畑中修司

中小企業診断士のお仕事で、ファッション関連や理美容室経営の支援、国際コーチ協会認定マイ…

畑中修司

中小企業診断士のお仕事で、ファッション関連や理美容室経営の支援、国際コーチ協会認定マインドフルネスコーチをしております。趣味は温泉♨️と日暮里の居酒屋巡りです。ワンコ、ニャンコが大好きです。

最近の記事

  • 固定された記事

経営者のためのマインドフルネス

いろんなマーケティングを駆使したり、組織を勉強してチームワーク力を上げるなどを行ったりして、経営者は、売上高のアップ、人間関係の修正などを図ります。 しかし、経営者やリーダーの考え方と行動が変わらなければ長続きせず、それらは、一時的な効果に終わってしまいます。 なぜならば、経営の8割は、経営者の思考と行動で決まってしまうからです。 私は、これまで、約24年間、中小企業診断士という立場で、数多くの企業の経営者や現場のリーダーにお会いしてきました。 そして、その会社の課題

    • 高い目標を掲げながら承認ラインを下げる

      みなさん、やりたいことの目標を決めて、それに向かって行動できていますでしょうか。 私はなまぐさで、すぐにくじけてしまう方で、くじけて、長続きしなくて、中途半端なものがたくさんあります。 例えば、学生のころ、絵を描こうと思って、画材を買って、油絵の先生について習いましたが、引っ越しでくじけました。 長渕剛に憧れてギターを始めましたが、今では、弾き方は全く思い出せず。 興味があって始めた英会話(学生のときになんとか2級まで取った)やイタリア語も中途半端で、何年も経っている

      • マインドフルになると社交性は狭まるが、交友関係は広がる

        最近、私が尊敬する、理美容室のオーナーさんが本を出版されてベストセラーになっています。 それは、「あの小さなお店が儲かり続ける理由」  サブタイトルは、「常連を作りたければ、常識を捨てなさい!」です。 この本の著者の先生は、たくさんのお弟子さんを育てて、千葉県知事からも表彰されたことがおありになるのですが、常識の逆をやって、客単価を高めて、2か月以上も予約が取りづらいお店を作り上げられました。 詳しくは、ご本を読まれると良いと思いますが、ポイントは、合わないお客様が来

        • 「感謝」で切り替える、未来へのジャンプ力

          人生は諸行無常で、ずーっと一定というのはあり得なくて、良かったり、悪かったりします。 私の仕事ですと、フリーランスのお仕事なので、仕事の契約が切れると、それはそれは、バッドニュースになります。 でも、これまで、24年間、ずっと仕事させて頂いて、ずーっと契約が継続しているクライアントは1件もありません。(関係性はずっと続いてはいますが。)必ず終わりが来ます。 大事なのは、そのときにどう捉えるかだと思います。 多角的に見てみる。 ゴールは、「マインドフルネス」であること

        • 固定された記事

        経営者のためのマインドフルネス

          いい目標

          1か月以上開きました。 今回は、「いい目標」についてです。 かつて、営業の仕事のときは、売上が目標でした。そして、なかなか売上が上がらなくて、いつも、同じところをグルグル回って苦しんでいました。いまでも、その苦しさは思い出されます。 そこから、なにくそ、先輩に追いつくぞ、負けてたまるか、という「勝ち負けパワー」で、新規に連絡したり、先輩が行かなくなった取引先を掘り起こしたりして、売上が上がるようになりました。 そのあとも、「畑中さん、ごめん。今回は注文するものがないわ

          反応じゃなくて行動

           私がまだ40歳代の後半の時、まだマインドフルネスを知る前に、日暮里にある禅宗のお寺、全生庵に通った時期があります。 あさ、まだ暗いうちに電車に乗って、5時から7時まで座禅をさせて頂いておりました。 そのころは、本当によく分かっていなかったので、呼吸と共に数を数えて、3つまで行かないうちに雑念に引っ張られる。 その雑念のことが、デフォルトモード・ネットワークと知らないで、ほんとにただ、座っているだけでした。 それでも、座禅が終わると、理由が分からずともスッキリしていま

          反応じゃなくて行動

          意識の大転換が起こる

          「心が静か」になっていく段階は、いくつかあると思います。 まず、瞑想をして、呼吸に集中して、デフォルトモードネットワークが切れている段階。 続いて、呼吸から体の感覚に意識を移して、体を感じている段階。 そのあとで、だだ、音に集中している段階。 そして、最後に、意識を見ている段階があると思います。 ここまで深く行うと、40分~50分くらいの瞑想になります。 意識を見ている段階が最も難しいと思いますが、楽しい部分でもあります。あっという間に外の時間が経過します。 瞑

          意識の大転換が起こる

          ハラスメントと一般化

           私の箸の持ち方は、ちょっと変わっていて、中指と薬指を使って開いたり、閉じたりします。 ですので、人差し指が余って、遊んでいます笑。 両親はあまりに気にしていませんでしたが、会社の上司に、その人差し指を指摘されたことがあります。 日本人は「箸の持ち方」にうるさいです。 箸は、ただの棒です。でも、その使い方で、褒められたり、叱られたり。 また、むかし、外国の方と一緒に、スパゲッティを食べたのですが、私は、ソースをパスタに、フォークで完全に混ぜてから食べていましたが、そ

          ハラスメントと一般化

          「聡明さ」の本当の意味

           マインドフルネスを勉強している人たちが向かっているゴールは、だいたい、以下のようなことではないでしょうか。  意識が本当に変わっていくことで、いろんな執着(不要なメガネ)がはずれて、自分の意識(プログラム)に囚われて悩んでいたことが分かり、家族や子供や財産、会社、お客様、従業員などと、どう向き合っていいのかが自然と分かり、「バランス」が取れていくこと。 そして、心が自由になって、その心を必要なときにうまく使って、バランス感覚をもって生きていくこと、、、かと思います。

          「聡明さ」の本当の意味

          自分の子供への愛は執着になりやすい

          私たちは気が付かないうちに、執着して苦しんでいるということのようですが、お釈迦様は、「自分の子供への愛は執着になりやすい」とおっしゃっています。 「私には子がある、私には財があると思って悩む。しかし、既に自己が自分のものではないのに、どうして、子が自分のものであろうか。どうして財が自分のものであろうか。」とおっしゃっています。 しかも、そこに、前回ご案内した「家柄」という評価軸が絡んで来たらもう大変です。 子供は、母親の肉体から分離して生まれたわけですから、その血のつな

          自分の子供への愛は執着になりやすい

          家柄というメガネ

          先日、師匠のところで、また、数名でマインドフルネスの復習をしました。テーマは、「自分はどんなメガネをかけているか」です。 自分が掛けているメガネはなかなか分からないもので、自分自身が第三者的になって自分に問いかけたり、コーチ役に問いかけてもらったりして、メガネ(気が付いていない自動プログラム)を発見していきます。 一体、何個メガネをかけているのか。 分からないほどかけています。いいメガネならそのままかけ続けるのが良いですが、人生にあまりよくない、悪いメガネをかけているこ

          家柄というメガネ

          好きをビジネスにするには。

          私は、2週間に1回、マインドフルネスの師匠のところに行き、これまで習ったことを、繰り返し、おさらいしています。 もう、学び直しは4回目になります。 同じ内容を習っていても、師匠も進化されていて、自分も進化していて、同じテーマでも、前回、聞き流していた言葉とか、新たな気づきが起こったりとか、学習の度合いが違います。これがマインドフルネスの深いところだなと思います。 私はスタートして約2年経過して、国際コーチ協会認定のマインドフルネスコーチの資格をいただけました。その間にい

          好きをビジネスにするには。

          お金という幻影との闘い

          日経平均がバブルのときを上回ったようです。 私はあまり株式はやらないので、バブルのときも儲かった経験はありませんし、今回も、それに恩恵を受けているということもありません。 ちょっとずつ積み立てているぐらいで、投資にほとんど興味がありません。なぜかというと、やれば、そっちに時間を引っ張られるのが分かるからです。それに時間を費やすのは、過去の経験から、ちょっともったいないなぁとどうしても思ってしまうので。 でも、投資は否定はしていません。いろいろと情報をゲットできるので、そ

          お金という幻影との闘い

          「葉隠」から学んだこと

          「全人的な人生」 これは、三島由紀夫が愛した「葉隠」という書物から、私が、この部分はマインドフルネスに通じると感じた部分の言葉です。 「葉隠」は、武士道の代表的な書物で、江戸時代の鍋島藩士・山本常朝(じょうちょう)が口伝したものを田代陣基が筆録したもので、「武士道といふは、死ぬ事と見付けたり。」という、有名な一句があり、一見、少し急進的と捉えられるような書物です。 その中に、「物が二つになるが悪しきなり。」で続く文章があるのですが、そこで、三島由紀夫は、「全人的な人生」

          「葉隠」から学んだこと

          なかなかありたい自分にたどり着かない

          「ニュートラルな自分」の記事で、過去の好き嫌いによって、いまの自分が出来上がっている話をしました。  過去のプラスの経験やマイナスの経験、ニュートラルな経験があって、重くなったり、軽くなったりして、心は複雑に構成されていると言われています。  だから、自分はこうありたいと思っていても、自分の中に積み重なっている、これらの体験からのプログラムが働いて、着手しなかったり、着手に手間取ったり、遅くなったりして、なかなかありたい自分にたどり着かない感じです。  また、その道筋で

          なかなかありたい自分にたどり着かない

          ニュートラルな自分

          私たちが何かを判断するときは、「好き」「嫌い」「どちらでもない」の3種類があると言われています。  心は磁石みたいなもので、気に入るとピタッとくっついて、そうでないと離れたり、あるいは、どっちでもなくて単独であったり。 それが、自分では気が付いていなくて、くっついてはいけないものとくっついたり、離れてはいけないものと離れたりして、結果、どうやら、苦しんだりしているようです。  ゲームにハマっちゃっている場合なんかは、もう、離れられない強力な磁石に吸い寄せられている状態な

          ニュートラルな自分