「やさしいね」

私がたぶん人生で一番言われている、私の人間性を表す言葉

「やさしいね」

その表現はあながち間違ってはいないとは思うものの
私の中で「やさしい」とはどんなことか言語化できずにいるので
毎回のように「これってこの人にとってはやさしいってことなんだな〜」と感じている

（こちらから気づいた場合も、相手から頼まれた場合も）私が意識していることとしては
・困っている人がいたら何か力になりたいと思っている
・自分でできそうなら自分で対応し、できなさそうならできそうな他者にお願いしてみる
ということ

一方、自分で自分の人間性を言うなら
わがままだし、頑固だし、気は利かない
きっと、こんな自分を知っているのはかなり関係性が深い人だけだと思う
自分の人間性に自信がないので、一気に開示するのが怖くてしょうがない

だから、関係性が深い人に私の人間性を聞けば、「やさしいね」も言うかもしれないが、私のどうしようもない部分だって出てくるはずだ

つまり、何が言いたいかというと、わがままだし、頑固だし、気は利かないという人間性が漏れていない人にとっては、「やさしい」という一面しか見えていないかもしれないということだ

もし、誰かに私の人間性を聞いたときに、「やさしい」以外の（どちらかというと）負の一面も出てくれば、けっこう心を開示しているんだな、そこそこ関係性が深くなってきたんじゃないかな、と私自身が確認できる

というお話