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「感謝」で切り替える、未来へのジャンプ力

人生は諸行無常で、ずーっと一定というのはあり得なくて、良かったり、悪かったりします。

私の仕事ですと、フリーランスのお仕事なので、仕事の契約が切れると、それはそれは、バッドニュースになります。

でも、これまで、24年間、ずっと仕事させて頂いて、ずーっと契約が継続しているクライアントは1件もありません。(関係性はずっと続いてはいますが。)必ず終わりが来ます。

大事なのは、そのときにどう捉えるかだと思います。

多角的に見てみる。

ゴールは、「マインドフルネス」であることです。

もし、生活が懸かっていて、その契約に頼っていると執着が起こって、なんで契約がなくなるんだと、その契約のことに執着して、世間を悪く思ったり、一方で、自分の能力を疑ったりしてがっかりしたりします。

そうすると、脳幹の部分は「危機」と捉えてしまって、行動が近視眼的になります。

そして、夜、眠れなくなってしまうことがあったりします。

私がまだ、30歳代や40歳代のときは、契約が切れるたびに、こういうことがよく起こりまして、もう「恐怖」しかありませんでした。

しかし、振り返ってみると、今まで何とかなっているのは、師匠と別々の道に進んだり、大手の下請け調査が終わったり、リーマンショックで契約を切られたりしたときに、それをターニングポイントとして、新しい仕事の仕方がスタートしていたということです。

我々のマインドフルネスの考え方でいうと、「ストーリー」を転換出来ていたということです。

最近は、本当に世の中が変わっていくスピードが速いので、ストーリーを変えていくスピードも速くした方が良いのかと感じています。

それを実現するにあたり、大事なことは、誰かとの競争ではなくて、将来を見据えて、本当にやりたいこと、ワクワクしたことで、次の目標や、またその次の目標が頭に描けているかどうかかと思います。

未来から逆算できる元をちゃんと持っているかどうか。

未来へのジャンプ力があるかどうか。

それがないと、多角的に見ることができなくなるので、ライフサイクルが終わったもの、「終わった契約」「終わった商品」にしがみつき、執着が固くなってしまう。

諸行無常。

諸行無常だからこそ、今をマインドフルにするビジョンを想像しておき、自律神経をニュートラルに保つ。そして、心身の動きを良くする。

諸行無常だからこそ、移り変わっていくのは当然なので、これまでのことを俯瞰して見て、有難さを発見して感謝して、執着を取って手放して、次へ進んでいく。

「感謝」で切り替える。

いま、トヨタが大変なことになっていますが、個人は何歳になっても、企業も何周年を迎えても大事なことかと思います。


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