コロナショックで痛感したリアルの贅沢さ

おはようございます。社会起業家/中小企業診断士のshun1.hamaです。
このnoteでは、
「社会起業家/中小企業診断士っていいですね。」

「どうやったら独立できるんですか?」
「どうやったら経営は上手くできるんですか?」
「何をどういう風に考えているんですか?」

と、よく聞かれることを
自分の人生の棚卸し日々考えていることの言語化を通してお伝えしていきます。

noteを始めて、今日で35日目。この段階に来て、ネタ切れよりも書きたいものが溢れてくるという不思議な現象に陥っています。
はじめての方はこちらをご覧ください↓↓

さて、本日のテーマは「コロナショックで痛感したリアルの贅沢さ」です。早速書いていきたいと思います。

アフターコロナの世界で変わったことは何か?

コロナショックを経て、ここ数ヶ月で色んなことが変わってきていると思います。そして、これからを考える時に色んな切り口で考えていけると思います。

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ざっと書き出してみても、こんな感じです。けっこう出てきますよね。
皆さんも体感していることがあると思います。この中でも、おそらく最も体感度の高いことの一つは、オンライン化が急速に進んできたということではないでしょうか?

私もそうです。オンラインで済ませられる打合せも増えました。朝会もオンラインで主催しています。(詳細は下記にて)

便利になったなぁ、普段はなかなか会えないような人たちとも簡単に会えるようになったなぁと感じる一方で、リアルで話すことが恋しいと思っている人もいるのではないでしょうか?

オンラインでは得られない、リアルで得られるもの

そんなオンライン漬けな毎日の中で、昨晩は久しぶりにリアルに自分の考えを語り合う機会に恵まれました。

それは、こんなイベントに参加してきたからです。

22歳の学生〜69歳の会社経営者までの約10人で語り合うという、まさにナナメの関係が生まれるシチュエーション!

テーマはTHE哲学の「カントの純粋理性批判が・・」というような堅苦しい感じではなく、「それぞれが今の時代をどう感じ、何を考え、どう生きていこうとしているのか」ということでした。

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オンライン化について、それぞれが感じていることを話す中で、こんな話題が出ました。

「オンラインで済ませられることも増えたが、深い繋がりや信頼はオンラインだけで生まれるのか」

うーん、面白いですよね。この話に及んで主催者の女性が用意してくれたスライドで、こんなことを教えて頂きました。

京都大学 総長 山極寿一 (人類学者、霊長類学者)
人の信頼とは、どうやって生まれるのか?
人間は脳だけで「つながった」と錯覚するが、実際には信頼関係は担保できていない。
五感の中の触覚や嗅覚、味覚という「共有できないはずの感覚」が信頼関係をつくる。
たとえば、触覚は触れると同時に触れられてもいますから、非常に共有が難しい。だから、母子もカップルも、肌の触れ合いを長くすればするほど信頼が高まります。それは、「触覚」という本来「共有できない感覚」を一緒に経験しているからなんですよ。
https://cybozushiki.cybozu.co.jp/articles/m001351.htmlより引用)

そして、正に昨晩は、たった2時間しか話をしていないにも関わらず、お互いの考えをリアルに話をして共有することで、信頼感/連帯感というのがその場に生まれたように感じました。

会が終わってからも、話が止まらず、立ち話で30分以上話し込む始末。そうなんです、これってzoomやオンラインでは起きづらいことだなぁと思いました。

同時多発的にそれぞれがそれぞれの話をしたい人と話をするシチュエーション。つまり、「n対n」の関係性。
確かに、Zoomでは双方向なんですが、誰かが話をすると他は聞き役に回るということで、どうしても「1対n」の関係性になりやすい。(ブレイクアウトセッションを行うと多少は改善されるにしても)

昨晩は結局、数名で二次会にも行き、0時近くまで話し込みました。
こういう偶発的なことって、良いなぁと。

リアルで話すことは贅沢。

昨晩の出来事を通して思ったことは、リアルで話すことは当たり前ではなくなったんだな。贅沢なものになったんだな。ということです。

リアルで話すことは、ジャズセッションと同じだな〜とも感じました。

ジャズセッションでは、その場でお互いのことを感じながら、即興で音楽を作っていく。
リアルでの会話も五感で相手の雰囲気を感じながら、ボケを入れ、ツッコミを入れ、会話を回し、場を暖めながら全体で進んでいく。

これって、相当クリエイティブなことだと思うんです。

オンラインだと全体の「空気感」をみんなで作り出すということが難しい。主催者やMC、ファシリテーターの人の空気感は出すことができるし、伝えることはできたとしても、やっぱり、一人ひとりの空気感を持って全体を作っていくのはなかなか難しい。

逆に言うと、クリエイティブなことをやらないような情報の共有、伝達で済むようなことはオンラインでも十分だということです。

・笑いが生まれ。
・良いアイディアが生まれる。
・場の一体感が生まれる。
・信頼感が生まれる。

リアルだと何かが「生まれる」んじゃないかと期待してしまいます。

ここまで書いて思いました。
私が主催している通称「ナナつな」というオンライン朝会で、これらを生み出すことは簡単ではない、と。

だけど、オンラインでも何かを生み出すことにチャレンジしてみることには価値があるんじゃないか、とも。


・・ということで、今日はここまでです!最後までお付き合い下さりありがとうございました(^^)
皆さんにとって、今日も良い一日になりますように!

まとめ

・コロナショックでオンライン化が急速に進んできた
・リアルでは、五感を通して信頼感が生まれやすい
・クリエイティブでない情報の共有、伝達で済むことはオンラインでも十分
・リアルで話すことは贅沢

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