サービスに品質にはムラがあります。

質のギャップをなくすために「口コミを増やし品質の信頼性を高める」や「ソーシャルコマースで消費者が次の顧客を集客する」など考えました。

具体的な施策は口コミや紹介をして頂いた消費者にはクーポンなどの対価を提供するなどありますが、なんか他にも方法はありそう。

O2Oもうまく使うべき

O2Oは「Online to Offline」の略。

オンラインでクーポンなどの付加価値をつけて集客し、実店舗への来店を促す。などがあげられます。

集客をネットで行い、実店舗で商品を見てもらいギャップをなくしCVRを高めるのも一つの方法ですが…少子高齢化の解決策にはならないですね。

やっぱり「動くスーパーマーケット」いいと思います。



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