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第二新卒・未経験の転職を考えている方必見!これが我々の厳しい現実です

*この記事は就活ノウハウやテクニックではなく、既卒の就職活動についての実態の記事です。

皆さん1週間お疲れ様です、shunGoです!! 


本日は、既卒・第二新卒・未経験領域への転職を考えている方に向けた記事になります。

というのも、実は私自身がいま第二新卒で未経験領域への転職活動真っ最中なのです!!

医療専門職→カナダの大学でビジネス専攻予定→コロナで中止→国内でIT業界への転職活動中 と言った流れで現在24歳です。


転職活動をする中で、複数の転職エージェントの方から手厚いサポートを受けており、転職市場の現状や今後について、業界ごとの動向について、既卒者が内定を勝ち取るためのテクニックなど幅広く情報を頂いています。

本当に助けられています笑笑
やはりプロの持っている情報はしっかりした根拠に基づいた説得力があるので聞いていて気づきが非常に多いです。


そこで今日は、私が転職市場について知ることができて良かったと感じた情報や転職活動前に知っておきたかった現実についてエージェントさんの情報をまとめながら皆さんに共有したいと思います。ちなみに私が利用していたエージェントは、リクルート・DODA・ジェイック・マイナビ転職・DYMの5社です。


ぜひ既卒(第二新卒含む)の皆さんのこれからの転職活動に参考にしていただけたらなと思います。また、あくまでひとつの指標として捉えて頂けると幸いです。(^^)


<この記事にピッタリな方>
・近い将来、転職を考えている方
・新卒入社3年未満で転職を考えている第二新卒枠の方
・未経験業界へ転職目指している方
・現在大学生で卒業後の就職先に悩んでいる方

<この記事で得られる情報>
・企業側の既卒者に対する印象
・実際の採用について


①既卒に対する企業側の印象


”新卒の時と比べて選考が思うようにいかない”
”書類選考で落とされることが多い気がする”
”面接だったらもっと自分の良さを伝えられる自信があるのに”
”たった1,2年しか変わらないのに新卒と何でこんなに扱いが違うの?新卒ブランドって何なの?怒”

既卒という立場で転職活動をしている方や経験のある方は、上記のような思いを一度は感じたことがあるのではないでしょうか?


私はかなり感じていました。新卒の時は希望の1社のみ受けて内定をいただきましたが、既卒としての現在は100社以上にエントリーし、書類選考に通過し面接まで進んだのが7社ほどです。分かりやすく両極端の就活をしてきました。笑


コロナウイルス流行の影響や自分自身の問題もあるとはいえ、それにしても企業側からの扱いに何となく違和感を感じていました。


そこで、新卒と既卒の内定率の違いについてこんな情報がありました。

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何と新卒と既卒の間には、内定率に43.3%もの違いがあるのです。新卒の方が圧倒的に内定率が高いのが分かるかと思います。


しかし、転職サイトには数多くの企業が”未経験歓迎”、”第二新卒歓迎”、”未経験の社員が活躍中” などの文言を並べているのを見かけます。


あれだけ募集をかけているのにこれだけ内定率に差が出ている。。。実際の既卒採用はどうなっているのでしょうか?

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これは2015年とやや古い情報にはなってしまうのですが、5年前の調査で半数以上の企業が「既卒の求人は受け付けているけど実際に内定は出していない」と答えたのです。


2020年の現在はどれほど変わっているか分かりませんが、少なからず「採用する気はないけれど募集している」企業があるという背景は知っておいても良いかもしれません。


また、既卒に内定を出さない理由として直接的な情報は頂けず、自分のリサーチ不足もあるのですが、フリーターに対する採用の調査の資料がこちら。

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前職を辞めてから転職活動をしている場合は実質、無職またはフリーターの期間ができるため少しばかりは参考になるでしょう。

採用しない理由として、応募条件に該当しないと”思う””イメージ”があまり良くない、といった漠然とした、抽象的な理由が半数以上を占めていることに気づきます。


私の正直な感想としては、曖昧な理由で落とされることに納得がいかず腑に落ちないと思うのと同時に、企業側も多くの書類を審査する中で確固たる根拠を持って落とす時間や労力などかけている余裕はない(今はご時世的に特に切羽詰まっている企業も多い+そもそもの判断材料が少ない)のだろうなと想像しました。


では、その”イメージ”とは具体的にどのようなものなのでしょうか?

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それがこの三つの不安要素に集約されると言われています。

一つ目は、能力に対する懸念。新卒の時に就職できなかった、または早期離職をした。→ 計画力・行動力・思考力などの社会人としての基礎スキルが低かったことが考えられるというものです。

二つ目は、意欲に対する懸念。新卒の時に就職できなかった、あるいは早期離職をした。→ 仕事に対する意欲やモチベーションが低かったと考えられるというものです。

三つ目は、年齢やブランクに対する懸念。社会から離れていた期間の遅れを取り戻すことができるのか、特に年齢の高い人はその先成長が見込めるのかといった企業側の不安があります。

この三つ目の年齢やブランクに関して、このような調査結果も出ています。

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左は、ブランク期間と就職率の相関関係をグラフにしたもの。右は、未経験者を採用するなら何歳までかを企業側に調査した結果です。

左のグラフからは、ブランクが長ければ長いほど就職率は右肩下がりになることがわかります。

右のグラフからは、25歳までなら未経験者としての採用を考えても良いという答えが約4分の3を占めており、26歳以上の方の未経験分野への転職は25歳以下に比べると成功率は下がることが考えられます。


②転職するなら今がチャンス??

ここまで既卒の方にとっては耳が痛い情報だったと思いますが、転職エージェントの方によると既卒者が転職をするなら今がチャンスだそうです。


え?このコロナの状況でピンチではなくむしろチャンスなの?


理由としては大きく2つ。

1つは、これから先9,10月から倒産する企業が急増すると言われており、それに伴い失業者が増え、転職活動をする人が多くなることが予想されるためです。つまり、我々の敵が増えるということです。中には、家族を抱え明日のご飯のために何が何でも仕事が欲しいという命をかけた方もいることでしょう。そういった人たちとも戦わなくてはなりません。

もう1つは、このコロナ禍で転職することができればその成果自体が今後も評価される可能性があるということです。このような厳しい状況下で苦しみながらも転職を成功させたとなると、頑張った人、競争に勝った人、心身ともにタフな人というポジティブな評価がされ、今後のキャリアや転職においてもプラスに働くそうです。


個人的に後者に関しては、あまりにも都合の良い解釈だなという印象で個人的には懐疑的でイマイチ納得いっていません笑


また、現在企業に勤めていて転職活動される予定の方の場合は、働きつつしばらく市場の様子を見ることが安全策だというエージェントさんもいましたので、一概にピンチ・チャンスとは言えなさそうです。



以上、私が複数の転職エージェントから伺った話や情報を基に、既卒者の転職市場や就職活動の現実についてお話ししてきました。


皆さんそれぞれの転職活動のプランを立てる上で、少しでも参考になれたら幸いです(^^)

では、また!!!!!

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