中小企業診断士で稼げない場合、何かがおかしい。
こんばんは。社会起業家/中小企業診断士の浜俊壱(shun1.hama)です。
このnoteでは、
「社会起業家/中小企業診断士っていいですね。」
「どうやったら独立できるんですか?」
「どうやったら経営は上手くできるんですか?」
「何をどういう風に考えているんですか?」
と、よく聞かれることを
自分の人生の棚卸しや日々考えていることの言語化を通してお伝えしていきます。
ほぼ毎日noteを書き続けて、今日で685日目。3,000日チャレンジ達成まで残り2,315日。
今日は久しぶりの休日。完全OFF日は3月に入って初めて。ゆっくり寝て、美味しいものをお腹いっぱい食べて元気回復です。
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さて、本日のテーマは「中小企業診断士で稼げない場合、何かがおかしい。」です。早速書いていきたいと思います。
中小企業診断士の認知度は、そこそこある?
この前、九州大学の学生と話をしていると、診断士のことを何と知っているという場面に出会いました。
それだけでなく、その子の友だちが高校生の頃からなりたいと思っていて試験を受けようとしているという。
その場には大人が10人くらいと学生が数人。その中で、私ともう1名、診断士がいるという、これまたレアな状況でした。
なぜ、彼女の友だちが診断士を目指しているのかを聞きそびれてしまったのですが、中小企業診断士を知ってくれている、というだけで妙に嬉しい気持ちになりました。
でも、一般的にはまだまだ認知度の低い国家資格ではないかと私は思っています。
なぜでしょうか?
中小企業診断士としてできること
その理由の一つに、中小企業診断士として活躍している人が他の士業に比べて少ないということがあるように思います。
一般への認知度向上のために診断士協会全体でPR企画を考えたり、実際にPR施策を実行していたりもします。
ですが、私が思うに、そのPRをする前に、中小企業診断士といったら「この人」というくらいメジャーな人が出てくることが業界認知度向上として一番手っ取り早いような気がしています。
話はそれてしまいましたが、診断士としてできることがまだ確立されていなかったり、ポジショニングがハッキリしていないことも国家資格の基盤として弱いのではないでしょうか。
ちなみに、診断士としてできることを私なりにゾーニングしてみるとこんな感じです。
①官公庁系+非独立系
行政の相談窓口として、商工会議所で決められた日数だけ出勤し経営者の相談に助言を行う。これが最も、仕事としては安価ですが、安定した案件です。
②官公庁系+独立系
これは、補助金支援業務です。一般の人では複雑で分かりづらい手続きや計画書作成を支援する業務。手数料+成功報酬形式で、補助金が採択されるとまとまった報酬が入ります。
③民間系+非独立系
民間のコンサルティング会社に勤務しつつ経営コンサルの腕を磨くというパターン。いわゆる企業内診断士として現在勤めている企業の経営へ参画するということも含みます。
④民間系+独立系
独立をし、自分で企業の経営アドバイスを行うポジションです。経営コンサルタントという肩書や事業承継やM&Aに特化したスキルを武器にする方もいます。
けっこう、多岐に渡る活動ができると思いませんか?
士業に限らず、独立する際に共通して言えること
先程のマトリクス表で④を目指している方がいきなり、④からスタートするとどうなるでしょうか?
おそらく、失敗する確率は高いと思います。
スキルと経験が不十分ということももちろんでしょうが、根本的には、自分のやりたいことと相手の求めているの区別と優先順位付けができていないためだと思います。
これは、士業だけではなく、独立をしたいと考えている人に当てはまる考えではないでしょうか。
つまり、自分のやりたいことを実現するために独立する。ことを優先しがちだということ。
本来優先しなければならないのは、それよりも、きちんと事業として継続ができるかということです。
すなわち、先程の表では①からスタートし、次に②か③に進む。
最終的に④を目指すというパターンです。
診断士は思った以上に稼げる。
それと、もう一つ誤解されがちなことをお伝えします。
中小企業診断士は稼げない、は誤り。
中小企業診断士は稼げます。十分に。
年収でも1000万円を超えることもそんなに難しいことではありません。
意外に思う方もいらっしゃるかもしれません。
もし、そう思われた方がいたら、それは、最初から④だけで勝負をしようと考えている人のことだと当てはまるでしょう。
私が実際にやっていることですが、①〜④の中でいくつかを組合せて診断士の事業を構築しています。
もう一度、お伝えします。
中小企業診断士は思った以上に稼げます。
ですので、もし、診断士の資格を取得して稼げないという場合は、何かの戦略やポジショニングがずれているというだけなはずです。
診断士を取りたい方、取っても無駄にならないかな?きちんと稼げるかな?と思うかもしれません。
そんなことはないです。
診断士の資格で稼ぐことができない場合、きっと他の方法だと尚更難しい。
そう、私は思います。
・・ということで、今日はここまでです!
最後まで読んで下さりありがとうございました(^^)
明日も皆さんにとって、良い一日となりますように!!
まとめ
・診断士は、多岐に渡る活動ができる。
・自分のやりたいことを優先しがちだが、本来優先しなければならないのは事業継続。
・中小企業診断士は思った以上に稼げる。
・そうではない時は、戦略かポジショニング等、何かがおかしい。
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