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言い切ることをしない選択の考え。
こんばんは。社会起業家/中小企業診断士の浜俊壱(shun1.hama)です。
このnoteでは、
「社会起業家/中小企業診断士っていいですね。」
「どうやったら独立できるんですか?」
「どうやったら経営は上手くできるんですか?」
「何をどういう風に考えているんですか?」
と、よく聞かれることを
自分の人生の棚卸しや日々考えていることの言語化を通してお伝えしていきます。
ほぼ毎日noteを書き続けて、今日で908日目。3,000日チャレンジ達成まで残り2,092日。
今日は第3土曜日ということで、朝から約10時間EATビジネス予備校での講義の運営を行っていました。本日のゲスト講師は、フランスの賢人10人に選ばれた世界的エグゼクティブの方でした。今年で6年連続、参加頂いています。
はじめましての方はこちらもご覧ください↓↓
さて、本日のテーマは「言い切ることをしない選択の考え。」です。早速書いていきたいと思います。
言い切るというのはどういうことか?
これについてどう思いますか?
あなたがこう尋ねられたら、何と答えるでしょうか。
「そうだね、これは・・だね。」
多くの場合、こんな感じで言い切るカタチで答えているかもしれません。
私も、です。
ですが、本当に言い切ってしまって良いでのしょうか?
なぜなら、言い切るということは、質問されたことに対して完璧に知っているということがあなたの頭の中にあるからです。
つまり、「決めつけている。」
言い切ることで考える余地を無くしているということは、色んな可能性を閉ざしてしまっているのかもしれません。
思慮深いと、断定を避ける。
本日、EATビジネス予備校に起こし頂いた世界的エグゼクティブの方は、ギラギラした方ではなくフィロソフィーがあり懐が深い御人です。
私も6年間、講義を通して彼の立ち振舞や言動を学ばせて頂いています。
その中で、彼が一貫していることが「断定を避ける」ということです。
何かを聞かれても、直接的な回答は避けるということが多いです。
でも、それは答えきれないからはぐらかしているわけではなく、彼の思慮深さから来ているものなのかもしれません。
自分の考えがあるけれど、あえてここでは言わないようにしよう。
なぜなら去年と外部環境も変わっているし、それぞれの人も変わっている。
であれば、今の質問の背景をしっかりと確認してから答えを伝えるようにしよう。
なんとなく、そんな印象を受けます。
答えるのではなく、良いことを示す。
自分が考えていたことと違う。
今までの傾向と何かが違う。
そう思った時に何も答えないということではありません。
あくまで直接的な回答をしないということで、むしろ、なぜそういう考え方になったのか?という背景を尋ねて自分の予想と合っているかということを試す。
まるでそれは、ちょっとしたことから物事を推理する静かなる名探偵のようです。
答えない代わりに、質問そのものが素晴らしいということだったり、背景にある考えを聞いて腹落ちしたと伝える。
あえて答えないという選択は、こちら側の思慮深さが試されます。
言い切ることの多かった私は今日の講義を聞きながら、そんなことを一人後ろの席で日々の自分の行動に照らし合わせながら考えていました。
あたなも私と似たように断定しがちであれば、相手に尋ねるということをしていくのも良いかもしれませんね。
・・ということで、今日はここまでです!
最後まで読んで下さりありがとうございました(^^)
明日も皆さんにとって、良い一日となりますように!!
まとめ
・言い切ることは考える余地を無くしてしまっている。
・断定を避けることは、逃げているのではなく、考えている証。
・あえて答えない選択はこちらの思慮深さを試される。
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