畑中修司

中小企業診断士のお仕事で、ファッション関連や理美容室経営の支援、国際コーチ協会認定マイ…

畑中修司

中小企業診断士のお仕事で、ファッション関連や理美容室経営の支援、国際コーチ協会認定マインドフルネスコーチをしております。趣味は温泉♨️と日暮里の居酒屋巡りです。ワンコ、ニャンコが大好きです。

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経営者のためのマインドフルネス

いろんなマーケティングを駆使したり、組織を勉強してチームワーク力を上げるなどを行ったりして、経営者は、売上高のアップ、人間関係の修正などを図ります。 しかし、経営者やリーダーの考え方と行動が変わらなければ長続きせず、それらは、一時的な効果に終わってしまいます。 なぜならば、経営の8割は、経営者の思考と行動で決まってしまうからです。 私は、これまで、約24年間、中小企業診断士という立場で、数多くの企業の経営者や現場のリーダーにお会いしてきました。 そして、その会社の課題

    • 反応じゃなくて行動

       私がまだ40歳代の後半の時、まだマインドフルネスを知る前に、日暮里にある禅宗のお寺、全生庵に通った時期があります。 あさ、まだ暗いうちに電車に乗って、5時から7時まで座禅をさせて頂いておりました。 そのころは、本当によく分かっていなかったので、呼吸と共に数を数えて、3つまで行かないうちに雑念に引っ張られる。 その雑念のことが、デフォルトモード・ネットワークと知らないで、ほんとにただ、座っているだけでした。 それでも、座禅が終わると、理由が分からずともスッキリしていま

      • 意識の大転換が起こる

        「心が静か」になっていく段階は、いくつかあると思います。 まず、瞑想をして、呼吸に集中して、デフォルトモードネットワークが切れている段階。 続いて、呼吸から体の感覚に意識を移して、体を感じている段階。 そのあとで、だだ、音に集中している段階。 そして、最後に、意識を見ている段階があると思います。 ここまで深く行うと、40分~50分くらいの瞑想になります。 意識を見ている段階が最も難しいと思いますが、楽しい部分でもあります。あっという間に外の時間が経過します。 瞑

        • ハラスメントと一般化

           私の箸の持ち方は、ちょっと変わっていて、中指と薬指を使って開いたり、閉じたりします。 ですので、人差し指が余って、遊んでいます笑。 両親はあまりに気にしていませんでしたが、会社の上司に、その人差し指を指摘されたことがあります。 日本人は「箸の持ち方」にうるさいです。 箸は、ただの棒です。でも、その使い方で、褒められたり、叱られたり。 また、むかし、外国の方と一緒に、スパゲッティを食べたのですが、私は、ソースをパスタに、フォークで完全に混ぜてから食べていましたが、そ

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        経営者のためのマインドフルネス

          「聡明さ」の本当の意味

           マインドフルネスを勉強している人たちが向かっているゴールは、だいたい、以下のようなことではないでしょうか。  意識が本当に変わっていくことで、いろんな執着(不要なメガネ)がはずれて、自分の意識(プログラム)に囚われて悩んでいたことが分かり、家族や子供や財産、会社、お客様、従業員などと、どう向き合っていいのかが自然と分かり、「バランス」が取れていくこと。 そして、心が自由になって、その心を必要なときにうまく使って、バランス感覚をもって生きていくこと、、、かと思います。

          「聡明さ」の本当の意味

          自分の子供への愛は執着になりやすい

          私たちは気が付かないうちに、執着して苦しんでいるということのようですが、お釈迦様は、「自分の子供への愛は執着になりやすい」とおっしゃっています。 「私には子がある、私には財があると思って悩む。しかし、既に自己が自分のものではないのに、どうして、子が自分のものであろうか。どうして財が自分のものであろうか。」とおっしゃっています。 しかも、そこに、前回ご案内した「家柄」という評価軸が絡んで来たらもう大変です。 子供は、母親の肉体から分離して生まれたわけですから、その血のつな

          自分の子供への愛は執着になりやすい

          家柄というメガネ

          先日、師匠のところで、また、数名でマインドフルネスの復習をしました。テーマは、「自分はどんなメガネをかけているか」です。 自分が掛けているメガネはなかなか分からないもので、自分自身が第三者的になって自分に問いかけたり、コーチ役に問いかけてもらったりして、メガネ(気が付いていない自動プログラム)を発見していきます。 一体、何個メガネをかけているのか。 分からないほどかけています。いいメガネならそのままかけ続けるのが良いですが、人生にあまりよくない、悪いメガネをかけているこ

          家柄というメガネ

          好きをビジネスにするには。

          私は、2週間に1回、マインドフルネスの師匠のところに行き、これまで習ったことを、繰り返し、おさらいしています。 もう、学び直しは4回目になります。 同じ内容を習っていても、師匠も進化されていて、自分も進化していて、同じテーマでも、前回、聞き流していた言葉とか、新たな気づきが起こったりとか、学習の度合いが違います。これがマインドフルネスの深いところだなと思います。 私はスタートして約2年経過して、国際コーチ協会認定のマインドフルネスコーチの資格をいただけました。その間にい

          好きをビジネスにするには。

          お金という幻影との闘い

          日経平均がバブルのときを上回ったようです。 私はあまり株式はやらないので、バブルのときも儲かった経験はありませんし、今回も、それに恩恵を受けているということもありません。 ちょっとずつ積み立てているぐらいで、投資にほとんど興味がありません。なぜかというと、やれば、そっちに時間を引っ張られるのが分かるからです。それに時間を費やすのは、過去の経験から、ちょっともったいないなぁとどうしても思ってしまうので。 でも、投資は否定はしていません。いろいろと情報をゲットできるので、そ

          お金という幻影との闘い

          「葉隠」から学んだこと

          「全人的な人生」 これは、三島由紀夫が愛した「葉隠」という書物から、私が、この部分はマインドフルネスに通じると感じた部分の言葉です。 「葉隠」は、武士道の代表的な書物で、江戸時代の鍋島藩士・山本常朝(じょうちょう)が口伝したものを田代陣基が筆録したもので、「武士道といふは、死ぬ事と見付けたり。」という、有名な一句があり、一見、少し急進的と捉えられるような書物です。 その中に、「物が二つになるが悪しきなり。」で続く文章があるのですが、そこで、三島由紀夫は、「全人的な人生」

          「葉隠」から学んだこと

          なかなかありたい自分にたどり着かない

          「ニュートラルな自分」の記事で、過去の好き嫌いによって、いまの自分が出来上がっている話をしました。  過去のプラスの経験やマイナスの経験、ニュートラルな経験があって、重くなったり、軽くなったりして、心は複雑に構成されていると言われています。  だから、自分はこうありたいと思っていても、自分の中に積み重なっている、これらの体験からのプログラムが働いて、着手しなかったり、着手に手間取ったり、遅くなったりして、なかなかありたい自分にたどり着かない感じです。  また、その道筋で

          なかなかありたい自分にたどり着かない

          ニュートラルな自分

          私たちが何かを判断するときは、「好き」「嫌い」「どちらでもない」の3種類があると言われています。  心は磁石みたいなもので、気に入るとピタッとくっついて、そうでないと離れたり、あるいは、どっちでもなくて単独であったり。 それが、自分では気が付いていなくて、くっついてはいけないものとくっついたり、離れてはいけないものと離れたりして、結果、どうやら、苦しんだりしているようです。  ゲームにハマっちゃっている場合なんかは、もう、離れられない強力な磁石に吸い寄せられている状態な

          ニュートラルな自分

          いまを天国にする。

          僕たちは、常にストレスを感じ、さまざまな問題を抱えて生きています。 つらい思いで、死にたい、どうしたらいいのか分からなくこともあるかも知れません。 でも、死んで天国に行くのではなくて、いま、今回の人生で、極楽のような喜びと平和があるようにすると良いと思います。 でも、なかなか、そうはうまく行きません。 なぜならば、自分の欲で心と体を使ってしまって、それで、体が病気になったり、相手のことが分からないので人間関係がこじれて悩みを抱えてしまったりするからです。 こういうこ

          いまを天国にする。

          優しく、気づく

          人は、心の働き(デフォルトモード・ネットワーク)に属していて、本当の自分に属していないことがほとんどです。 心は自分ではなく、思考は自分ではないというのが、マインドフルネスアイデンティティの考え方です。思考はただの役割です。 でも、普通の状態では、周りからの影響も含めて、この思考を自分の人生だと思っています。 本当の自分に還るためには、これまで生きてきた記憶をさかのぼって、その1つ1つの原体験を解放していかなければなりませんが、1つ1つの原体験を追っていくことは気の遠く

          優しく、気づく

          自分はどんなメガネをかけているのだろう。

           過去に、何か感情が揺さぶられる原体験(情動記憶)があると、プログラムが出来て、それが、自分には意識化されないで、物事を判断したり、行動したりしてしまいます。 失敗の体験など、よく悪いことだけを取り上げられて考えられがちですが、幼いころの成功体験など良い情動記憶によるプログラムもあります。  例えば、私は、昔は気が付いていませんでしたが、お客様から宿題や課題が来ると、隅から隅まで、完成度が高いと自分で思っている方法論で必要以上に、一生懸命にやって、お客様の期待に応えます。

          自分はどんなメガネをかけているのだろう。

          内部の時間を長く感じるようにすると仕事が捗る。

          マインドフルネスの瞬間は、外で流れている時間が早く感じられ、自分の精神状態の時間はゆっくり流れるというお話をします。 プレッシャーを受けると、早くそこから逃れたいので、「やらなければ」という思いになり、不安とストレスが増して、内部の時間は短く感じます。実際に流れている時間はいつもと変わらないのにです。 とくに時間に追われるプレッシャーの場合は、時間が気になるので、それに意識が集中し、自分で気が付かないで、「時間はないものだ。」と、頭の中で時間を短縮している状態になっていま

          内部の時間を長く感じるようにすると仕事が捗る。