改めて自己紹介：おばちゃんの日々を描こう

仕事と自分のこと

少しだけ、プロフィールの部分を書き換えました。
noteを始める時、日々行っている仕事での私ではない部分を表現したいと思い、職業などを書くことはやめようと思っていました。

でも、投稿を始めてみると、仕事のことを抜きにして私の日々って成立していないことに気がついたんです。
私は今、自分が取り組んでいる仕事も大好きで、やりがいも持っています。
そして、毎日、仕事してるという感じよりも

日々、生きています

という感じで行動をしている感覚を持っています。
そうなると、主たる仕事（建築設計）をしている時間としていない時間、そしてそれに伴う自分の感覚の境界が曖昧になる、いやむしろ、境界がなくなってきている感じです。

だからと言って、いつも仕事のことを考えているのかというと、そういうわけではありません。
手がけているプロジェクトのこともお客様のことも頭からすっぽり抜けて、自分が楽しいと思えることに向き合っている時間もあります。

建築設計と言っても実は分野が広くて、その中でも簡単に言えば私が手がけているのは「空間づくり」です。
例えば、住宅を設計する場合、

「生活する」ための空間を作る
「くつろぐ」ための空間を作る
「家族が集う」ための空間を作る
「安心して休める」ための空間を作る

などなど、実は色々な切り口があります。

こんな切り口でみると、空間を作ることは人の行動と気持ちを理解して、それに合う環境を作ることなのだと、そう思うようになったのです。

そして私は、空間を作りながらを人を理解したいと思っているんだな、と気がつきました。

人を理解したいということは、実は自分のことも理解したいと思っていることなのだと思います。
なぜなら、意外と自分のことって理解できていないものだと感じているから。
私は、私をいつも見つめているんだ……と思います。

自分のこと

私、バツ２で子供なし、現在独身。
人生100年時代ということでみると、私の人生、折り返しに入っています。

最近、そんなにバツ２も珍しくないと思うので（私が勝手に思っているだけかもしれませんが）、結婚の話になると

「２度ほどチームを解散しました」
と言っています。

「よくまあ、２度も離婚するよね」と言われることもありますが、１度目も２度目も離婚するつもりで結婚したわけではありませんので、今となってみれば単なる「結果」でございます。

独身生活に突入して、もうまもなく12年。
３度目の結婚をしたいとか、したくないとか全く考えていなかったのですが、2021年7月に打ち合わせに向かうため炎天下を歩いていたら、

「私、53歳でもう一回結婚するんだな」

と、心の声を聞いたとでもいうか、天からお告げが降りてきたというか、そんなことを感じました。
暑さでどうかしていたのかもしれませんが。

ということで、なんの根拠もありませんが、そうなるような気がしています。（2023年5月現在、お相手の候補なし）

なぜ、文章を書こうと思ったのか

以前から何か文章を書くことにはとても興味がありました。
子供の頃は、たわいもないことを妄想し、それをノートに書いたり。
日記に関していえば、大人になってからも書いていました。

学生時代に、設計の課題のアイディアを書き留めるためにスケッチブックを持ち歩くように言われました。
そのうち、そのスケッチブックに課題のアイディアだけではなく、日々気づいたことや読んだ本の感想なども書き留めるようになっていました。

今もその習慣は続いていて、仕事の上のアイディアも知識としてのメモも自分の気づきも、すべて持ち歩いている小さなノートに書いてあります。

その、つらつらと思っていることをもっと人と共有したいという気持ちが、ずっとどこかにあったのかもしれません。

たまたま2020年、コロナが流行って一時的にプロジェクトが止まってしまった時に、ふと

「書くことにチャレンジするなら今だ」

と思いました。
それで、天狼院書店のライティング・ゼミとライターズ倶楽部に参加しました。

これから書きたいこと

設計事務所として独立してから20年以上経ち、関わるプロジェクトの内容もも多岐わたるようになりました。

「これって設計事務所がやることなの？」
と思うような範囲のことまで、設計と一緒にオーダーされることもありますし、なんだかんだとやっているうちに、建築設計ということに関係ないようなことにも関わることが増えています。

でも、それが結構楽しいですし、私の意見を聞いてみたいと言ってくださる方々に私なりの考えをお伝えすることも、私の仕事の一つだと思っています。

そして、まあ、いい年齢になっていて、一人でいることで感じることも正直言えばあります。
折り返した人生の残りを、どんなふうに変化させようかと思いを巡らす時もあります。

そういう日々の中で感じていることを、せっかくだから忘れないように書き留めておきたい。
仕事とかプライベートとか、そういう線引きはなく、ただ書きたいと素直に思います。

私も今まで、たくさんの文章、書かれたものから気づきとヒントをもらい、時に心が癒されました。

私が書いたものは、毒にも薬にもならないとも思いますが、でも万が一誰かのお役に立てることがあると嬉しいなあ、とそんな淡い期待も持ちながら自分の思考の整理のために書きたいと思います。

そう、私の成長の記録。
もしかして、結婚するかもしれないから、そうしたら結婚するまでの記録になるかもしれない（笑）

「おばちゃんが書くことなんて、興味持てないなあ」なんて言わずに、たまには読みにきていただけると嬉しいです。
おばちゃんの日々も面白いことも起こります。

昨日だって、真夜中に怪事件を起こしていますから。

最後まで読んでくださってありがとうございます。