【アイデア】 歴史は夜に作られる
「後で追記するかもしれないけど、とりあえず忘れないうちにメモっておく…」
と、真夜中に缶ハイボール片手に書き出したアイデア。
どこまで完成させられるか。
令和の時代、『街の写真館』が…どんどん潰れているよね。
証明写真は駅などの街中にセルフで撮影出来るシステムが構築されちゃってるし、家族写真を写真館で撮影する風習も無くなりつつある。
何より、少子化の影響で子供との撮影機会がバリバリ減ってる。
今や、写真館でプロに撮影を依頼する人って就職活動の写真を撮る人ぐらいでは…と思ってしまうぐらい。
まぁ、写真館が衰退した一番の原因は、撮影した写真を「ポジ」として保存しなくなったことかな。
昔は、フィルム写真で…「ネガ」という。。
版画で言うところの”原板”があり。
その”原板”から1枚20〜40円くらいで写真(ポジ)を大量に焼いたものだが。
2000年以降、カメラの市民権は完全にデジタル化。
「ポジ」として写真に残している人はほとんどいなくなってしまっている。
ゆえにフィルム写真というのは完全に「昭和レトロ」の世界に属し、一部のマニアや愛好家が楽しむだけのモノになってしまった。
そもそもの24枚・36枚撮りのフィルム代含め、500円ぐらいした現像代や、1つにつき1000円ぐらい稼げた焼き増し代が写真館の主な収入源だったはずなので、全てデジタルで完結されてしまっては…せっかく身につけた写真の技術を持っていてもおまんまの食い上げってもんで。
とは言いつつ!!
1990年代以前…。
携帯電話に写真機能が付き、さらにデジカメが普及する以前に撮ったアナログの写真は世の中に大量にあるわけだ。
なので、今後はこれらを美しくスキャンしてデジタル化していく方向に商売の舵を切った方がいいんじゃないかな〜という予感。
写真の「ポジ」を集めたアルバムから、写真を剥がさずにデジタル化するツールについての記事は以前に書いたけど。
もうちょっと…この便利さが普及すればいいんじゃないかと思っている。
いやね…先日使った1993年の写真。
写真アルバムにスクラップしていたものをフィルムの上からスマホで撮影したんだけど、やっぱり光の反射とかしちゃうから”汚い”じゃん?
これをキレイに保存出来る業者がいたら…。
活路があるんじゃないかな〜と。
で、その役割を街の写真館が担えばいいのでは?
多分、写真館に若者行かないでしょ?
まだまだフィルム写真全盛だった40代から50代…そしてお年寄りに働きかけ、デジタル化して同窓会などで披露出来る形にしてあげれば…すごくいいんじゃないかと!?
フェイスブックとかに上げられる形式のデジタルデータにしてあげるってことで、思い出の共有もしやすいはず。
あと、デジタルなら孫世代へも引き継げるよね?
「写真」という文化は、アナログにせよデジタルにせよ、絶対無くならないものなので。
デジタル ← → アナログ
の橋渡しをしてあげられるようなポジション。
つまり「ハブ」になれれば、まだ生き残る可能性があるんじゃないかと。
なんかそんなことを思いついた夜。
あ……母親の誕生日だな……今日は。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?